Air Chinaの北京が悪天候でハルビンto北京がキャンセルされた。最悪だ。北京to SingaporeはLCCのJETSTAR。振替、保証はしてくれるのか? 今日飛ばないのはわかったからとにかく帰りのチケットが欲しい。ハルビンでは英語が通じない。レイちゃんに電話して、助けを請う。「振替は可能だが、北京以降のフライトに対する保証はわからない。このチケットはどこで買ったもの? 日本のWeb Siteで買ったならここでは対応できない。」
他の中国人たちも困惑し、クレームしたり立ち往生。ワーワー言ってるのだが、「出発するらしい!」と誰かが言って一斉に動き出す。デマを流すなデマを!まさに中国の株式市場と同じく、デマで動く人民たち。2-3時間、空港に居たのだが、一向に埒が明かないので、私はあきらめて帰ることにした。また例の安ホテルに戻ってタクシー往復で300元弱。ったくこれだけあればロシアンバーでつぶれるまで飲めるわ!!
実は帰ったら3日後にはインドネシア・ジャカルタ行きなので、あんまりのんびりして居られないのです!結局、Air Chinaに電話して2日遅れの中国東方航空に切り替えられた。そしてそこから北京からシンガポールのチケット・・・最安値とまともな時間で帰ることができる(直行便なら6時間)のはマレーシア航空(クアラルンプール経由、計9時間)が40000円で手に入った。高いよー。このような危機的状態ではLCCは使えないな。
China-Cigarette.jpg
このタバコなんだが、レイちゃんが「どうしたの?ホテルの店員さんのお勧め?」 「いや、自分で選んだよ」 「それ女タバコ。私は吸わないけど叔母が好きで吸ってる。弱いでしょう?」 立派にタール15mg ニコチン1.0mg含まれる強タバコ。最強銘柄「チュンファー(中華)」を買おうと思いましたが、48元もする。シンガポール価格と比べれば、それほど高くは無いのですが横に12元があると、そっちでもいいかな~と思ってしまう。中国はネシアに並んで世界でもタバコ最安値圏だと思います。
「SIMカードに30元チャージしてください。」が言えない! 
昨日空港でレイちゃんと長電話した影響でSIMカードが切れた。もう一度チャージしようと中国移動(China Mobile)に訪れるが、これを表現できず。レイちゃんにまたまたお助け。しかし頼みの綱の電話が切れているため、Skypeで書いてもらいました。
买30元的充值卡
请您帮我充上呗

十分感谢
です。コピペして活用してください。
もう一回ロシアンバーへ。また一人なので、レイちゃんにバスの行き方を教えてもらいます。ハルビン理工大学近傍からだとバス番号 94路。バス停名は哈一百。
22:30まで部屋でビールを飲んで、出陣です! あっ、雨が降ってる・・・けっこう強い・・・。バス停、バス停ー、あっ、バス終わってる。22時くらいだったみたい・・・。
必殺の名刺を取り出し、運転手さんに見せてタクシーや。30元で着く。2日前に来たばかりなので、バーテンさんも覚えてくれている。今日はビール部屋飲みしてたから・・・いきなりウィスキー・ロックからスタート。左に中国美人、右にロシア人らしき男性が座っているが、勇気が無くて話しかけれない。右の男性がウォッカをどぼどぼいれたカクテルを飲んでいる。バーテンが「あいつにも一杯あげたらどうだ?」と彼に伝えて、会話スタート。
アメリカの海兵隊だそうで、英語がとてもうまい。私は日本人です。と言ったら
「すみませーん、すみませーん」 (これが唯一覚えた日本語のようで、9か月日本に居たことがあるらしい)
なぜロシア人がアメリカの軍隊に居るのだろう?と不思議に思ったのだが、ロシアのどこに住んでいるの? と聞いたら
「俺、アメリカ人!!」
おおっ、ハルビンで金髪を見たらロシア人と思えの法則、破れたり! 「すみませーん、すみませーん!」思い込みでロシア人だと思ってましたとペコペコ謝る。
