TMNB長野支部臨時復活。MNB氏は昨年日本で結婚式を挙げたが、
「金を貯めようと思ったら、使わないことだよ。あんたは葬式があれば1万、結婚式があれば2万と出すだろ?そんなもん出していたら金は残らない。」 by マルサの女 権藤
の精神を地で行く私は、結婚式への参加・不参加を問われた際、「一つの理由だけで日本に行くためにカネを使うことは許されない。アジア一国一愛人構想の発展形である日本全土落下傘計画を検討してから返事をする。」 結局、去年は落下傘部隊が見当たらず、結婚式への参加は断念した。ここから約半年で3つの落下傘部隊を擁し、即実行。横浜に30年住んでいたせいか、日本の地方都市に友人が居ない。日本国内旅行は、子供の頃に家族旅行で行ったことがあるが、貧しい出ゆえに回数・箇所も少なかった。九州、東北は初、長野は軽井沢と志賀高原に行ったことがある。今回は、長野の飯田線沿い伊那。
新宿からスーパーあずさで2時間で上諏訪。そこから飯田線。この飯田線の頻度が致命的に少ない。飯田線は、電車のドアの横に、開けるボタンがついているw 単線、無人駅、二両編成。うーん・・・キテル。今回で一番の田舎だ。無人駅の場合、車掌さんは大忙し。駅に着くたびにホームに出て、切符の回収や定期を見るのです。諏訪湖が川のように大きくあり、天竜川沿いを走ります。オリンパスの工場がありました。
MNB氏は勤め人で、17時くらいの到着だったので、MNB氏の奥さんが車で迎えに来てくれました。MNB氏のジュニアと初対面。生後半年の赤ちゃんですが・・・、MNB氏にとって、「お前誰の子?」疑惑が微塵も感じられないMNB氏似。父親似の子供は平和でいいですねw MNB氏は4階建てのの超高層マンションに住んでいます。マジで、4階建以上に高い建造物が見渡す限り無いっすw 家について、すぐにMNB氏がご帰宅。17:30ちょい過ぎに帰ってくる良いお父さん、素晴らしい! ビールとワインを飲みながら、奥さんが手料理を振舞ってくれました。日本滞在して1ヶ月が経ちますが、初の家庭料理です。私の実家は母が料理嫌いで、「いつ帰ってくるかわからん奴の料理など作る必要が無い。」と仰せなので、私は実家で、レトルト・コンビニ弁当・ホットモットを食べています。なんだか人によっては、たまに日本に帰ると、お父様が車で迎えに来て、お母様が腕によりをかけて家庭料理を作って待っているという状況があるらしいですが、投資一族の基地外息子の私は、冷遇されているので、「いつ帰るの?」「ゴミの分別もわからんのか」「部屋が汚れる」「お前の足跡でワックスが剥げる」「光熱費が上がる」「洗濯物が倍増」「こたつがつけっぱなしだった」などの厳しい言葉を母から賜り、歓迎ムードはまったくありませんw でも実の息子です。私は父にも母にも似ているので、DNA鑑定は不要です。
二次会は、近所の居酒屋に出かけます。しかし・・・駅前なのに真っ暗で店舗・飲み屋らしきが一切見当たりません。歩いて10分くらいのところでしょうか。目的地に着きましたが、看板の電気は消えています。鰻屋が撤退して、新しく飲み屋になったばかりなので、閉店はないはず ということで、お店の電話に電話すると、「今から電気つけます」と返信があり、看板・駐車場・お店の入り口が明るくなりました。金曜の夜なのに客はゼロ。お食事は必要ないのですが、開店して3ヶ月の店で、4人居た調理人を1人に減らしたから、メニューの1/4ほどしか提供できないとのこと。黒霧島3300円(高!)を注文したのに、ビールが出てきて、「頼んでませんよ」というと「サービス」ということで、3300円で、お通し、ビール2杯、鴨のローストまで出してくれました。東京より圧倒的に地価が安いはずなのに、東京より高く設定された黒霧島3300円、それでもこの店、来年はありませんね。帰りは22:30くらいでしたが、寒い。めちゃくちゃ寒い。石巻より遥かに寒い。天気予報を見てください。最低気温は北海道並、日によっては北海道より低いこともあるくらい、夜は冷えます。
お昼はMNB氏とテレビを見ていました。せっかくなので長野のローカルテレビを。ケーブルテレビ? CS? わかりませんが、月2000円払わされたので、映画やスポーツ見放題かと思いきや、長野のローカルテレビ4局ほど入った押し売り商法。内容が相当にお洒落で
世界のローメン、南箕輪村の村長、近所の小中学校の卒業式の様子などが放映されています。「世界のローメン、ローメンを世界に、ギネスで世界一!」と繰り返し主張しているのですが、何の世界一なのか、まったくわからないというお粗末な放送でした。地域の会社のCMで、MNB氏「この会社バカにするなよ!長野のファイザーみたいなもんだ」。「村長っていうけど、南箕輪村の石原慎太郎だ」などなどw。つっこみどころ満載のローカルテレビ、下手なお笑い番組よりよっぽど笑えるので、見たほうがいいでしょう。ローメンとはやきそばとラーメンのあいの子のような見かけですが、わざわざ食べに行かなくてもいいかなという印象でした。
南箕輪村の人口は15000人。こんなに人口が多い村ってあるの? 地方行政をおさらいしておきましょう。かなり複雑なので間違っていたら教えていただきたいです。
市町村郡字など一体どういう定義なのでしょうか?
