月: 2008年3月

一族家における投資教育~外貨投資を超えて基軸通貨変換へ

円高でやられるとはいえ、長期で考えれば、その金利差が為替で実現したことは無く、
この金利差トレードは、常勝の記録である。
外貨MMF
キャピタルゲイン非課税で、取引コストも比較的安い。
今となっては、短期で見れば為替証拠金取引が最も効率的ではあろうが、あれは”為替”に張るものであって
USDを買うものではない。税金、タイミングを誤って長期戦になった時に持ちこたえるのは難しい。
US5%、£6%、EU4%という感じの金利だった。対円の預金と比較すれば、結果として全て成功した。
一番印象的だったのは1997-8年円ドル。
126円で買い、144円で売り。
その後、数週間でまた115円まで一気に戻った。
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最も苦労したのがECU
当時は、EURがまだ無かった時代。EURの前身のECUの時代に、EURは絶対上がるという証券会社の太鼓判のもと
キャピタルゲイン期待で、為替の取引コストが高く(確か80銭)、金利も低い、欧州通貨投資を始めた。
これがとことん最悪のタイミングで1ECU=160円で初めて、ナンピンを途中で入れたものの
1EUR<1USDという地獄の時代を経て、ドイツ国債や、MMF、フランス国債とまわし続け
利食ったのは、10年経った去年である。
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ただ、この投資に関しては、私はこの当時の考え方を脱却しており、原点回帰することは無いだろう。
私が日本に居たとき
「最近、何に投資してるの?どんな戦略でやってる?」と聞かれたので
「私のポジションは今は円Longです。」と答え、面白い言い方するねと言われた。
これは「株を売ってます。ドルを利食っています。」という円中心の発想からの第一次転換期の兆候。
何度か触れているが、自分自身の仕事や住居が国を跨ぐことが出来れば、為替の見方は全く変わってくる。
日本に帰り生活することを想定しなければ、円は投資以外の保有目的を持たなくなる。
円高に触れたときは外貨投資という感覚ではなく、全力で円を利食い売りできる。
今は、通貨の取引だけでなく、基軸通貨を選択できるように自分自身の立場を持っていくことも投資
であると考えるようになった。
私の口からは
「やっぱり日本の女の子はかわいい」とか「中国の米は変な臭いがする」などという不満が出ることは無い。
なぜならば、香港を許容し、同化することそのものが投資であって、投資こそが人生最大の楽しみだからである。


一族家における投資教育 ~株式 動く時価、見える時価

私が始めて株式を見たのは高校生の時だった。
そして、その時の衝撃的な株価の振る舞いを、私は今も忘れていない。
中部電力の株式が、ばーちゃんから降って来た。
無償増資があったような古い時代から持っていたせいか端株が含まれていたように記憶している。
今まで説明してきたように時価があるような商品はそれまで経験が無かった。
当時は、インターネットも無く、証券会社に電話するか、店頭で見るしか時価を知る手段がなかった時代。
「株は、毎日値段が動く。わしは忙しいから、お前替わりに見とけ。上がってきたら教えろ。」
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1992年、あまりにも昔の話ではあるが・・・。
見始めたのは、確か、2400円近辺で、上がるときもあれば下がるときもあるなーなんて感じだった。
1993年に入るとジワジワと単調に上がり始め、2600円に到達した辺りで、私はハヒハヒし始めていた。
上記チャートの一本目の大陽線。(3月末)
この日、200円ちかく上昇し、2800円台にのった。キテるとは思ったが、私は耐えた。
そして、その数日後、さらに100円ぶち上がった。
「2900円付けてる!もう売ろう!限界だ!」
と電話すると
「慌てんじゃねぇー!半分だ。半分売る。」
と電話が切れた。
最大の陽線は次の日に訪れ、そこで残りの半分を3400円で全部売った。
グラフは分割調整済み株価で高値は3455円となっているが、3000円台は10円刻みで5円は無いので、近い水準
ではあるものの当時の値段そのものではない。2900円から3400円で500円のストップ高だったと記憶している。
今までのずっと見てきた値動きが嘘のようで、あまりにもショックだった。
自分は2900円で全部売ろうと思ったことも。
ちなみに下のグラフを見て欲しい。この3400円の高値は10年以上抜かれることは無く、去年までは
「あの3400円は今でも抜かれていない。」という自慢で話が終わっていたのだが、
去年のブチ抜きで、残念ながら13年ぶりに3400円の高値を更新されてしまった。
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アジア通貨を考える ~2つのタイバーツ

タイ中央銀行が3月3日付で資本規制を撤廃すると発表したのを受けたオフショア市場ではタイバーツが下落、
タイ国内市場の水準に近づいている。
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白がオフショアレート、赤がオンショアレート。
この背景は
タイバーツは、2006年以降の上昇を受け、2006年12月18日、短期外貨流入規制政策として
投資取引に対して、顧客の外為銀行がバーツ購入に応じる場合、投資資金の30%を中央銀行に供託することを義務づけ、
1年未満で投資を回収する場合、資金の10%が没収される。
19日の株式市場の大暴落を受け、株式投資目的の為替取引は対象外とすると、わずか1日で規制緩和した。
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タイ国内の銀行に対し、オフショアバーツ(NDF取引)を禁止する規制強化を行っていたので、タイバーツは
オンショアとオフショアが完全に分断され2つの値段がついていた。
1年以上にもわたって、10%近いスプレッドは存在していた。
今となってはもう遅いが、去年タイに旅行に行っているにもかかわらず、この取引を試みなかったのが悔やまれる。