そしたら隣の中国の女性が「日本人ですか?」と日本語で話しかけてきた。かなり流暢だったので、「ぎょっ」としましたが、普通の中国人で、日本語は話せないようです。でもロシアンバーに遊びに来るような中国女性なので、英語はばっちり。ハルビンの最期の夜でした・・・。
ハルビン最終日 タクシーの運転手が必要以上に美人だった
人生初ですよ、美人運転手。女性運転手は、日本ではなるべく色気を出さないように帽子をかぶったり、化粧はしないようにしているはずだ。ホテルのコンシェルジェさえノーメイクな中国において、紅を引いていて、三つ編みを頭に巻きつける複雑で手間がかかりそうなお洒落な髪型、白い手袋をはめて、爪には赤いマニキュア、座っているが長身なのがわかり、眼鏡が良く似合う中国美人。イメージとしてはガンダムのマチルダさんようなクールで大人な女性だ
空港までと紙を見せると「イーパイウー」(150元)と答え、乗れよとジェスチャー。「ハルビンは初めてか?」というような意味のことを聞いているように思われたので、必死にうなずき「5days」と答えると「フッ」とクールに笑った。中国のタクシーはマニュアル、マニュアルシフトを運転できる女性。ワンポイントアップ! 地図が読めて、マニュアル運転できて、歩くのが速い女性。俺の理想のタイプだが、ギアチェンする大きな手から察するに全てを満たしていそうだ。しかし、ちょっと嫌なことに気が付いた。
助手席前方にはってある運転手証明が男だ。

中国では客は助手席に乗るのが常識。さきほどかなり間近で顔を確認している。写真の男は・・・、整形+オカマではとても説明できない・・・、ということは別人? 違法営業? なんか怖いところに連れて行かれちゃうかもしれない。でもこの人とならどこへでも・・・と妄想しているうちに空港に着いた。なんであんな美人が運転手やっているんだろう? 不思議の国、中国。
久しぶりにLCC以外に乗った
機内食があるのですねぇ。その存在、忘れてましたw ビール無料、昔はタダだと思ってよく飲んだなぁ。今回も3杯ほど。北京toクアラルンプールのマレーシア航空はけっこう良くてガラガラに空いていて、電源もあるのですねぇ。
中国、独自の道を突き進んでいて”シブい”と思う理由、
アジア時間における中国株式市場の独自なBehavior(米国指数との低相関)、電車と言わず汽車と言ったり、安易に米国民間企業に人民の個人情報を盗ませないように怪獣企業FB、GOOGと喧嘩したり、中国人女性固有の美しさを持っていたり、非オムツ育児したり、ハルビンのホテルのコンシェルジェが明らかに俺は中国語が話せないのがわかっているのに、中国語しか話さないとか。商売の上海、伝統の北京がメインだったからでしょうか。色々と目にし、耳にしながら、シブいって思いますねぇ。外来語が日本語だとカタカナで書き、いかにも外モノというのに対し、中国だとカタカナに値する文字が無く、全部漢字だからというのもあると思います。例えば、日本だとコンピューターと書くのに対し、中国だと電脳と表現する。中国には外来品にいちいち漢字を当てはめて考えている人が居るみたいなんだよね。こういうものに中国に居る間、ずっとさらされていると、中国・・・シブいわ。
【愚民の欲】
2012.08.09 マキアヴェッリと君主論4/4 ~君主と臣民
2012.04.18|真面目系クズについて 1/2
2012.01.06: 競争と公平感 市場経済の本当のメリット 2/3 ~素質
2011.11.30: 利休にたずねよ3/4 ~茶の湯の極意
2011.10.13: 日本中枢の崩壊 2/2 霞が関
2011.07.22: 死刑囚 最後の一時間 2/2 ~死刑囚
2011.03.01: アジア発展の構図 ~出遅れた国々 4/4
2011.01.20: 項羽と劉邦 ~広大なる中国大陸
2010.11.25: 初等ヤクザの犯罪学教室 ~割に合わない犯罪
2009.12.29: 何のために生きるのか?ふと考えるときがある
2009.05.07: 幸福感と欲の関係