ここCameron Highlandsは、かの松本清張が「マレーシアの軽井沢」と絶賛し、別荘まで持ち、
この地で「熱い絹」を書き上げたという。
物価の影響もあってか、ラサリアのようなLuxuryさは無いものの、東南アジア住民としては、
この天然の涼しさにはバリューを感じる今日この頃です。
25MYR/Hourで一日運転手をしてくれた現地人(48歳で英語OK)曰く
政府が都市部に公営住宅を作って移住するように勧めたが、Cameronの原住民はわらぶき小屋から出なかったという。
原住民や松元清張が感じているように、美しいところだというのは私も同意できる。
見てください。このお茶畑。小さいけど、樹齢80年のお茶の木達。
BohTeaCentreView.jpg
お茶のグレードは、3種類。
Garden->Cameronian->Dustとクラス分けされ、お茶工場における加工は朝からクラス順に行われる。
茶摘の段階で、手摘み->ハサミ->機械の順で落ちていく。
現代においては茶摘はマレー人ではなく、インド人・ネパール人・インドネシア人の仕事。
贅沢な休日 ハイティーシリーズ in Malaysia
工場の喫茶店は、お茶畑が一望できるテラス付き。↓の写真でテラスが見えますか?
お茶はなんと3MYR=100円!
高原気候が産む天然クーラー。
いつも週末に行くアフタヌーンティーのある都会のホテルは、金さえあれば作れるが、このお茶畑は
長い歴史と恵まれた自然環境が必要。
超田舎の地でゆっくりとお茶を飲むゆとりある休日が取れることが必要条件というのもなかなかお洒落だ。
この3MYRのBoh Teaが、直近、最も贅沢なハイティーという気がする。

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