イースター休暇

香港は今、イースター休暇です。仕事上は、あまり関係ないことですが。
日本のゴールデンウィークに匹敵するお休みモードで、会社は殆ど誰も居ません。
「今日はRMB買えるのかな?イースターで休みだから人民銀行もレート出してないかな?」
なんて話していると、硬派のL君が
「イースターは、西洋の習慣でしょう。中国がなぜ休む必要がある?イースターで休んでいるのは香港だけだよ。」
と言った。
確かに香港のドサクサ休みは目に余るものがあります。クリスマス、旧正月、イースター、ブッダの誕生日まであり
お前ら一体何者?全ての文化の休日のUniverseを取って休んでいるのではないかと思うくらいです。
しかし、その香港も正月に書いたように、年間休日数では日本よりは怠けてないのです。
一体何者?という観点で言うと、日本のクリスマスとバレンタインデーは、西洋の習慣とはを歪んで解釈し過ぎて
面白いことになってますよね。
なぜか、女が男にチョコを”配り”、一ヵ月後にそれ以上の見返りを期待するイベントとなり製菓会社の売上に貢献しています。
クリスマスは、もっと凄い。一番盛り上がるのはイブで、その日いい若い者が一人で過ごすと、もはや犯罪者扱いです。
この狂気とも思える危機感の植え付けは、Wikipediaによれば1930年代からあったらしい。
このお陰で、11月、12月はDoneしやすかった男性諸君も多かったのではないのでしょうか?
24日は、ありとあらゆるホテルに成行の買いが入るので、ホテル業界もホクホクでしょう。
24日の夜は、日本中で子作りが行われていて少子化対策にとても良いことではありますが、もう一日くらい
そのような日を作れば、さらに良いのではないかという昨日、議論をしていました。
「男と女のイベントにするには、バレンタインやクリスマスのように西洋の習慣の方が受け入れやすい。」
という意見が出ました。うーん、硬派のL君がその場に居たら、怒られそうだが、私は同意。
「イースターは、時期的にも悪くないでしょう。クリスマスであぶれた人にもう一度チャンスを。」
俺「しかし、クリスマスとの違いが欲しい。3on3のSWAPイベント。これをきっかけに鞍替えするもよし。別れるもよし。
モデルケースが必要だから藤原○香と知花が今年はSWAP!!みたいなのりでどうだ?」
「3on3にすることによる経済効果はなんなのでしょうか?このままでは3組のカップルが減る方向にしか働かない。」
俺「一対一でしかなかったTransactionが3対3になることで、より明確に比較ができ市場原理が働きやすくなる。
年一回のその日に捨てられないように、日々お互い努力するようになり、それが市場活性化につながるだろう。」
「最近、ハローウィンが日本の一部で盛り上がってるよ。」
「そうそうそう!!」
・・・、全く知らんぞ~。ホントなのか??黙っているのもなんなので
俺「日本流のハローウィンの解釈ならば、日本人はコスプレ好きだろう?男と女のコスプレイベントでどうだろうか?」
以上、イースター休暇に日本の少子化対策を考えるでした。くだらなくてごめんなさい。


一族家における投資教育 ~新発CBとIPO

中期国債ファンドから始まりMMF、公社債投信と貯蓄型プロダクトがメインだったものの我々は
株屋とのつながりを徐々に深めていった。
そんな中、担当セールスが持ってきたのが新発のCBである。
銘柄は忘れてしまったが、2つほどやって、そのうち一つは伊藤忠だった。
CB、転換社債、新株予約権付~とか色々呼び名があって複雑ではあるが、
株に転換する権利がついた債券というのが最もシンプルだろう。
その当時、CBは、株屋が新規の客のツカミに使う「必勝プロダクト」だったらしい。
公募価格の100円は明らかにオプションバリューを割安に評価して決められていたため、
上場初日の寄り値は105円超と相場が決まっていた。
そんなことを知らない我々は、マンマと株屋にツカマれたわけであるが、
CBの割り当ての絶対金額が小額だったこともあり、5%では満足しなかった我々は、
その5%の安心をテコに、数十%までは引っ張った上で利食わせてもらった。
利益で考えればねぇ。オプションのガンマを楽しませてもらったわけで。これはよかった。
しかし、ある事件を境に、一般には人気のある新発もの(IPOの株含む)は、一族家において
不合理とも思えるほど嫌われている。
2651 ローソン
このチャートを見て欲しい。公募価格7200円は実は一回も付いたことが無いというウンコIPO。
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ダイエーとの資本関係など、気になる面はあったものの、上場初日からストップ安だったように記憶している。
いきなり、損から始まって、「おぃー!そのうち上がるんだろうなぁ!」とか思っているとあれよあれよと
あっという間に半額よ。こうなると、投資家側としては、公募で買ったら最後。何もできない。
確かに初値天井なんだけどよ~。公募初日、損切り成行売りって個人には勇気のいる行動だよ。
上付いても、株屋が決めた値段信じてるだけだから、勝った気しないし、下がって寄っても売り遅れたからとか
納得できる理由があるわけではなく、投資妙味に欠けるということで今でもIPO嫌いは強く根付いている。


