4.ライツイシュー発行後の株価の推移
日経新聞の記者如きにライツイシューの説明は無理なので、この私が、実際に計算方法を示そう。
結果的にどうなったかを確かめるために、発表日と行使最終日を比較してみよう。行使最終日なので、ライツの価格W(行使最終日)は既に存在しないわけだが、イントリンシックバリューをもって計算できる。
W(行使最終日)=N(行使最終日)-権利行使価格A となるので、
(N(行使最終日) + Max(N(行使最終日)-権利行使価格A),0)・Y/X) ÷ S(発表日) -1
を計算すると…、平均リターンが -21% となり、この数値の体感・印象が、ライツ乱発による希薄化という批判の温床である。
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レカム+66%、タカラレーベン+24%と株価は上昇している銘柄が5銘柄あるので、-50%半額以下、半額近くになっている銘柄も多い。ここで全体情報の図を示そう。図の中の株価リターンが、上記で計算した数値である。ITM率とは、行使価格A÷発表日株価S、行使率は実際にライツが行使され、お金が払い込まれたライツの率。