読者の皆様は、私と近い世代が多く、その人にはおそらくまだ早い話題でしょうから、バシッと
書いてしまっても反感は買わないと思われます。
多くの場合、当てはまることなので、お子様がいらっしゃる方は今日は読まないことをお勧めいたします。
オジサマたちとの飲み会での話しですが、子供学歴追及自慢が始まりました。
「子供がインター(インターナショナルスクール)で・・・」
「名門高校(大学)受験目指してまして・・・」
「進学塾がお金がかかって、どうのこうの・・・」
学歴の無い人が「せめて自分の子供には学歴を」という無いものネダリなら気持ちはわかります。
しかし、皆さんどなたも誰でも知っている有名大学を卒業されている方ばかり。
自分が通ってたらわかるよな? 同じ大学でもピンキリだろ? 海外でその輝かしい学歴通用したか?
学歴だけで飯食えるほど人生甘くないって、当のあんたが一番知ってることなんじゃねぇの?
ちょっとムッとしたので、こんな感じで、浴びせてみました。
誰も自分の子供が100mを10秒以内で走れるとは思っていません。
しかし、それが学力となると、どうしてそう思わないのでしょうか?
金をかけて教育したとしても、あっぷぅはあっぷぅ。頭は良くなりませんよね?
私は、親が用意した道の上で子供が何かを得られるとは考えません。
学力や権利というものは、与えられるものではなく、自らの力と意思で、もぎ取り、
勝ち取っていくべきものだと考えています。
だからといって、親が何もしなくて良いと言っているわけではありません。
自らの足で歩かないと、人は歩けないということを教えるのが親の務め
シーン・・・
私、空気読めてないですか? いや、コうるせぇから黙らせようと思っただけなのです。
でも、これは言いませんでした。
参考書・塾・有名進学校への経済的援助は惜しまず、楽で怠惰な方向に流れてしまう子供たちを
矯正するために「勉強しなさい」と言い続ける。
よく耳にする環境です。
これだけの環境を用意してやったのだから、それで結果が出なければ後は子供の責任という考えは
親としての責務・教育でもなんでもなく、
金を払ったという単なる自己満足であり、子供たちから逃げるための安易な言い訳に過ぎない
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