一族家における投資教育 ~中国ファンド

中国ファンド�、これも小学生の頃だっただろうか。
一族家は、その当初から中国の成長性に目をつけ、他家に先んじて�
というかっこいい話ではなく、チュウコクファンドと読み、中期国債ファンドという国債運用です。
中国ファンドは、今となっては、MMFに吸収され、その名前を聞くことは無くなった。
だから、証券史上に残る画期的な商品にもかかわらず、同い年でこれやってたと言う人はあまり居ない。
中期国債を中心に運用され、一ヶ月の一度の分配があり、金利水準は、銀行預金より良かった。
一族家では、殆ど全ての銀行預金を下ろし、それを中国ファンドに移す計画が持ち上がった。
当時、この中国ファンドのダウンサイドリスクについて、国債の値段が下がったら損するという感覚はなかった。
販売証券会社がつぶれる時、元本割れだろう と間違った考え方をしていた。
国債で運用しているため、持ちきれば、必ず元本は戻ってくる。取り付け騒ぎが起きて
無理矢理売ると、Durationが襲ってきてやられるという意味で正しいのだが。
数件の元本割れの事例(類似商品のMMFを含め)があるが、それは実際につぶれたか、噂による取り付け
騒ぎが起こったことによる。ただ、結果は、騒ぐほどのやられでないし、その直前に異常な金利をつけていた
時点で投資家側が気づくべきであったはず。
そして、中国ファンドのダウンサイド以上に、銀行の預金者還元の低さに疑問を持つべきだろう。
世の中のバリエーションはさておき、一族家では、銀行預金は、かなり”割高”と判断し、
計画は、中国ファンド、MMF、公社債投信という債券型ファンドに投資するという方向で実行された。
一族家における銀行の役割は、日々必要な”小金”を入れておく決済機関に成り下がった。
私の銀行に対する”蔑み”はここから始まっている。
日本の銀行は、投資家を相手にしているビジネスモデルでは無いので、しょうがないのですがね。
そのクセ生意気に、投信を売ってたりするからチョイと嫌がらせしてやりましたよ。
「このインド株投信は、ADRですか?それともインドに上場されている株が入っているのですか?」
もーう、窓口のネーちゃん、顔色真っ青になってたから、担当のオジサンが出てきた時点で
「ここは本店の投信窓口ですよね?御行で売ってる商品について聞いているのにどうしてすぐ答えられない!?」
と追い討ちしてやった。
それともう一つ。
株屋の中には、こんなヤツもいる。「銀行落ちたから、証券会社に来た。」
結構良く聞く話だが、この場を借りて、あえて言おう。
てめーは、銀行で決済でもやっとけ!
神聖なる株式市場から退出せよ。


