基本的には、現地に対する人質を差し出さすか、消費を伴うことなく控除するのは難しい。
シンガポールにおける所得控除項目一覧
Expenses,
Donation,
Course fees relief,
Foreign maid levy relief,
Life insurance relief
という項目で、 2008.12.29: Singaporeで買ったもの 半年間の固定資産消費総括 で述べたように
記憶できる程度しか去年の消費していない人にとっては、これは0に決まってる。
以下の所得控除があるので、ごくつぶしな血縁者も、この瞬間だけは役に立つことを記憶しておくべきだろう。
両親控除
 同居5000SGD 非同居3500(ただしSGP居住が条件)
 こういう理由でここはFamily向けのマンションばかりなのです!
 すべての歪は税が引き起こす。
怒!!
 逆に言えば、国民の行動は、税制でコントロール可能ということだ。
養育控除
 一人につき、4000SGD(同居・SGP居住の条件は特に無いように見える)
 少子化対策。良いことです。これが成り立つならよー、養育費の算定根拠おかしいよな?
 実際は、固定費じゃなくて、所得に係数かかってるんだぜ。
 税制と実費を矛盾なく定義するならば養育費を固定額にするか、
 控除を Max(所得×10%, 4000SGD))×子供の数 くらいでどうだ? 
配偶者控除
 離婚してても適応可2000SGD
 もし、2人と離婚してても、多分ダメだね。Max2000SGDで、2000SGD×2にはならん。
 これもさー、毎年2000SGDの慰謝料とか生活費なんてあるわけないだろ? 考えろ!ボケが。
 生活費も慰謝料も所得に応じて変動するものなんだから、所得に対する%で上限設定して欲しいよな。
 相手から取ってくれればいいのに。累進課税もあるんだから、分離すれば離婚後連結税効果ありよ。
 残念なことに、慰謝料は、一般的には所得扱いにならない。
 離婚して慰謝料だけじゃなくて、その税金分まで払ってあげてるってちょっとむかつくよな?
注:上記は事前調査段階です。また人・場合によりけりなこともありますので、納税・申告は自己責任
でお願いいたします。
超怒ってる日本の高額納税者。悪いけど、笑えます。
松本 税金の話