競馬の続きです。今回の競馬は大人数8人で行ってまいりました。
その8人で席は2つに分断されていたわけですが、その2つの席の間には明確な違いがあり、一つは
競馬新聞を熟読しデータ分析を重視する戦略Team。もう一つは、運だけで勝負するTeamです。
私はTeamの”中心人物”でしたが、どちらのTeamのHeadだと思いますか?
私をよくご存知の方は正解を当てることができると思いますが、当然後者です。
何も考えないお気楽・運を天任せTeamと揶揄されていたわけですが、私には明確な戦略がありました。
その戦略とは、 馬をやる人はわかると思いますが
どんなに屁理屈をこねても馬券は早々当たるものではないということを私は知っています。
なので当たり易いEven/Odds(勝ち馬の馬番の偶奇を当てる、勝率50%)を中心に遊びました。
その日一日をみんなでギャンブルを楽しむのであれば、勝って負けてを繰り返すのが重要で
ずっと負けっぱなしでは、どんなにその馬券が戦略的であっても盛り上がらないのは確実です。
また一体感を出すために、参加者が別の馬券を買うと盛り上がりに欠けるので、全員で同じ馬券を買う
ようにしようと勧めました。
倍率が2倍程度にしかならないつまらない馬券と非難されたわけですが、倍率が10倍から1000倍ある
馬連・馬単であっても、当てる人の馬券の買い方は、結局、総流しや広範囲のBox買いになるわけで、
Portfolio全体の倍率は所詮2倍前後に落ち着くように買っているはずです。馬連一本勝負、当たれば
30倍の馬券がポンポン当たるようなことは起こらないというのは誰しも知っている事実です。
Even/Oddsという幼稚な馬券が面白い点 はいくつかあります。
まず、本来2倍になるはずの馬券の倍率がレース直前までかなりブレるので、これを見ているだけでも
盛り上がる要素になります。結局最後は、偏りがある場合でも、Even1.7倍Odds2.4倍などに落ち着く
場合が殆どですが、買ったほうの馬券の倍率の変動を見ているだけでもなかなか面白いです。
なんと、Even/Odds馬券で配当金4.7倍の馬券を当て、この時点で我チームはほぼ勝利を確定のもの
にしました。これは完全に運ですが。
そしてレース観戦においてもEven/Oddsには素晴らしい要素があります。
例えば、本命馬番3番を中心に買う戦略と比較してみましょう。
最後の直線、買っている3番が後方、どう考えても勝てない位置に居た場合、戦意喪失し、最後の直線
はもう盛り上がることができません。対してEven/Oddsは、所詮偶奇なので、最後まで期待が持て、
我チームは全員がアツくレースを観戦することになりましょう。
Even/Oddsを楽しむ馬券の買い方
「*倍倍法でやれば絶対勝てるのではないか?」と一人が言い出したので、それはHeadとして成立しな
い理由を明確に述べて制止しました。
*倍倍法:1賭けて負けたら2。さらに負けたら4と増やしていけば、勝った時全ての負け分を取り戻せる。
これはCasinoでは無い。倍率は2倍で確定したものではない。掛け金が大きく膨らんだときに1.5倍が
来てしまえばそれは成立しない。大きな話をするのであれば、CasinoではTable Limitでその方法が
封じられているが、ここにそれがない理由は、10連敗して大量の金を突っ込めば自らの買いで倍率を
下げてしまうことになるからだろう。
私は、その戦略の逆、1から初めて、勝ったらその配当金をそのまま次回に繰り越して賭けていく
ダブルアップ法、倍率2倍を体感4倍・8倍に見せる方法として推奨しました。
2つのTeamの盛り上がりの差は歴然でした。当然です。
一日通して相手チームが当たったのは、穴の単勝複式くらい。全員バラバラに買ってるしね。
我チームは、全員が2回に一回は当たるわけですから。
今回は、運で結果がついてきましたが、問題なのは結果ではありません。
これぞギャンブルの天才が作る仕掛け。
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