軍事行動に無人偵察機は不可欠
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防衛庁が検討している機種は、イラクやアフガンなどで大活躍の「グローバルホーク」もしくは「プレデター」だ。グローバル・セキュリティによれば米国防総省調達価格がグローバルホークで約4800万ドル、プレデターで450万ドル。同じ無人偵察機でも機能がかなり違う。グローバルホークはターボファン機で、全長13.5m、ペイロード1t。巡航速度時速600km強、巡行高度は最高2万m、航続時間は最大で35時間、航続距離は最大で約22000kmである。それに対しプレデターはプロペラ機で全長約8m、ペイロードは約350kg、巡航速度は時速約130km、巡行高度は最高8000m、航続時間は最大で20時間、行動半径約740kmである。