1.政令指定都市(人口50万人以上) 傘下に区
2.市 人口5万人以上 に加えて、中心市街地の戸数が全戸数の6割以上、商工業等の都市的業態に従事する世帯人口が全人口の6割以上、他に当該都道府県の条例で定める要件を満たしていること などがある。
3.町 となるためには、当該都道府県がそれぞれ条例で定める「町」としての各要件(人口、連坦戸数あるいは連坦率、必要な官公署等、産業別就業人口割合等)を具備する必要がある。
4.村 の法的な要件は、特段定めはない。市の要件も町の要件も満たさなければ、自動的に村となる。
5.群 住所表記や、広域連合体(広域行政圏)の範囲、都道府県議会選挙区の区割などに用いられるに留まる。そのため、それ以上の積極的な意義は薄い。明治以降の郡に、市や区は属さない。そのため、町村に市制が施行されると、その範囲は郡域から除かれる。
長野県は日本全国でもっとも村が多く(35村)で、南箕輪村は長野県下最大の人口(15000人)をほこる。郡は行政単位ではないので、郡下の村長は行政長にあたり、「村長は南箕輪村の石原慎太郎」発言もあながち外れていない、強力で広汎な行政権を持っている。
ざんざ亭
鹿とイノシシ料理+焼酎2~3杯飲んで、5000~6000円です。
月に1度行く雰囲気ではありませんが、一生に一度くらいなら食べてみてもよいでしょう。旅館にもなっています。囲炉裏が渋いです。この店も道路から少し奥まったところにあるので、目指して行っても一度通り過ぎてしまったので、フラッと気紛れで行くことは不可能でしょう。
2次会は昨日の居酒屋。いつつぶれてもおかしくないCredit Spread 1500bpsくらいありそうな居酒屋なので、昨日入れた焼酎ボトルを抜きにかかります。お通し・席料で1350円ほど取られましたが、撤退です。
白骨温泉
南箕輪村から白骨温泉まで、中央アルプスを突破し、木曽、ダム(おそらく稲核ダムby東京電力)がありました。中部電力領域なのにダムは東京電力。さすが東電様。山道、峠、トンネルですが、雪山と川の表面が凍結しています。そして雪が降り始めました。白骨温泉まで車で2時間くらいかかりました。MNB氏の目的は煤香庵(ばいこうあん)でしたが、なんと冬季休業(11月末から4月頭まで)です。煤香庵のとうじそばと露天の絶景がMNB氏ワランティーです。行く方は、Webでよくチェックしてから行ってください。ちなみにこの地区の温泉は宿泊客以外の入浴は14時までという無理ゲーを強いてくる点、宿泊はかなり高めに設定されたビジネスモデルとなっている、まさに秘湯です。我々が着いた時間は13:30という準備不足感が否めない状態でしたが、MNB氏なのでしょうがないでしょう。
泡の湯温泉に向います。大人入浴料800円。30分しかありませんがアジアルール、1時間くらい浸かっちゃいましょう。硫黄泉なので、駐車場から硫黄臭が漂っています。白骨というだけあって、湯の色は白。露天は源泉のままなので、38度と若干ぬるめで、雪が降っていたので寒いです。中央の岩の周りがもっとも暖かいと注意書きがあります。また露天は混浴になっていて、湯の色が白く、湯に浸かっている部分は見えないので、女性も安心して入れます。国内旅行にほとんど行ったことが無いので、温泉もほとんど知らないのですが、混浴があるのは男女ペアには良いです。
最終日朝、MNB氏のご出勤と供に、私も東京に帰ります。MNB氏は私服でご出勤。会社についてから制服に着替えるそうです。私は今日から東京です。やはり東京は一部、わがままお嬢様や資本家階級もいますが普通の会社員率が上がります。長野からの帰りはバスで帰ることにしました。新宿西口まで出ています。ただ、バス停の駅までは電車ですが、電車は1時間に1~2本程度しかありません。間違いは許されない緊張感があります。無人駅なので、車掌さんから切符を買います。バス停についたら、「満席ですのでキャンセル待ちしますか?」と不安になるような一言。無事キャンセルが出ました、途中のバス停で何人か乗ってくるのですが、「予約したんですけど・・・」と言っているのに、「入ってないですねぇ・・・」と乗車拒否。空席あるのに! 彼はどうしたんだろう・・・1時間待つのかな。
4時間くらいの移動、長野の山から、新宿への移動。新宿すげー。ビルが高い、道路広い、車・人多い。こうして見ると、東京ってすごい街ですよ。
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