Forward=Call-Put 一般によく使うPut/Call Parityです。
ワタクシの定義したExotic Parityたちを一部ご紹介いたしましょう。
3,4はParityではないんですけどね。
一応、Exotic Parityという言葉は私が考案した造語です。流行らせてくれてOKですよ。
1.Barrier Option Parity
 Vanilla = Knock-In + Knock-Out
バリアにタッチしたら有効、とタッチしたら無効。
二つを足せばバリアとは関係ないVanillaのできあがり。
Greeksにも成り立つ。ただし、サムイ配分になってることもあるが。
2.Best Worst Forward Parity
(2 assets Equal Weight) Average Forward = (Best Forward + Worst Forward)/2
(N Equal Weight) Average Forward = Σ(Nth Best Forward)/N
こう書くと、足し算の可換律ってだけで、当たり前すぎて面白くなんとも無いですね。
誰しも悩まされるWorstのキモイ振る舞いは、このように分解された結果。
Optionにすると成り立ちませんが。
3.Asian (期間Correlation) Parity
Asian Option =< ΣVanilla Option  Max(1/nΣS(t)-X,0) =< 1/nΣMax(S(t)-X,0) 4.Basket Option (銘柄間Correlation) Parity Basket Option =< Option Basket   Max(1/nΣPi-X,0) < 1/nΣMax(Pi-X,0) 俗に言うCorrelation SWAPですな。 CorrelationそのもののSWAPではないのであまり好ましい用語ではありませんが。