投資=人生とするためには、投資の損益が無視できるものであってはならない。
言い換えれば、投資で損をした場合、その損が自らの年収で取り返すのに時間がかかるほど大きいもの
でなくてはならない。
例えば、年収が1000万円と想定していくつかのケースを考えていくとしよう。
Case1)全資産が2000万円で株(1銘柄)で運用されている場合
この株を無視して生活するのは難しいだろう。
なぜならば、株が半分になれば年収が全額飛ぶ。
株のVolatilityが25%とするならば1σで500万円だ。
1day1σは500万円÷√250=約35万円 2σ強触れれば、一日で月収が吹っ飛ぶ。
Case2)全資産が200万円の株の場合
全額ぶっ飛ばしても2-3ヶ月で取り返すことが可能だ。大した問題ではない。
Case3)5000万円の定期預金の場合
Volatilityは円中立で見れば0だ。Market Valueで一喜一憂することは無い。
Assetの大きさもさることながら、それなりに大きなVolatilityに投資しなければ投資人生は楽しめない。
以前から述べている営業利益率とは全収入のうち、投資に回す金額の比率。
それが小さいといつまでも対年収資産は小さいままなので、投資を真剣に考える必要が無くなるのである。
ここで人生設計を考えるエクセルを作ってみました。
InvLife.xls<-ダウンロード投資人生占いエクセル B2 全資産一つの株に突っ込むというのも極端な過程なので、資産Volatility5-10%程度が適切。 D3 一日の運用成績が月収何ヶ月分に相当するか。0.5は結構エキサイティングです。2σで月収が飛びます。 B6 現在の年収を入れてください。(ナマナマしいので1でもOK) B7 現在の資産額を入れてください。(1を入れた場合、現在、収入の何倍資産を持っているか。) B9 収入の複利成長率 これは、Target年数後の年収が、E11に出るので現実性を考えながらキャリブレーション。 B10 営業利益率を入れてください。投資に回す金額÷給与 例で入れてる75%は脅威の数値ですよ!!通常25%ね。 B11 何年後に引退するか。 占いの結果は B13、B14に出ます。 B10の貯蓄率、25%じゃ駄目でしょう??それじゃ投資を楽しめない。私が倹約家な理由です。 例では収入成長率2.5%の30年計画だ。終身雇用、年功序列給与modelだ。 今の年収1としてら30年後の年収は2.1。まあ、妥当でしょ? 最終的に今の年収の2.1倍になるかな?? これ、収入成長率上げてみてください。投資に興味がなくなるんだなー。 その時だよ。売上の源泉が変わるのは。