SGPの”女に見える男達”の祭典、第二段、オーチャードタワー(OT)に行ってきました。かなり早めの19：30に行ってみましたが、ほとんどのお店が閑散としていて客が入っているのは数店だけでした。そこではなんとハッピーアワー(HH)21時まではビール一杯5SGD(かなり安い)でしたので、「一杯やりながらダンスでも見てるか・・・」というノリでした。ちょうどその日は、欧州帰りだとシンガポール人のダサさが目立つという話題でした。
それに対し私は、服装や顔立ちの問題よりも、ダサさの根源は、姿勢だよ。東南アジアは暑く、肥沃な大地だ。だから、歩き方もだらしなく、食料が豊富で労働の必要がないから表情にしまりがない。季節は夏しかないから、個性あふれる冬のお洒落という概念は無く、お洒落よりも暑くないこと、快適なことが優先される。シンガポールの最もお洒落ストリート、オーチャードを着飾って歩いていても、いっつもサンダルでペッタンペッタン歩いているだろう?　どんな格好してもお前の歩き方は変わらない、お里が知れると嘲笑してしまう。
シンガポールに在住の日本人女性も、「最近シンガポール女性も綺麗になってきた」と認めつつも、やはり上から目線な発言であることに変わりなく、彼女らの主張によれば、「見ただけでわかる。全然違う。」(要は自分の方がお洒落で可愛いと言いたい)ということらしい。そして、このOTのとあるパブのステージでも、もれなく東南アジアの女性が、そのような感じで踊っている。体にしまりがなく、立ち方、姿勢がだらしない。かつまた、踊りにテレと恥じらいがあり、見ているこっちが恥ずかしい。
「ロクなのがいねぇな・・・OTは・・東南アジアのミニゴリラの巣窟か?　一杯5ドルだし、飲み屋として使えるが、”買う”ところじゃねぇなぁ・・・」
と私がつぶやいた時、左側の扉が開いた。
颯爽と入ってきた美女二人組。思わず　”Awesome!”　というくらい美人。わかる?　数少ないシンガポール在住日本人女性ではとても対抗できるレベルではないというくらいの美人。数多いる日本在住の女性たちでも、彼女らに対して「勝った」と言える自信家な女性は芸能界以外はいないだろう。可愛いではなく、Beautiful & Coolで身長も高めでスタイルまで良しな東南アジアのべっぴんさんだ。私は「さっきは『東南アジアの女性は歩き方と姿勢が悪いから何を着ても駄目だ』とかひとくくりにしちゃってごめんなさい。」と心の中で謝った。しかし、非常に申し訳ないが、ステージで踊るミニゴリラ集団の女性たちが非常に良い引き立て役になり、美女二人がフロアを歩いていると、それは別世界の生き物のような品格と美に対するこだわりと気迫が伝わってきた。
「超べっぴんさん来たな。彼らは股を開けば商売になる性別じゃない人達だな。じっくり見ても、それを見破ることができないくらい美人だが」
美女二人組は、美人過ぎて不自然なくらいお店の中で浮き上がった存在であった。実は前回、OTに来た時は殿方100%のお店だったのだが、この店は偶然にも混合型。安易にも、性別と若さだけで商売しているゴリさんたちが比較対象として存在しているのは、実に面白い。顔の均整、メイク、服装と歩き方、その総合的な”見かけ”において、周囲を圧倒する存在感がなければ、男が性で稼ぐことは難しい　ということを証明していた。はっきり言えば、店の中で美人がいたら、そういう人。ブスのお猿さんは本物の女。という見分け方ができる。
「お前・・・ステージのゴリさん、金出して買いたいと思う?　実に安易で希薄な連中に見えてくるな・・・　ちゅーかあそこの不細工カップルもなんか見てるとイライラしてくるな。笑っちゃうような不細工だが男と女・・・平和で良いな。退屈でよぉ・・・」
この男女混合の”人々”を見つめていると安易な男と女の関係がくだらなく、笑えてくる。これは一緒に行った友人も同意してくれた。
これは仮に、そう仮の話だが、この私がその美女を抱きしめて鼻を突き合わせながら話していたとしても、それは浮気でも不倫でもなんでもない。この美女とどこで何をしようが不倫ではないよな?
数少ない女性読者と母が見ているので、この辺りで止めておこうか。
何を言っているかわからない男性諸君は少し勉強したまえ。今、日本でもアジアの美人に負けない若い優秀な人材がいるようだ。

ん、どうした? ハァハァしてきたか? あわてんなよ。

おーい、鼻息荒いじょ～。思わず見入ちゃっただろ?　男の本能で。

ご参考URL：http://ameblo.jp/pixy-kayo/
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