一族家における投資教育~税金と名義

一族家では、相続・贈与税がらみのネタが夜な夜な真剣に議論されていた。
一般家庭では、このような話題を口にすると、親御様が
「自分が死ぬことを想定して、生前贈与なんて言語道断。わしゃピンピンしとる!
貴様に残す金など一銭も無いわー!このボケッ!」
と怒られることもあるらしい。
そこで出てきたのが割引金融債
 ワリコー、ワリチョー、ワリトーと呼ばれた、今は無き興銀、長銀、東京銀行が出していた
 無記名式の割債である。
 キャッシュを銀行の貸し金庫に突っ込んでおくこともできるが、それは金利が貸し金庫代分
 だけマイナス。
 一方、割引金融債は金利が付き、紙一枚で1万円額面から上は一億円近くまでありコンパクトにまとまる。
 これ、許されてたんですよ。昔は。名前、住所、ハンコ、保険証一切不要。
興銀に金持ってくだけで証書くれるのよ。
すごいでしょ?
 しばらく、金を名義不明のまま、眠らせておいて利息がつくという。
 (この利子は課税対象(18%でちょいと有利)で、最初の買い付け価格に織り込まれています。)
一時払い養老
 マル優という言葉をよく耳にした。利子に対して20%のIncome Gain Taxが徴収されるらしいと。
 基本廃止になったマル優は、実は今でも一部残っている。
 障害年金・児童扶養手当受給者(母子家庭)は受給者1人につき350万円までIncome Gain Tax非課税。
 この低金利下では、あまりおいしくないが、高金利になった暁には、年金資産分与離婚ならぬ
 マル優離婚が勃発してもおかしくない。
 尤も、経済合理性を求めるなら、相手の女性には結婚せずに母子家庭になっていただき、
 児童扶養手当、生活保護、公団住宅優先権をふんだんに行使しながら、自分の名義の
 ベンツを乗りまわしてもらうのが、一族としては、家庭の主婦で安住されるより潤う。
 話を一時払い養老に戻すと
 これは生命保険であるから、貯金ではないという触れ込みで、実質貯金と殆ど同じエコノミー
 を保険ビークルに載せる事で租税回避するという商品であった。
 5年を超えると生命保険とみなすということで、きっかり5年超の商品ばかり一杯あった。
加えて50万円以内だと非課税だから、名義分散はこういう時に役に立つ。
 「6%だろ?銀行金利に直したら、7.5%と等価よ?」
 と利回りはこんな感じのレベルでした。
 それに加え、当時はこの保険の競争が厳しく、各社が競って高金利を出していた。
 実際詳細は覚えていないが、おそらく、各社のクレジットリスクは取っていたのだろう。
 弱小保険会社ほど、逆ザヤの温床を増やしたがるスパイラルでかなりな高金利を提示していた。
 そんな中、今は無き千代田生命の一時払い養老に手を出していた。
 破綻が噂され始め、一族家では殆どが無事償還を迎えたが、数本は、支店長の「わが社は大丈夫です。」
という太鼓判を押しのけ、強引に途中解約した。素晴らしい相場観だ。
実は、投資一族というWebの名前の由縁はこの投資である。
株式バリエーションだポートフォリオ理論だも良いが、実戦では税制が絡む。
消費節約から節税を駆使した一族投資は一族の資産をMaximizeすることに
基を置いている。
悲しいことに、一族の中でも、これを理解している人間は少ない。
私の妹は、幼少の頃、親の財布から金を盗んだ。
一族資産運用に携わる人間としてあるまじき行為であり、私は一生忘れることはない。
この盗みの手口も実に、こすずるかった。
妹と私が母君に呼ばれた。母君が我々に訊ねた。
「私の財布から金を抜いているヤツがいる。一度にまとめてではなく、十円百円単位で
何回かやっている。こんなことを親父がするはずが無い。お前ら二人のどっちかだ。
誰だ?」
数十円ならバレない?
そんな、アマくねぇって。俺は子供ながら、体で知ってたよ。


一族家における投資教育 ~貯金と金利

ついに1USD=100JPYを割り、ぶち下がる株式市場を横目に、まだもうちょいこのトレンドが続くと思うので
お楽しみは後で取っておくこととして、現時点で触れるのは止めときましょう。
原点回帰の上海旅行を機に、投資の原点を振り返るという意味で、幼少の頃を思い出してみようと思う。
小学校一年生
月に一度のおこづかい制が始まった。一ヶ月200円。
母君が言った。
「この金をどう使おうが自由だ。毎月200円使うもよし。何ヶ月か貯めて高額のものを買うもよし。」
私には妹が居るが、同じ環境下で教育されたにもかかわらず、このこづかいの使い方は
小学生にして既に違っていた。
私は小さな買い物はしなかった。妹は、もらったその日に全てを使い、家に置いてあるような駄菓子を買っては食べていた。
これを見てまた母君が言った。
「ここに通帳がある。この数値を見ろ。ここに利子とある。使ってしまえば何も残らないが
金を銀行に預ければ、一年後には自動的に金が増える。」
続けて言った。
「正確には銀行より郵便局の方が利率が良い。だけどそのことは友達には言うな。
この街は銀行員が多い。そんなことを言うと友達も気分を害するかも知れん。
こづかいが1000円たまったら、私が郵便局にあずけてやろう。1年放っておけば金が増えるぞ。」
お年玉やこづかいを郵貯に突っ込んだねぇ。
増えていく残高と4月1日に記帳される利子を見て嬉しかったなぁ。
当時は普通預金で4-5%程度あった。
次に母が出してきたのが、民間銀行が「絶対マネできない」吠えた郵便局10年定額貯金。
(半年後から行使可能なAmerican Swaption付10年国債みたいなもの。)
確かに恐ろしい商品で、10年は利回りが固定で回る。
解約は6ヶ月間はできないものの6ヶ月以上経つと元本保証で解約できてしまうという。
これは桁をさらに上げ、1万円単位で突っ込んでいたものの
1990年代後半に満期を迎えた10年定期は、6%超で回り続けていた。
ピーク時は、8%超で、10年で2倍のリターンだった。
今の超倹約型のライフスタイルはこのようにして培われたのだと思う。
ケチと言われる事にたいして、母君を恨むことは無い。
なぜならば同じ環境で育った妹が私とは対照的な金使いをしているので、これは先天的な性格
がもたらした必然であると考えている。
マルサの女で、山崎勉が言った。
「水が一滴づつ、グラスにたまる。貧乏人はグラスにたまった水を飲んでしまうだろう?
俺は違う。グラスいっぱいになるまでじっと待って、あふれてくる水をなめるんだ。」
なかなかお気に入りの台詞です。


