今回はTactis Ogre Chronicle Valeria(以降TOCV)でプレイだ。Tactics Ogre(TO)の改造Versionを初プレイした。簡単にTOCVについて説明しながら、進行して行こうと思う。まず、シナリオ1のクリザローの町 モルドバ戦 プレザンスの救出から。
虚弱体質のデニム君。やたら強いプレザンス君。
00lv2denim.bmp01lv4Pleasence.bmp
目の良い読者諸君は気づくだろう。TOCVの新システムのパラメーターが3つほど追加されている
○Brave
MVPを廃止し、行動ポイントシステムをBraveに流用しています。現状Brave値で変動するのは命中率と回避率とRESとクリティカル率。
○名声Fame
名声Fameは戦闘MAP中は変動せず、戦闘終了後、Brave値ではなく行動ポイントの1/2倍が加算(減算)されて次のMAPに移行します。 名声FameはRANK変化・CC条件に影響します。
○RANKシステム
実戦出撃回数・名声・忠誠度・レベルの関数から導き出される(♪が最高でS,A~Fまで) RANKが上がるとキャラWTが減少する。
Braveがたまらないと必殺技が発動できないのは良い制御になっている。ハボリム先生の神鳴明王剣が連発できたオリジナルでは、防御力によらず誰でも倒してしまう凶悪技で空中庭園以降の緊張感が薄れる要因だった。
02lv4Moldova.bmp03Lv2Moldova.bmp
プレザンスに比べると弱く見える敵大将モルドバ。これは例によってドーピング効果でAGIとDEXを大幅に上げてある。次回はもっと上げよう。職業はいきなりウィッチの上級職のハガル。そして仲間になった後のモルドバ。これは敵大将を倒すとクリア後に仲間にできるTOCV独自のフラグの賜物である。ソルジャーとアマゾネスしかいない退屈なシナリオ1に変化をもたらすため、モルドバを仲間にして魔法戦略に幅を持たせたいという意図がある。
通常TO Playerなら「ハガルって何?」と思うはずなので、ウィッチ一族の初期値、成長率、耐性の比較表を載せておいた。
*下記のドーピングは、通常キャラとの差分である。
Witches2.png
そして救出の必要がないほど強いシスティーナのデビュー戦を終えて・・・
システィーナ「姉さん、あなたは間違っている。」
セリエ「残念ながら、おまえたちと話をしている時間がなくなったようだ。妹は現実を見ることができない。理想は高くとも足が地面についていなければ何の意味もない。空から下を見ている鳥には、地べたを這いずりまわるアリの気持ちなどわかりはしない。手を汚すことのできない妹には真の革命を起こすことはできないのだ・・・お前と同じようにな。でも、そんな妹を私は愛している。妹を頼む。力になってやってくれ。」
この台詞シブイな。
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