なんて答えますか?
そもそも、そんなこと言われるようなことしてませんって感じでしょうか?
私の答えは
お金って何をさしているの? JPY、USD? 意表をついてRMB?
どれも信じてないよ。
Cashは、可換性という意味で、最も流動性が高い媒介的なAsset Classとして見ている
だけで、信じるのとは違うな。だから、色々な通貨に分散させてるし、株も買ってる。
だから信用危機、流動性危機などと言われると、株、不動産、商品価格が下落するとも
言えるけども、逆に流動性プレミアムが評価されてCashの価値が上がるとも解釈できて
Cashを信じて持っているのではなく、Cashの流動性プレミアムに賭けた投資という理解だね。
僕は多少疑り深い性格でね。
Credit Riskの評価という観点からも、拝金主義的Cash信奉は理解できないな。
自分が刷った金なら自分自身のCreditだからRisk Freeで評価するのかもしれないけど、
残念ながら通貨発行権持ってないし。
消費税を5%から10%に上げる=Cashの価値を5%下げる操作 と考えることもできると思う
のだけど、僕は及ばずながら、徴税権も持ってないんだよ。
Cashを信じる=国家権力を信じる 行為とも思えるのだけど、通貨発行権と徴税権を
持った人が、僕に都合よくそれを変更してくれるとは考えにくいでしょう?
そうすると次はこう聞かれる。「じゃあ、仕事(もしくは会社)を信じてるの?」
当然、仕事は、一生懸命やってるよ。
通常、会社<国家だし、仮に国家を股にかけるグローバル企業で、取締役であったとしても
給与所得者という立場である限り、それは会社にとって一つのステークホルダーに過ぎない
わけで、会社を信じる理由としては希薄だよね?
だから、僕の好きな言葉はね「両天秤にかける」
小説「何も信じることのできない男、そして誰からも信用されない男」より