すごい発言ですよね。無法者の問題発言ですね。これは。
もちろん、私はこんなことを言っていないのですが、これと同義なことを唱えてらっしゃる方々について。
男と女、よくモメル問題典型例としてこんなのがインターネットにありました。
どこからが浮気か、は恋人と議論しないほうがいい
http://hanihoh.jp/static/pc/doku/

恋人同士には当然ながら「お互いを思いやる」という前提があるだろう。しかし「どこからが浮気か」
はすなわち「どこまでが浮気ではないか」の議論であり、これはお互いを思いやるという前提が欠け
ている議論だ。
浮気という概念自体が相手あってのことだから、相手の浮気の基準こそが「どこからが浮気か」の
答え
になる。
どこからが浮気かなんて、普遍的な基準はない(当たり前だが)。どこか画一的な基準を定めた
かった人にこそ、いろんな価値観やいろんな気持ちをつぶさに見ていき受け止める姿勢が求めら
れているのではないだろうか。

と説明がありました。上記の文章は、ぱっと見、それなりに納得できます。
「おぃ、テメー、何いちやもんつけてんだ。はっきり定義せぇ」と言っている私は耳が痛いばかりです。
ここにもまた、「経済合理性を日常生活に持ち込む」ことに対する矛盾があり、危険な香りが漂ってます。
私は法律の専門ではありませんが、罪刑法廷主義の要請として
「犯人を罰するには、犯罪が行われる前に、あらかじめ罰せられるべき行為を法律で定めておかなければならない
とあり、また別に、民法上は、いわゆる浮気は不貞として定められ
「不貞行為」とは、男女間の性交渉であり、性交渉を伴わない男女の密会等は「不貞行為」には該当しない。
また、通常、「不貞行為」が離婚事由となるためには、一回だけではない反復した「不貞行為」が必要とされる。
という基準があります。(ま、あくまで基準なのが、またイライラするのだが)
相手の浮気の基準こそが「どこからが浮気か」の答え
というのは冒頭の「もっともらしい説明」に含まれている一文ですが、こういう基準を認めた上で、浮気という
いちやもんを甘んじて受ける行為は、法律的観点では、「俺が法律だ」発言を許しているのと同義
です。
良いなぁ。これって世の中一般に認められてんの?
俺にも特権階級くれよ。被差別対象階級で全然構わんよ。
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