パタヤの初日の夜はSoi 7のバービアに行こう。男一人のパタヤの夜はバービアだろう。東南アジア夜遊び紀行として当ブログに接している諸君はご記憶だろうが、タイの「渡辺直美と中島みゆき」がいるSoi 7のバービアである。前回はSoi 7のホテルに泊まっていたので徒歩3分だったのだが、今回は20-30分かけて歩いて”わざわざ”行ったのである。
居ないな・・・、ま、良いか、後で来るかも知れないし、夜は長い。フィリピンビールのサンミゲールでも頂きましょか。軽く一口飲んで、周りを見回すと、ビリヤード台に渡辺直美が居る。向こうも気づき、目で挨拶。渡辺直美、化粧が濃くなり、さらに存在感がw 隣に中島みゆきも居て、こちらにも挨拶に来たので話すと「髪を短くしたんですけどどうすかね?」みたいに聞いてきたので、(気づかないってことは)「良いと思うよ」と意味の無い会話を交わした。席で飲んでいるとカウンター内にリヒテンシュタイン・ネーさんまでいる! おーし、リピートして正解だ。キャスト勢揃い。パタヤのバービア、1年以上は厳しいのかもしれないが、半年くらいならスタッフは歩留まりあるということが証明された。
歴史は繰り返す。そしてエキゾも繰り返す。前回と同じところに行って、あえて新しい発見を拒んでいるのはなぜか。彼らの態度が私の行動原理を説明してくれる。「髪が伸びましたね」「数珠のネックレスは?」と覚えているぞアピールをしてくる。私は何も言わないが、数多あるバービアのリピート行為、しかも半年という時を乗り越えてもう一度リピートする行為が、「お前らのことは気に入っているぞ」という言葉に等しい。いや、言葉より重い。私が彼らにかけた重圧の効果は、客観的な結果すなわち定量的に表現できる会計に返ってくる。チップ、おねだり、しつこいお持ち帰り要求は無い。22時過ぎくらいから2時まで飲んで、会計585THB。ビリヤード5回(100THB)も含まれている。
ビリヤード駄目だなー。下手すぎる・・・。2回勝ったけど、相手が間違った場所に黒球入れたからだ。ビリヤードは散々であったが、立体四目並べは、5勝5敗の5分! 隣の席で白人と嬢が立体四目並べをやっているのだが、パシパシ進んで、気付かないで四目並んで終了という次元の勝負であった。だが、私と渡辺直美の勝負は真剣そのもの。普段の生活で四目並べをしようとは思わないが、酒の席の遊びであっても勝負事は真剣に! 混戦になってくると先手読み合戦になり、酒を飲む手が止まるくらいだ。
隣の白人は、今日は中島みゆきを指名して飲んでいる。立体四目は笑止だったがビリヤードはそこそこだったので、必殺、土下座飲みを発動。覚えているかね? 「俺の土下座飲み=現地人に超ペコペコしながら飲む」はアジア人に対してはかなり有効だが、今回は白人さんにも通じた。おそらく渡辺直美と中島みゆきの声援も私に加勢している効果があったかもしれないが、術中にはまり、「お前に一杯奢るよ」と言ってしまった。男から金を引き出そうと思ったら、北風と太陽だ。強引にお願いするより、プライドをくすぐるんだ! ダブルのタイ・ウイスキー100THB相当だが、見知らぬ男に奢らせたぞ! 株の話、デリバティブの話をしている時でも、この土下座飲みの姿勢ができるようになれば完成だ。
次の日の昼、ここでようやくパタヤ1号の登場だ。ロングスカートにタンクトップというなんともアジアな格好だが、パタヤ1号、なんか”ずいっと奥さん”みたいな迫力あるな。
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私との関係も長いせいか、外国感たっぷりのパタヤの地で会っているからか、わからないがとにかく彼女は迫力があるように思える。暗い女なので、ハーレムナイトでも目立って暴れたり、ガンガン飲んだりしないタイプだが、不思議な存在感がある。その弊害として、パタヤ1号がタイに帰った後でも、パタヤ1号の亡霊の影響が残り、ハーレムナイト・ガールズも、おいそれと私に手を出せないでいるのがわかる。
昼飯でも食いに行こうとなるが、パタヤ1号は「このホテル海から遠いな。ソンクランの時は、Sai Song(もっと海に近い)のホテルのほうが良いぞ」とアドバイスなどをくれながらホテルのテラスで立っていて動かない。車を呼んでいたのだろうか? タバコを一服し、「車でも待っているのか?」と聞くと、「近所で良いんじゃない?」という反応が返ってくる。
意味がわからないだろ? この”間”。なんで立っていたんだろう?
