日本全土落下傘計画 東北編 4/4~うなる復興マネー

中小企業庁の資料はなかなか面白かった。経済産業省より、鉱工業生産指数の推移、平成22年を100とした時、2011年3月が全国85.8、東北65.2まで落ち込んだが、2013年12月に全国100.1、東北101.2にまで回復。
中小企業庁
仮設施設整備事業 354億円
中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業 4347億円
被災中小企業施設・設備支援事業 334億円 無利子の融資
津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金 666億円
東日本大震災復興特別貸付 5兆6298億円 0.2~1.4%
東日本大震災復興緊急保証 2兆1830億円 ~0.8%
小規模事業者経営改善資金貸付 1820億円 1.2%
復興予算は全体で5年で19兆円ということだから、そのごく一部ではあるものの、お金はジャブジャブしていそうです。エクイティによる出資など不要っぽいですよね・・・これでは。政府主導で低金利融資されてしまうと、銀行融資ですら入り込むのが厳しそうです。
税制優遇
産業復興機構等が債権放棄を行う場合の期限切れ欠損金の優先適用等 (法人税・法人住民税・事業税)


復興特区における税制上の特例措置
復興産業集積区域における法人税等の特別控除、平成28年3月31日までに指定を受けた個人事業者または法人が指定を受けた日から5年の間の復興産業集積区域の事業所における被災雇用者に対する給与等支給額の10%を法人税から控除できる。(ただし控除額は法人税額の20%を限度とする)
・復興産業集積区域における特別償却又は税額控除
取得等した事業用設備について、特別償却又は法人税から控除できる。機械又は装置、即時償却又は取得価格の15%の税額控除)、建物、取得価格の25%の特別償却又は8%の税額控除
復興産業集積区域における研究開発税制の特例等
開発研究用減価償却資産について即時償却できる。対象となる減価償却費を特別試験研究費として研究開発税制を適用(12%の税額控除)
市役所の事業推進課は、これ言えよなぁ・・・。
市役所・介護保険課
介護業者の認定は県の担当。市は、介護保険の申請と介護プランの作成が担当である。12個所ある包括支援センターの配置は、人口などに応じて市が割り振る。また利用者窓口負担以外のお金の負担も市が担当し、国保連合会を通じて、介護業者に支払われる。
石巻市全体で平成25年12月時点で
介護予防支援事業所 12箇所
居宅介護支援事業所 40箇所
訪問入浴介護 7箇所
訪問看護・訪問リハビリテーション・居宅療養管理指導 12箇所
訪問介護(ホームヘルプサービス) 47箇所
通所介護(デイサービス) 63箇所 181
通所リハビリテーション・短期入所療養介護 2床
短期入所生活介護 36床
認知症対応型共同生活介護 24箇所 339床
介護老人福祉施設 13箇所 長683床 短161床
介護老人保健施設 7箇所 757床
特定施設入居者生活介護 1箇所 14床
小規模多機能型居宅介護 3箇所
福祉用具の貸与・福祉用具の購入 10箇所
合計241箇所。コンビニより多いかもなw 以上が、介護保険の対象、認可された石巻の介護事業団体である。確かに事業としての規模は大きそうではあるが、石巻固有の”おいしさ”は一切見えてこなかった。ただ、石巻のような被災地区は震災の影響で少子高齢化先進地域、通常の地方都市の数十年先がけて、人口流出(特に若者)と激しい高齢化が起こっている。日本の地方都市の将来が、被災地区にはあるかもしれない。特に震災の影響により街の再建で新たな都市計画が強制的に実施されている点も将来を見通すには有効なサンプル地区となろう。
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私が被災地に赴いたのは、慰問という道徳的な理由では無い。あくまでアジア一国一愛人構想、投資機会の調査なのである。
震災直後、第一次段階で発生したアービトラージャーは、地震場泥棒、金庫盗み、店舗商品強奪、通帳無いけど預金下ろしたい詐欺、闇物資化した煙草・酒などの売買、等の行為を行った犯罪者たちであった。第二次段階で、莫大な予算を使って国家が、瓦礫の清掃、道路・交通インフラ再建、仮設住宅建設などを行い、第三次段階、つまり現在において、国家はソフトウェア的な充実、金融支援、産業創生、税制優遇、治安維持強化などを行っている。エマージング投資の発展段階でもよくある光景だが、国家の勃興、農業・食・生きていくためのインフラの確立、産業創生、株式市場設立、デリバティブ市場への展開というプロセスの中で、高度の段階でようやく私の出番が生じるのである。石巻において、震災から3年経った現在、ようやく私が登場しうる段階になってきているのであるが、潤沢すぎる国家予算が、生じうるすべての資金ニーズを飲み込んで余りあるくらいの資金を投入しているので、エクイティ性の資本は極めて厳しい立場に置かれている。
【日本の国家権力】
2014.01.30 税金の論理 2/4 ~国税の力が強大=先進国
2013.10.01 解明・拓銀を潰した戦犯 4/4 ~北海道の衰退
2013.08.05 同和と銀行 6/6 ~行政と銀行に踊らされただけ
2013.05.17 迷走日本の原点 1/2 ~アメリカの陰謀
2013.02.05 巨いなる企て 2/4 ~豊臣衰退の背景
2012.05.28|眞説 光クラブ事件 3/3 ~国家権力との闘争
2012.03.19: 下山事件 最後の証言 1/2 ~国鉄合理化
2012.01.10: 競争と公平感 市場経済の本当のメリット 3/3 ~規制と経済効果
2011.10.12: 日本中枢の崩壊 1/2 東電
2010.10.14: 道路の権力1
2010.07.05: 警視庁ウラ金担当