阿部定事件概要(Wikiより)
1936年5月18日に阿部定(当時31歳)事件において愛人の石田吉蔵を殺害した殺人罪で逮捕された。
定は事件後、吉蔵が事件当時に身につけていた褌を腰に巻き、シャツにステテコと吉蔵の血で汚れた腰巻を
身につけて逃亡していた。吉蔵の下着類はいくら探しても見つからないので警察も不思議に思っていたのだが、
なんとそれらは拘置所に入った定の身につけられていたのだ。拘置所で汚いので差し出すように言われた際は
「これはあたしと吉さんのにおいが染み付いているの、だから絶対渡さない」と大騒ぎをしている。
実在上の人物 阿部定は、なぜ切断したかについては、
それは一番可愛いもの、大事なものだから
と予審訊問調書で述べていた。ヤンデレの一つの特性として、狂気の独占欲が切断事件を引き起こす
と捉えるならば切断事件が多発する国家は・・・タイ。事例は以下の通り。
http://rocketnews24.com/?p=10367
http://www.newsclip.be/news/2009805_024767.html
http://www.newsclip.be/news/2009514_023688.html
http://www.newsclip.be/news/2009806_024777.html
日常茶飯事的に切断事件が起こるタイを見ると、ヤンデレ発祥の起源は、やはり男尊女卑にあるという感が
否めません。男尊女卑社会にありがちな全てを男に頼る傾向が、
山岸由花子の『あたし一日中康一君のことばかり考えているわ』や
リュウの「私は全てを失うのです。全てを失うのです!」によく表れています。
問) 男女の違いを教えてください
答) 女性は一人の男を求めて全ての願いを叶えようとし、
    男性は全ての女性を求めて一つの願いを叶えようとします

などというジョークがあるほどで、タイに限ったことではなく、世界に通ずる感覚なのかもしれません。
特に、日本の皆さんはヤンデレは、男尊女卑国家タイのものと考えるのは時期尚早です。
定の初公判は傍聴希望者が深夜から殺到し、傍聴券抽選時間は繰り上げられた。
栃木刑務所に服役していた際、定宛のファンレターや結婚の申し込みの手紙がおよそ1万通寄せられた。
事件をモティーフにした小説・映画などが数多く作られた。
以上のことからことから阿部定事件の日本での人気ぶりが伺えます。日本社会はヤンデレの狂気には寛容で
むしろ、直向なその姿・献身・奥ゆかしさに心打たれるという育成の土壌がある
ことの証明です。
あなたの横にいる従順な大和撫子も、一度、別れを切り出したら、牙を剥き
「こんなに尽くしているのに!貴様、この私を裏切るのか? 斬って捨てるつもりか? 絶対に許さん。
己が現世でもっとも大切にしているモノを生贄として捧げよ。」と恫喝してくるかもしれません。
私が知っているヤンデレのケースでは、別れを切り出しても、生贄を捧げるまで聞く耳を持たなかった
というのが正しいでしょう。「何の犠牲もなく、切り離せると思うなよ」という沈黙の抵抗でした。
日本社会の反応は、ヤンデレの報復を正当化しました。別れを切り出した男の味方となったのは、
女友達は女の味方だから期待しないまでも男友達、親、さらには弁護士まで、一人も居なかったという
あっ、聞いた話なんで詳しくはわかりませんけどね。
ヤンデレって何? 見たことないって? いや、あなたの後ろに立ってますよ。振り向いてごらんなさい。
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