せっかちな日本人と東南アジア人の時間間隔の差であろう。それは言語にもその傾向が現れており、アクセントは後ろ気味(日本語の基本は前だ! 関西弁・若者言葉・専門用語はアクセントが後ろに移動するが基本は前)、語尾伸ばし気味という語調は、”間”を合わせるのが難しい。最も通じにくいタイ語は豚の首の肉を示すコーム・ヤーンは、「コームとヤーン」と発音する時のとを抜く位、コーム・ヤーンの語感には間がある。そしてスクンビットも英語っぽくアクセントを頭に持ってくると通じず「スゥクンビー」とビーにアクセントを持ってくる。
それからこれは東南アジア人ではなく女性一般の特徴でもあるのだが、タイ人に「何したい? 何食べたい? 何飲みたい?」と聞くと、必ず”Up to you”と返ってくる。よくある男と女の言語認識の違い、
男「何食べたい」
女「なんでもいいよ」
男「じゃ、マックで」
女「えー、嫌なんだけど」
男「何でも良いって言ったじゃん(怒)」
というやり取りがパタヤ1号とも発生するのだが、言語を伴わないとなぜかイライラしない。Up to youの後で、
「じゃ、ピザでも」(白人サイズで提供されるので、一人だと多すぎるからちょうど良いかと思って提案したが)
パタヤ1号の「えー、嫌なんだけど」 は言葉では無い。私がメニューと値段を確認しようと店に近づいたわけだが、パタヤ1号は近づいてこない。つまり、”No”なわけだ。こういう時、言葉が話せないという弊害は功を奏する。そのまま歩き続けていると、タイ料理を買って部屋で食べないかと言っているようなので了承。彼女も強情だ。シンガポール滞在中も含め、この前パタヤで食べたアイスクリームを除き、タイ料理以外を口にしたことは一度も無い。こういう奴が多い限り、タイ国家は安泰だ。
作っている間、コンビニで飲み物でも買いましょう。昨日飲みすぎたので、ビールを昼から飲む気もせず、ジュース。お茶、水、パタヤ1号が、コラーゲンのドリンク、飲む喉薬(この前のパタヤでも買っていた)、ベイビーパウダーなどを買い、300THBのほとんどをこれらが占める。それから外の屋台でフルーツをスイカ×2、マンゴー、梨と桃の中間のような。調べてみたらこれがグァバだ! ということはこの前チャンラーイの農家で頂いたのは・・・? パッション・フルーツだ。日本ではあまりお目にかからない多彩な南国フルーツ、深いな、興味ある諸君はぐぐって画像で覚えておいてくれ。自分で買うとどうしてもバナナやパイナップルなど馴染みのフルーツに走ってしまうが、パタヤ1号に任せておくと新しい発見がある。グァバとパッションフルーツ以外にうまいので今後、取り入れても良いかもしれない。
このように、言語が無いから通常の男と女の間に発生する嫌悪感が無く、コンビニで300THBも買い物するという金銭感覚のずれは、南国フルーツの新たな味にトライできたことで、小さな不満と小さな発見が帳消し>になっている。日本語は「ありがとう」くらいしか話せなく、英語も話せない人と実に1年以上のお付き合いになるが、原始的過ぎて逆に勉強になる。ビジネスにおいて、これから40代に迎える諸君は、専門性や技術だけでなく、人間性やらなにやらで勝負するように移行していくことになろうが、その時に理屈は通用しない。言語無しコミュニケーションは、いい訓練になるような気がしている。その相手は、「僕は東大出てまして・・・」と言っても一切通じないような外国人か子供が一番だろう。
しかし、このように日本語も英語も話せない外国人とは、普通の夜遊びで接することはできるが、仲良くなりさらに関係を維持するのは難しいと思われる。アジア一国一愛人構想のうちの一国、タイへのコネクション作りのために始めたハーレムナイトだが、この特殊な状況ゆえに関係が発生し、また直接的に私とは関係ないハーレムナイト・ガールズのサポートがあるから、維持ができるのだと思われる。言語無しコミュニケーションは、アジア一国一愛人構想の意外な派生物と言えよう。
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