モンコックで格闘DVD

昨日のPartyで知り合った男が、ブラジリアン柔術の現役ということで、格闘技話に花が咲いた。
コピーは、モンコックの信和ビルの2Fで手に入るということで早速行ってみた。
日本のツタヤより、総合格闘技は充実していており、UFC(Ultimate Fighting ChampionShip)も沢山ある。
結構、買ったけど、UFC面白くネーな。当たりは、山本KIDとRickson Gracie特集だけ。
年末のマサト(漢字がわかんねー)戦は、感動したので、もう一度見たくて。
体が小さいのに、深い踏み込みと体の移動、伸びるパンチは見ものだ。
Ricksonの超人ボディも見ごたえがある。動く腹筋はマジですげぇ。
この前、6つに割れた腹を自慢したら、あっさり
「それは、痩せているからですよ。私も脂肪が無ければ割れているんです。」
と言われてしまった。
おっしゃるとおり! 確かに鍛えてねー。
次は天才タイソンのDVD買っちゃおうかな~。200HKDも、したからついついヒヨってしまった。


上海旅行 最終日 ~株式投資の原点 地場証券にて

今回の上海旅行のテーマは「原点回帰」
預金、ハンドキャリー、両替など、株式投資以前の段階についてこれまで触れてきたが
最終日はその原点回帰の最後を飾るにふさわしい「証券会社見学」で締めくくりたいと思う。
中国の証券会社では、
投資家が開店前から、列を作り、開店ともに開くシャッターを潜り抜けて中に入っていくほどの熱狂だと聞いている。
それを見たい。
上海在住5年の日本人の方に「それは、地場証券で無いと見ることができない」というアドバイスを頂き、
その方の案内でその熱狂を見てきた。
薄暗く、煙草の煙がモウモウで、カーペットなんか無い床には吸殻。
所狭しと並べられた端末、電光掲示板とベンチ、殺気立った顔立ちの投資家達の株話で騒然としている。
何百銘柄もの株価の推移を示しながら、忙しなくチカチカ光る電光掲示板。
各端末には投資家達が肩を並べ、一斉に食い入るように株価とチャートを見つめている。
VIPルームがあるのだが、端末を座ってみることが出来るというだけの簡素なものだ。
ほとんどが年寄りだ。金を持っているようには見えない。
財務諸表?バリュエーション?そんなことを考えたことがあるような人達には見えない。
百聞は一見に�ということで、これ以上、書いても意味が無いだろう。
株価は数値ではなく、人間そのものの一次元空間への射影である。
それを体感するに、これほど適したものは無いとだけ言っておこう。
似て非なるものだが、俺も日本で、電光掲示板の前に立っていた。
電光掲示板を支店から取り除き、新人研修で日銀見学をしている日本の証券会社は、実に嘆かわしい。
株価ではなく、それを作るナマの投資家を一度は見つめるべきだろう。
そこには、投資の原点である投資家の渇望がある。
株屋としての誇りと魂を忘れてはならない。


上海旅行 3日目 ~上海でブラス

murakami氏が指揮る上海のブラスに遊びに行ってきました。
氏の指導は昔と全く変わらず、非常に懐かしかった。
楽曲をよく聞き込んでいることが伝わってくる論理的な趣向とトロンボーンの替えポジテク。
なめてかかるとヤバイ懐かしの「ディズニーメドレー2」もやった。
名前からしていかにもチャラチャラした感じだが、実はかなり難しい。かつ大曲。
にしても、このブラスは、練習の仕方や組織のあり方が、俺が仕切る組織とあまりに対照的で面白かった。
俺が大学時代にやっていたアンサンブル、地元で仕切っていたバンド、もしかしたら仕事もそうかも。
例えば、できないところを改善するのが練習であるべきだが、(ホントおっしゃるとおり)
俺「今のところ良いねぇ。もう一回聞きたいなー。ピッコロは全員の上にカキーンと乗っかる感じで。」
ピッコロ奏者「カキーンってなんですか?」」
俺「んー?チョンと乗っかるのと違うのよ。カキーンと乗っかって欲しいわけよ~。」withジェスチャア
みたいな非論理的指示と自分のお気に入りのフレーズを中心の練習。挙句の果てに
俺「ここ、出来も悪いし、俺あんまり好きじゃないからカットしちゃおうか。」
(練習してねぇんだから、あたり前の結果なのだが…)
バランス、スタミナ、各人の実力は全く考慮しないで選曲し、できそうもないと、編曲者に頼んで、
曲を若干変えてしまう。
上海のブラスでは、入団届や団費回収の一面もあったが、俺が仕切ってたバンドは当然そんなものは無い。
入団資格は、楽器持ってればOK。毎週やってっから好きなときに来い。
団費の運営も超ドンブリで、ギャラは俺が総取りし、譜面のコピー代や打上費に当てていた。
ギャラが尽きると打上は有料になる。
上海のブラスは、普段の練習でも30人以上が集まり、私が現在所属する香港バンドより年齢層が若い。
人数・若さ、この点を追及されると香港はつらい。
若さには、致命的な原因がある。香港の大学はあまり有名ではなく、外国から留学にくる学生が少ない。
北京にしても上海にしても、大学時代に留学して気に入って、そのまま職場も・・・みたいな流れが多い。
駐在員とバブル期OLの残党しか居ない香港と比べると圧倒的に若い。
管弦楽コピーCDにしても、音大が無いという教育機関の弱さを叩きつけられた感じだ。


