ベンジャミン・フランクリンはこんなことをいってなかったか? 革命は”われわれの”革命というように、一人称で言う時は常に合法だ。”彼らの”革命というように三人称で言う時のみ非合法なのだ
フランクリンは、こうも言ってなかったか? この世では死と税金を除けば確実と言えることは何もない
> お洒落なやり取りですね。
> ベンジャミン・フランクリンはこうも言ってなかったか? ガンマ無き者デリバティブに非ず うーん、なんか今一つセンスが感じられない。
ナゴルノ・カラバフの住民は、投票によって独立を宣言し、その一方でアゼルバイジャンとアルメニアが領有権を争っている。アゼルバイジャンが軍に最新装備を供給できるお金を手に入れたら、地域紛争が一気に爆発するでしょうね。それだけでも両国にとって厄介なのにすぐ南にイランがあるから、もっとすごい爆発になるかもしれない。イランといえばナゴルノ・カラバフのことがなくても海上の石油掘削装置やカスピ海のチョウザメとキャビアのことで、アゼルバイジャンと永年つかみあいの喧嘩をしている。ソ連が睨みをきかせていた頃は、ソ連の共和国がそういうものを好き放題奪っていたものよ。しかも、こういう問題は一つ一つ独立していなくて重なり合っているの。
> アゼルバイジャンも大変だね。イランとロシアに挟まれてる。
> アルメニアとアルバニアがいつも混乱してしまうな。アルメニアがアゼルバイジャンの横で美人が多いと言われる方。ホッジャのアルバニアがユーゴの下。
大規模の油田は4箇所ある。アゼリ、チラグ、グナシリ、アゼルバイジャン。掘削費用を分担しているアゼルバイジャンと西欧の国際企業家連合は油井の独占権は国際法によって守られていると考えている。でも、その主張の根拠は漁業権で定められた境界線にすぎないので、イランとロシアは該当しないと強硬につっぱねている。これまでのところ、この問題はもっぱら外交手段のみの応酬だったけれど。
ライカというのは、ロシア・オプ・センターが使用する監視衛星だ。ソ連が人工衛星に乗せて宇宙に送り込んだ犬-ライカ犬にちなんで命名された。ワシントンDC上空の静止軌道にあり、アメリカ、全ヨーロッパ、アジアの一部の信号を傍受できる。
衛星の正しい使い方
× テレビ、天気予報。
◎ 諜報活動。

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