最終夜
「飯でも食おうや」とご家族がホテルまで迎えに来ます。ここで一番上のおネーさん出現、もうやっぱり記事は後で書かないと整合性が取れなくなりますね。置換すれば解決なのですが、もうファノム姉と名付けてしまったので、一番上のおネーさんはファノム大姉と名付けましょう。タイ人は他人でも「シスタァー」と言ったりするので、よくわからない家族関係ですが、推測通り、お母様とお父様の関係は破綻しており、お母様はファノム姉の母ではあるものの、ファノム妹の母ではないことが最終日に判明しましたｗ　俺は最後まで勘違いしてお前に気を使ってお母様に媚び媚びしていたのに、圧力の矛先はファノム妹ではなくファノム姉に向っていたことになります。
思い返せば、お母様のご実家でも、お母様の横にずっと座ってゴロゴロしていたのはファノム姉で、ファノム妹は随分消極的にお母様と接しているなという印象でした。さらにノンカーイからの帰り、ファノム姉が車の中でいきなり泣き出してお母様と喧嘩していました。理由は、帰り道にお母様のお友達の家に寄り道しました。お母様は20年ぶりの同窓会だったようで気分が高揚しています。

お母様が　「おいエキゾ、写真取るからこっち来い」
お母様のお友達とハーレムデイツでパチリ。私がお母様に取り入りすぎ、実の娘を交えずに写真を撮ったことにファノム姉は怒って泣いているのです。どう?　俺マザコンって言われているけど、こんなのありえないよ。背景にはお母様は息子を亡くしていることもあったでしょう。サコンナコンの家で「これがワシの息子や、良い男だろ?」と死んだ息子の写真を見せられています。何でもお母様の言うことを聞く私の姿が、息子に重なったのでしょう。ファノム姉が泣いて怒っているのに対し、ファノム妹は実にケロッとしており、ファノム妹は馬鹿なので感受性が弱いのかなとも思ったのですが、何のことは無い、まったくの他人だからだったのですねｗ

お父様は同じですが、腹違いの三姉妹だけあって、似てねーｗ　仕切りなおして良いというのなら、やっぱりファノム大姉ですかね。ファノム姉が32歳なので、それよりさらに上となるちょいネーさんですが、長女の迫力が顔に表れており、お顔立ちで見ても三姉妹の中で一番だと思います。ただ残念なことにタイ語しか話せないそうです。三姉妹＋お母様＋ドライバーの親戚の若い男2人、合計7名で
レストラン->カラオケ->ディスコ
View Khong Restaurantからタワンナというナコンファノムの黄金パターンｗ
と、はしごしたわけですが、男尊女卑のタイのはずが、年功序列には勝てないようで、終始、女性優位でした。若い男は食べる権利はあっても発注権はなく、歌も歌えといわれたら歌う程度で、酒もドライバーという性質上、深酒するわけにも行かず・・・。男2人は事実上ネーさんたちのパシリで黒子に徹し、事実上の1:4ハーレムナイトでした。ウイスキーとブランデー(両方とも米で作られたタイ内国産)を合計5本注文し、余った分は明日飲んでいただくことにしましたが、3本くらいは空けました。しかし彼らが黒子に徹するなら、私も徹底した低姿勢を忘れません。
女にペコペコ頭を下げ、ヒョコヒョコ後ろからついていき、ホイホイ言われるがままに金を出す。読者の皆様は、男尊女卑のこの世界では、この俺がタイの男性からみっともなく見られていると想像されることだろう。若い男2人!　女達の前で言ってみろ、「コイツ、終始、女に媚び媚びしていてかっこ悪い」と。どうした?　言えないか?　実はペコペコしているのは女に対してだけではない。若い二人に対しても店員に対しても俺はやってるんだ。若造・・・、ハーレムナイトでならした俺の迫力に気おされているのがわかるぞぇ。
アジア・コミュニケーションの真髄は「笑顔・現地語･低姿勢」、これだけで全アジアを制することができる。うるさくて話ができないようなディスコの中では現地語すら必要ないが、ハーレムナイトもこの3原則に準じ、ハーレムナイト三原則は
笑顔≒ディスコの中でも誰よりも楽しんで見えること。　
現地語->存在感。
低姿勢
の3つでいける。女の中に男が一人、当然一番背が高く、服の色は明るめで暗闇で目立つように工夫をして、全員とグラスを交わして誰よりも飲み、全員にセクハラをする。これだけ揃っているのだから、圧倒的な存在感で周囲の男どもを屈服させなければハーレムナイトは失敗していると言えよう。女相手の場合、楽しそうにしていることが大事だ。女にとって存在感は、「遅れてきたんだけどどこかなー?　あっ、エキゾさんあそこだ!」という目印の意味ぐらいしか持っていないが、男の世界では存在感は、順列を意味する。誰がヒエラルキーの頂点に居るのかを暗示するので、圧倒的な存在感は男の世界では脅しに近い効果を持っているのである。
小さな子供がいるそこのお父さん!　あなたこそ、ハーレムナイトで鍛えるべきです。「僕は35歳で部長になったんだ!」ってすごいことかもしれないですが、小さなお子様には通じないんです。外国人と小さなお子様は、世界観・価値観が違うので、言葉や理屈が通じないという意味で同じなのです。娘は怖いみたいですよぉ、情けない姿ばかり見せていると、馬鹿にしてあなたの言うことを聞かなくなります。どんなに奥さんに尻にしかれていても、存在感で圧倒すれば娘さんになめられることはないでしょう。どんなに女にペコペコしても現地の男性になめられることはないっていうのと同じです。
最後のディスコはファノム大姉のお友達2人も加わり、1:5のハーレムナイトです。ナコンファノムのディスコで私が周りから注目を浴びるのはハーレムナイトの存在感の御威光ではなくて、唯一の外国人だからってだけなのですけどね。しかし、レストランから3次会なので、めちゃめちゃ飲んでます。私が立っていられる、それを支えているのはハーレムナイトの不倒伝説、エキゾさんなら、何人で行っても大丈夫、何杯飲んでも大丈夫という信頼を覆さないというだけのために! ファノム大姉はレストランでは大人しくしていましたが、カラオケくらいからエンジンがかかり始め、ディスコでは暴れています。ファノム妹に見つからないように、こっそりとですが、ファノム大姉に長い間ずっとセクハラし続けていました。全然抵抗しないんだよね。ファノム大姉、真面目で厳しそうな顔しているのですけど、これもハーレムナイト効果。セクハラは解禁なのですｗ
ホテルまで送ってもらいました。お母様がホテルに泊まりたいというので、「良いですよ」と言ったら、ファノム妹が怒って帰ってしまいました。なんでだろう?　お母様が来たらセックスできないかもしれないけど、今更するしないでモメる関係でもないだろ?と不思議に思っていたのですが、そりゃそうですよね、後で知ったことなのですよ。お母様がファノム妹の母親で無いことは。最終日、ファノム妹とファノム姉がホテルに迎えに来ました。そして、ファノム妹のお母様の家で昼食を取りました。お父様の家でもあるそうです。これは納得できますよね。後でできた子供の母親が、最も直近の夫婦なわけですから、お姉さんのお母様と妹のお母様とどっちと住むのが自然かと考えるとね。ところが、そこにはファノム大姉が住んでいました。うーん、わからないな・・・。全員母親が違うの?　それともファノム大姉とファノム妹は同じなの?　そして間に浮気でできたのがファノム姉?　わかりません、聞けませんでした。
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