上海旅行 2日目 ~芸術と文化の都、上海(対香港比)

食通murakami氏の案内で昼飯は、
中国マグロブームの総本山「tenya」天家で炙りマグロ丼。
香港の「どらや」も味はひけを取らないと思うが、店の外観・雰囲気は圧倒的に負け。
しかも、値段は80RMBと、「どらや」とほぼ同じ。
そして、そのまま隣にあるマッサージへ。
green massageというマッサージというよりほとんどspaみたいな雰囲気の店だったが料金なんと70分130RMB。
うーん、シンセンの方が安いけど、ありゃ”マッサージ屋”でspaじゃないからな。
この前香港で行った300HKDのマッサがより綺麗で、130RMBは破格かもしれん。
物価はこうして考えるとやはり香港は高いかもしれない。
豫園の見学
中国カラーを全面に押し出しまくりの観光地。私は全く知らなかったが、結構有名らしいのでここでは書かない。
香港は何かな~?黄大仙だと規模的に負ける。とにかく国土が違うから規模で香港が勝つのは難しい。
それから写真には写らない名物をみたよ。上海名物、中国のおばちゃん。
氏とタクシーに乗ろうとして後部座席を空けたら、おばちゃんダッシュで、助手席を開けて、タクシーに乗り込み行き先を告げた。
目を丸くしている俺に対して、「してやったり!」と得意げな顔を向けている。参りました。
喫茶店でmurakami氏と話している中で、音楽の話になった。
聞けば、世界の有名オーケストラの来る頻度は、かなり高く、東京に勝っているかもしれない。
料金もそれほど高くないそうだ。(高すぎる料金->需要が無い->民度が低いという文化ファクターになる。)
1年前にウィーンフィルが来るといって騒いでいた香港の比ではない。
では、この欧州の伝統と中国文化の融合の産物、コピーCDはあるかどうか聞いてみた。
ある。上海には音楽大学があり(音楽学院)そのそばに。
音楽之響唱片店 http://www.disksea.com/
店名は、日本語の漢字が無くて書けないが http://www.kalase.cn
管弦楽が好きだけど、外れ物に金を出す気は無いという諸君には朗報だ。
というより歌謡曲は、どうせ一種類しかないから曲目が決まっていればリスクは無い。
管弦楽は、曲が一緒でも演奏がかなり違う場合が多い。
3000円出して買ったCDが気にいらないと悲しくないか?ここではそれが10RMB(150円)だよ。
上海旅行した際には、立ち寄る価値があるだろう。
上のaddressから漢字住所もたどれる。
夜ご飯は、中華あまり好きではないmurakami氏がacceptできる数少ない中華レストラン。
上海は本土なので香港より、ど真ん中中華でキツイのが多い中、日本人でもおいしく食べられる味だった。
3日目に氏のsupport無しで行った昼飯は、食べられないことは無かったが、確かにきつかった。
我が愛する香港、世界一の香港、今まで何の不満も感じたことは無い。
だけど物価はやはり若干高く、芸術的要求には弱い。


