ヤンデレとは? Wikiの説明がわかりにくかったので、ヤンデレ辞典から引用します。
ある対象に対して社会通念上から病的とみなされるほど深い情念や執着を抱え込み、それを原動力と
して過激な求愛、排他、自傷、他傷など極端で異常な言動に駆られるキャラクター、もしくはその状態
ヤンデレ代表キャラとして25名が記述されていましたが、そのうち私がわかるものが4名。
クリームヒルト(ニーベルンゲンの歌)
サロメ(サロメ)
ブリュンヒルデ(ニーベルングの指輪)
山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)
どうもヤンデレという言葉が今ひとつ浸透しきってない影響で、ヤンデレの典型的事例が見つかりません。
漫画の言葉なので、ほとんどのサイトの言っていることが私には理解できないことも要因なのかもしれません。
インターネット上で検索して他に見つかった代表事例では、
ラムちゃん(うる星やつら)
阿部定
六条御息所(源氏物語)
アレックス(映画『危険な情事』)
が上がっていました。これらの書物・映画・歌劇は私にとって高い関心があるとともに楽しめるストーリー
展開に思えます。これらのストーリーをまとめるとその背景にある心理は
「私はあなたのためにこれだけ尽くしているのに、貴様それが何故わからぬか!」が狂気の原因と思えます。
近代作品かつ日本語作品である山岸由花子の台詞が、最もわかりやすいと思うので紹介すると
『あたし一日中康一君のことばかり考えているわ』
『あたし男の人の魅力って将来性だと思うんです。完成された人っていっしょにいてつまらないと思うんです。
康一君はそれが輝いている!あたしにはそれがわかるんです。
そしてそんな、、、康一君のこと全部好きなんです』
『愛しているの!?愛していないの!?さっさと答えてよっ!こんなに言ってるのに!!
あーっコーヒーこぼしたわあんたのせいだからねッ!』
『これ康一君のために。あたし、、、朝までかかって編んだんです』
『康一君にちょっかい出すのやめてくれませんか?』
『あたしにはわかるのよ、、、!!だってあなたから泥棒猫のにおいがプンプンにおって来ますもの!』
『わたしがついているわ、、、これからわたしがあなたを教育してりっぱな男にしてあげるわ!
そのために連れに来たのよ!』
『さ、、席について、、、育ちざかりですものね、、、しっかり栄養とらないと、、、
あたしのためにりっぱな男の人になれないわよ』
『あいつらか、、、康一君はあたしのものよ。絶対に誰にも渡さないわ』
『ますます好きになって来たわ!あたし全然相手にされなくてもいいッ!康一君の事思ってるだけで、、、』
『だって康一君の選んだものなら、、、あたしそれがどんな顔だろうとどんな運勢だろうとそれで満足だわ、、、
それに従えるわ、、、後悔だってないんだもの、、、、、、』
いかがでしょう? 日本人社会なら、この程度は、ありえない台詞ではないですね?
筆者の経験からもこれにかなり近い発言をしていた女性が過去に何人か居たと思います。
綺麗に表現すると互いにプラスになる関係・高めあう関係とは、山岸由花子の言う「あなたを教育して立派
な男にしてあげる」が実践され互いに納得できている状態であるならば相思相愛+相乗効果で何の問題も
無い関係に思えます。
常に自分にとってメリットがあるかどうか、その人との関係を深めることで躍進があるのかどうかを追求し
ているとヤンデレをつかみやすい傾向があるのかもしれません。しかし、私はこの段階においてはヤンデ
レに対し非常に好意的です。
ジョジョの奇妙な冒険 8~17巻(第3部)セット (集英社文庫―コミック版) | |
荒木 飛呂彦
集英社 2003-06-12 |
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