Bintan.jpg
タナメラフェリーターミナルから出発し、ビンタンまで1時間弱で、往復で60-70SGDくらいなので、殆ど香港のマカオ
感覚で遊びにいけるわけですが、ビンタン(インドネシア)の入国審査時にいきなり差別発動でした。
客層というか客の国籍は去年行ったコタキナバルのホテルと酷似しており、中国・韓国・日本が多いのです。
もちろんシンガポールが最多でしょうが、言語と見かけは中国なので区別はつきません。
私たちは、フェリー降りる時に、我先にと争って出口に駆け寄ることは無く、誰よりも遅い最後発でフェリーを後にした
ので、入国審査の列は、当然ながら最後尾になりました。
すると係員らしき人が「国籍は? シンガポールドルを持っていますか?」と英語で聞いて回っています。
ついに私たちのところに来たので、私が、「Japan.Yes,I have.」と答えたら、
You are friend.I like you.
と意味不明なことを言い出し、「こちらへどうぞ」と案内されました。並ぶみんなを横目に私たちだけが特権階級で
並ぶことなく入国書類を提出しました
。ですが、最後に、「チップオネガイシマス」と日本語で。
みんな並んでるでしょう、あなただけが特別なんですよと並んでいる人たちを指差した。
彼らも日本人慣れしているのか、オネダリのコツをわかっているようで、
「特別扱いしてやったんだから払うもの払えよ。」と高圧的な態度に出るのではなく、
「お気持ちあらばチップ頂けないでしょうか?」くらいの言い方で、笑顔と懇願するような目で腰低くお願いしてくるのです。
ゲストの手前私も引くに引けず、特別扱いされるのは悪い気がしないので、10SGDほど握らせましたが、私の行動は
間違っていたでしょうか?
GDPは来年、日本を抜くだろうと言われている中国、
無資源製造立国で日本に追いつけ追い越せと、本人たちは追いついたと思っているだろう韓国、
一人当たりGDPは日本を抜いてアジア一位になったと息巻くシンガポール。
GDPのような統計上の数値もそうですが、このようなリゾート地の国籍分布を見る限りでも、所得水準はかなり近い
レベルにあることが推測できます。
ですが・・・ですが・・・。これは私の意見じゃありませんよ。
インドネシアの入国審査係員の主観ですが、追いついてないって言ってるってことです。
ビンタンラグーンホテル Asian Resortって感じで苦しゅうない雰囲気です。
BintanLagoonPool.jpg
一泊140SGD程度なんでシンガポールのホテルに比べたらかなり安いです。
しかし、陸の孤島で、ホテルの中だけで遊べる環境を作っているので、食事代やプールやプールバーで飲むビール代
などを合わせると宿泊費と同じくらいの金を一日で落とすことになるというビジネスモデルです。
本来アジア最安値圏のインドネシアの煙草も5SGDで売っている辺りから、全ての価格はインドネシア価格から乖離
したボッタくりプライスだということは推して知るべしです。
朝起きて、飯食って、あちーからプール行って、プールサイドでビール飲んで、また泳いで、プールバーでさらに飲んで
酔った体を冷ましにまた泳ぐ…、そうこうしているうちに日が暮れるので、晩飯でまた寝ると…。
昼飯ですか? 朝はバイキングなんですよ。私と私の友人ですよ? そら、日本でもタチ悪コンビとしてブイブイでした
から、ジップロックにツメまくりです。胃袋にも相当詰め込んでるから昼飯くえねーし。なめんなよ。
一週間、マジでダラダラしちゃいました。
【関連記事】
2008.09.05: 東南アジア横断 ~カブトムシツアーの結末
2008.09.04: 贅沢な休日 ~番外編 マレーシアの軽井沢
2008.09.03: 東南アジア横断 ~Tanah Rata Cameron Highland
2008.09.02: 東南アジア横断 ~Sapi Island
2008.09.01: 東南アジア横断 ~Kota Kinabalu2
2008.08.31: 東南アジア横断 ~Kota Kinabalu