未来の働き方を考えよう 2/4~不安の原因

偏狭な先進国住民の平等感
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今まで私たちは、日本に生まれたというだけで、食べるに困らない生活を保証されていました。頑張れば報われるし、海外旅行にも行けるようになるだろうし、未来は明るいものでした。他国には、その国に生まれたというだけで「海外旅行なんて一生あり得ない」という人がたくさんいたのに、です。でもこれからは違います。インドの田舎で富裕層以外に生まれても頑張れば家も車も買えるし、海外旅行だって夢ではなくなりつつあります。一方、たとえ日本に生まれても、そんなことは夢のまた夢、といった人が増えるかもしれません。これまで格差は国と国の間にあり、それは南北問題と呼ばれていました。けれど今、国家間の格差は急速に縮小し、個人と個人の格差に置き換えられようとしています。この現実は「先進国生まれ」という既得権益に守られ、子供の頃から豊かな生活を享受してきた人たちには、受け入れ難いことでしょう。だから先進国のあちこちで抵抗運動が起こったのです。先進国でデモに参加する人たちは「トップ数%にしか希望の無い世界はおかしい!」と叫んでいました。しかし彼らはつい最近まで、(先進国に生まれたというだけの理由で)世界で最も恵まれたグループに属していたのです。彼らが格差解消を叫ぶ時、途上国の人たちと、先進国にいる自分達の格差は意識されていません。先進国でデモをする人たちはいったい、誰と誰が平等になる世界を夢見ているのでしょう?

{ちきりんに同意} ハハハ、笑えすぎる。

長らく組織から給料をもらうだけだった人には、自分で稼ぐ力がありません。やってみればできるのかもしれませんが、いったいどうやれば(組織に所属せずに)お金を稼げるのか、想像もできない人がいるのです。こういう人は人生が長くなると、いくら貯金があっても、毎月毎年それが減り続けるという不安に怯えながら暮らすことになります。彼らは「自分にあるのは貯金であって稼ぐ力ではない」と自覚しています。だから「大きな病気をしたらこんな額では全く足りない!」などという計算ばかりして、できるだけお金を使わずに生活しようとどんどん後ろ向きの老後を送ることになるのです。

{ちきりんに同意}
ほぅ、民はそういう感覚だったのか。知らなかった。だったらそこの市場関係者! お前、仮にもプロなんだろ? 専門家なんだろ? 勝てばいいんだよ、勝てば! この俺が結果論を持って調子に乗っているとでも言いたいか? 俺にはもし負けたら? の答えもあるぞ。負けたら新宿に転がって残飯漁りをすれば良い。俺はカネなど1円も無くたって生きていくことができる。ただ、今の資産構成は仮に日経平均が1000円になっても、1ドル1000円になっても、全てを失わない徹底した守りの構成になっている。ただこれは、私はカネが欲しいのではないし、今の生活を維持するためのカネでもない。日経平均1000円の時点で全力買いするための資本なのだ。

つい最近まで(大半の人にとっては今も)、大企業や公務員組織に就職を果たし、ずっとそこで働き続けることは「合理的に考えて一番トクな道」でした。
・金銭的な報酬が圧倒的に高い(給与も退職金も年金も)

{ちきりんに反対}
圧倒的には、無いでしょうw 平均年収と比較することに意味がある狭い範囲の中で”わずかに”高い が正しい表現です。

大企業を辞める人が重視する価値
・勤務時間や服装に求められる、日常的な規律からの自由
・個人の生活を優先する自由
・組織の序列からの自由
・・・・

{ちきりんに反対}
全然理解できない意味不明な理由が並んでいる。辞める理由はもっとシンプルで、金銭的な報酬がより高い ところがあるから。それ以外に、立派な大企業辞める理由がない。大企業のメリット、という前提が間違ってるから、辞める理由までおかしなことになっている。これらが、大企業を辞めさせられる理由だったらわかるんだけどさw

尋常じゃないレベルの働き方をしている人、自分のやりたいことに迷いの無い人、徹底的にしがらみの無い人には、人生の有限感を意識している人が多いのです。逆説的だけど、彼らはくだらない不安を持ちません。普通の人はいろんなことが不安で、人生にやたら保険をかけます。普通の人がそういう不安に怯えるのは本当の不安を知らないからでしょう。本当の不安とは、人生が終わるという瞬間が、明日にもやってくるかもしれない、ということです。それに比べればその他の不安など質的に全く及ばないところにあります。

{さすがちきりん}
僕も不安や悩みがありません。でも死ぬかもしれないような大きな病気や事故の経験もありません。人生の有限感か・・・考えたこともなかったなw 投資一族の継承が、若干、人生の有限感を意識しているような気もする・・・。時間的延長もあるが、単に、横の軸の拡大をするために、同志の数は多いほうが良いという程度だな。結論、バカは悩まない、不安も無いw
【愚民の欲・国内編】
2013.09.13 政治家の殺し方 3/3 ~改革を阻害する真の敵
2012.04.18|真面目系クズについて 1/2
2012.01.06: 競争と公平感 市場経済の本当のメリット 2/3 ~素質
2011.11.30: 利休にたずねよ3/4 ~茶の湯の極意
2011.10.13: 日本中枢の崩壊 2/2 霞が関
2011.07.22: 死刑囚 最後の一時間 2/2 ~死刑囚
2010.11.25: 初等ヤクザの犯罪学教室 ~割に合わない犯罪
2009.12.29: 何のために生きるのか?ふと考えるときがある
2009.05.07: 幸福感と欲の関係