上海旅行 1日目 ~バブルと貧困

今回の上海旅行は、上海在住のmurakami氏を訪ね、氏に色々と案内をお願いしました。
murakami氏、どうもありがとうございました。
空港からホテルまでのタクシー
 いきなりやられた。murakami氏からは150RMBと聞いていたが、エライ勢いでメーターが上がっている。
 途中でmurakami氏に電話で確認したら、150RMBのはずで200RMB以上はおかしいとのこと。
 時間も無いし、243RMBだから、連れと割れば、ダメージ半分でまーいっかということで黙って払っちゃいました。
 金融機関以外には俺もアマイか?
白タクチェック法
 料金を払う前にレシートをもらう。これ基本らしい。それはできていたのだが、
 今手元にあるのを見ると在号みたいな漢字のところに車体番号が書いてあり、A・V0000とある。
 これは絶対無い番号だから消費者センターに問い合わせても無駄ということ。
 しかし、裏を返すと、恐ろしき中国政府が、ボッタクリタクシー撲滅に動いているため車体番号さえチクればかなり戦えるそうな。
murakami氏と無事会う事ができた。いきなりタクシーの運ちゃんと中国語で話した氏に対し驚き。
同じ在住1.5年にして、俺の5分でバレるハッタリ広東語とはレベルが違う。
香港と違い英語がほんとに通じないから話せないと本当に困るそうで。
バブリーな夜の街の中、子供の乞食、つばを吐く人、名物手鼻も歩いてわずか15分で遭遇。
子供の乞食はあまりに気の毒だったので、つい2RMB募金してしまった。
バブリー中国が今回のテーマだということを理解してくれた氏が用意してくれたお店Moon Sha
外灘の夜景を見渡せ、革張り真っ赤なソファー椅子。
普通の飲み屋なんだけど、見かけは俺のイメージするところの高級キャバレーだな。赤のソファーよ。
コース料理の値段も400-800RMBまで随分幅広い。
800はいわゆる見栄っ張りのための見せ玉で、高い値を見せて安い物を敬遠させる手法だとか。
個人的な話が多かったので、ここでは割愛するが、私の相場観との対決があったので
私「RMBの3年定期を考えている。5.4%は香港のRMBと比べてあまりに魅力的だ。」
「3年?長過ぎる。万博も終わるし、中国の景気は持たないだろう。金利はしょっちゅう変わるから
3年固定はリスクが高い。」
景気は悪くなってもCashは大丈夫だからその点はOKなのだが、確かに
この半年で1%、1年で1.7%ほど、3年定期の金利は上がっている。
よし、全部一気に3年は待とう。というよりそもそも定期は3月いっぱい待ってみてもいいな。
テーブルそろそろ変わりそうな雰囲気あるし。
イヤーなコメントが
「そういえば、口座から意味不明に17,000RMBが無くなってんだよね。小さな金額ではないから
使ったならば記憶があるはず。どうしてだろう?」
おーぃ!不安にさせることを言わんでくれぃ。これは徹底追求してどうなってのか聞くべきだろう。
その後は、バブリーナイトクラブ(ディスコ)に行った。白人比率高し。
氏が苦々しく言った。
「ここでは日本人はもてないよ。欧米人と仲良くしてるとカッコいいという価値観を持ってる中国人が集まってくる場所だ。」
うーん、是非、私の同期のL君を紹介したい。彼はきっと同意見だろう。


上海から帰ってきました ~金融トランザクション総括

やっぱり、香港は暖かい。上海の意外な寒さに驚きました。
まず、中国に、持ち込める現金ですが20,000RMBです。
 それ以上は申告が必要です。と機内でもらった入国書類に書いてある。
 知らねぇーよ、そんなことは。事前に言ってくれー!
 嫌ーな予感がしたので、飛行機の中でカバンのさらに奥底へキャッシュをしまう。
 空港はガラガラにもかかわらず、入国審査以降の税関は素通りというザルな状態。
 なんだよ~。
キャッシュを持ち歩きたくなかったので、ついた翌日の午前中、早速、ICBCへ。
一個目の支店 南京西路 フェラーリショップの前
(漢字でフェラーリだぞ。標識でつぶれているが、法拉利って書いてある。その横はマセラティと読める。)
ferrari_dealer.jpg
行員は、おばちゃん二人で、英語も話せない。
お客様がたまたま英語が話せる人で、通訳してもらったが、ここでは預金できないとのこと。
2個目の支店

バブリー、メリディアンの裏にある支店で、ここは若い英語の話せる女性も居る心強い支店。
話には聞いていた銀行にいる怪しい両替オジサンもいた。「ジャパニーズ??レンミンビー?」
などと意味不明なことを言っていたので「不要(ブーヤオ)」とかましておきました。
ようやく無事預金できました。
が、私のICBCは上海のカードではなくシンセンのものなので、なんと預金に手数料がかかり50RMBのロス!
イテェぞ、こらァ~!
しかも、預けすぎて遊び金が無くなり、翌日金を下ろしたら、1500RMBに対してなんと15RMB!
おーぃ!
儲け過ぎだぞICBC。割高だけど株買っちゃうぞ。まったく。
さらに、中に置いてある、HKD to RMBの交換は省が違うから出来ないだと。
省を跨ぐと、全てが変わる中国ではよくある話のようで、中国移動の携帯でも料金体系等が省ごと。
あきらめきれない為替取引について、最終日に外灘にあるICBC上海の総本山で、もう一度確認。
やっぱりダメだったけど、行く価値はある。下のような外見だけでなく、内装も超綺麗。
怪しい両替オジサンなど入る余地は無い。
華麗なる一族というドラマのロケもこの近所であったようで。銀行周りしているうちに自然に中国バブル見学できましたよ。
shanghaigainan.jpg
最終日、ホテルの料金をクレジットカードで精算したら両替レートはなんと
1.132006HKD=1RMB
テメー、ボリやがってこのヤロー。3%も抜いてるじぇねーか!!
もーう、中国でクレジットカードは絶対使わん!!


