大手のエアラインで、エアバスを使っていないのはJAL(日航)とBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)だけである」(その後、1998年、BAはエアバス機を大量発注した。日本とヨーロッパの間の深い断絶を意識した。我々は、ことに飛行機に関してはアメリカのほうばかり見ている。日航はなぜエアバスを買わないのであろうか。軍事に関しては日米安保条約がある。しかし民間機についてまで、日本はなぜアメリカのほうばかり見ているのであろうか。
グラマンのF14の父から「日本はなぜアメリカの戦闘機を買うのだ?戦闘機は仮想敵国を考えて最適に設計するもので、A国の戦闘機がB国の戦闘機になることはあり得ない、というわけである。「我々は地理的条件を考え、さらにソ連のクォーターバックがどういうボールを投げるか良く考えた上で戦闘機を作っている。その戦闘機が日本の戦闘機に適するわけが無い。日本と条件が近いのはイスラエルである。日本は外国から買うならイスラエルの戦闘機を買うべきだ。少なくともそれをよく研究すべきだ