旅行(出張)準備備忘録

明日はいよいよ上海に向けて出発だ。旅支度に必要なことをまとめておこうと思う。
1.必須
パスポート&香港ID
クレジットカード(現地通貨か売りたい通貨決済)
現地の銀行カード(持っている場合)
携帯&充電器(USB経由ミニ)
2.お勧め
ボールペン(入国カード等の記入に使える)
お気に入りWeb siteのInternet addressのメモ
Airport Express (Round Trip Ticket Voucher)
現地通貨(前回の残りの小銭)
着替(ビジネス、下着)
名刺
3.オプション
歯ブラシ&歯磨き粉(大きすぎると空港で没収されるリスクあり)
ゴシゴシタオル(ホテルには100%置いてない)

任天堂DS (充電する必要がある場合は変換機も)
男の身だしなみ
これだけ書いても、着替以外は実質荷物にならないので後悔しないよう全部持ってけ。
なんか他にあったかな?旅の前にこれだけ見とけば困らないようにしておきたいな。


Lookback 神なるTrade

今日も下がるねぇー。特に日経。中国Aはこんな相場でも上がってる。上海旅行が楽しみだ。
あー、売っときゃよかったなんてため息が聞こえる中、デリバティブを使った最高の投資法をご紹介します。
最安値で株を買い、最高値で株を売る。
 素人はチャートを見て、周期に沿って売買すれば、株は勝てるとかわけのわからんことを言うが
 どこが最高値かなんてのは、最高値更新中は”Lookback”しない限り絶対にわからない。
みんなが憧れる最高値売りができるヤツは、これ、すなわち投資の神様。
神様になれる方法。実はあるんですよ。(これセールストークで使えないかな?)
なんでも可能にしちゃうのがデリバティブの素晴らしいところ。Lookback Optionを買って下さい。
よく値段を聞かれるが、一回も実Tradeを見たことありません。
そんなLookBackも良く見ると結構定義が複雑でして、その中でもこんなLookBackの値段を聞かれたら、
顧客、セールスはオーダーを理解してない証拠。ドヅメしてやりましょう。
LookBack Option
1)Floating Strike Call
  期間中最安値で株を買えるオプション。
  Strike=Min(Stock Price)<-期間中最小値で設定する。   もしStrike=Max(Stock Price)だと常に0、最高値で株を買う権利に価値は無い。 2)Fixed Stike Call   Strikeで買って、最高値で売ったことにできる権利。   Reference Price(Payoffに使用する株価)はMax(Stock Price)   もしReference Price=Min(Stock Price)だと    OTMは常に0。    ITMは、Fixed Strike Lookback Put Spread 現値ーStrikeに帰着。     3)Floating Strike Put   最高値で株を売るオプション   Strike=Max(Stock Price)となる。    もしStrike=Min(Stock Price)だと常に0、最安値で株を売る権利は無価値。 4)Fixed Strike Put   Reference Price=Min(Stock Price)   もしReference Price=Max(Stock Price)    OTMは常に0。    ITMは、Fixed Strike Lookback Call Spread 現値ーStrikeに帰着。 神になってみませんか? そんな時は、弊社までお電話を。


投資のプロの成績

日経新聞に日々の雑用に追われるプロとしてのファンドマネージャーとは?
と疑問調で書かれていましたが、私の見解としては、プロの定義は単に金をもらうかどうかだけであって
勝ち負けは関係無いと考えているので、何を今更という印象です。
また、ファンドの成績一覧が載っていましたが、これもひどいねぇ。投資のプロの運用結果。
純資産200億円以上で2000年2月以降から運用されているのはわずか16本。
そのうち、Indexに勝ったのは5本だけのようです。
長期投資? 徹底した企業調査に基づく投資?
いやー、実に素晴らしいよ。

ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理 ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
バートン マルキール 井手 正介

日本経済新聞出版社 2007-05-25
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Index投信の大御所が書いたずいぶん前に読んだ本なのですが、この本にとってもお気に入りのくだりがあります。
それは、チャーチストに対する挑戦状。
本が手元にあるわけではないのですが、確か内容はこんな感じでした。
私はサイコロを使って、チャートを描き、チャートが好きな友達に見せた。すると彼は、「おー、これは絶好の買い目だよ!」と言うので、「これは私がサイコロで書いたグラフなんだよ」と言ったところ、彼の反応は決して良いものではなかった。
うーん、マルキール�、なかなか性格が悪い。なんだか仲良くできそうな気がしますよ。
本の中でアクティブファンドもギッタンギッタンに斬りまくってましたが、確かに彼を否定することは難しい。
こんだけ言っておいて厳しいですが私はアクティブ派なのです。
私なりの答えは
Indexは夢が無い。100倍リターンは相当難しい。ただ、個別株投資においても、100倍銘柄の選定もさることながら、売らずに持ち続ける我慢も同様に難しい。読者の中で、今の持ち株で含み益は既に100%(2倍)を超えているが、まだ売らずに持ち続けている株があるという人は居るだろうか?
また分散投資してしまっている場合、自分の総アセットが100倍になるのはもっと難しい。
もう一つIndex Fundの一般に見た場合の欠点で銘柄入替のコストがちょっと気になります。
Index Fundは機械運用なので、Indexの組入計算開始日に株を買い付けます。
一方、Indexに採用が決まった瞬間に株を買い、計算開始日に売るという動きも見られます。(俗に言うコバンザメ法)
そんな動きがIndexに与える影響は軽微であると言われそうですが、これを投資理由にしている飯を食っている人が隣に居る環境だと盲目的にIndex Fundを買うのも心理的に難しい。
私が読んだ時は、こんなカバーでしたが最新版は違うようです。
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