目的地はチェンマイではありません。Li Lamphunというチェンマイから150kmほど南下した場所に、落下傘部隊コードネーム:リーラムプーン奇襲隊(初出)がいるのです。リーラムプーン奇襲隊は車を持っていないというので、初のチェンマイですが、果敢にもバスで移動し、現地で待ち合わせしようという計画です。そしてもっと驚くべきは、リーラムプーン奇襲隊とはハーレムナイトで2回しか会ったことがなく、1回目は遠くで飲んでいて、終盤に少し目線を送っておいたので、2回目の参戦時にようやく横に来てくれたのです。お持ち帰りなし、ハーレムナイトで2回会っただけ。つまり、ほとんど話したことが無いので、何者なのかわかってないw ただ私はタイ行きの日程が確定していたので、タイ行き直前のハーレムナイトは、気合がいつもと全然違っていたとは思いますが。
俺「来月、タイに行くんだよね。」
「私も来月帰るんだよ。」
俺「タイのどこに帰るの?」 と質問している時には既に”I need you”オーラ出まくってると思いますけどねw
「チェンマイだよ。」
俺「マジでー? 俺チェンマイ行ったことが無いんだけど、チェンマイ行ったら遊んでくれるかな?」
「もちろん」
このきわめて社交辞令的な会話しかしていない関係(繰り返すがお持ち帰りはしていない、純粋にこの会話だけなんだぞ!)なのに、リー・ラムプーンで待ち合わせするリスクがどれだけ大きいかわかっていただけますよね?
バンコクからチェンマイまで飛行機で80分、エアアジアなのでまたしてもドンムアン。エアアジア信者と呼んでください。
BTS サラデーン->ビクトリー・モニュメント 31THB + 信頼のバス29番 18THBで無事到着。しかし1時間のDelayed。
昼13:40 チェンマイ空港着 タクシーで、チェンマイ・アーケード・バスターミナルまで180THB。わずか10分強だったのでぼったくり率2-3倍といったところでしょう。チェンマイ第二バスターミナルということでチェンマイにはバスターミナルが2つあるようですが、チェンマイ・アーケード・バス・ステーションというと連れて行ってもらえます。そこそこ大きなバスターミナルでメインのターミナル+道路隔てた向こう側にもターミナルがあり、「そっち」と指差されたので素直に従い、また「リー・ラムプーン」と繰り返します。見つかりました。料金は驚きの70THB! 3時間で着くということです。
出発まで1時間待ちは想定内でしたが、リーラムプーン奇襲隊からチェンマイから250kmと聞いていたので、移動時間5時間とバス料金300-500THBと踏んでいた私は不安になり、リーラムプーン奇襲隊に電話。本当にあっているかどうかタイ語でお話してもらいます。正しいようです。しかし3時間走って70THBとは恐るべき民バスの威力。民バスとは、冷房の付いていないバスです。インドネシアでは窓やドアがありませんが、タイの民バスは窓と扇風機が付いている高級民バスです。ちなみにチェンマイは有名都市なので、このアーケード・バス・ステーションにも白人の姿が多く見られますが、私の乗るLi Lamphun行きに乗っている外国人は私だけです。
午後3時に出発、出発して1時間が経ちました・・・。風景が都会ではないのですが、田舎ではないのです。都会にありがちな新設のビルや巨大ショッピンモール・信号の姿は確かに無いのですが、寺院・学校・零細商店が横にずっとあるのです。この地域は寺院が多く、途中からお坊さんが乗ってきます。また近所の小中学生も利用するようです。バスはほぼ満席になりましたが、唯一の外国人である私の横はいつも最後まで空いていました(泣。1時間も走る=チェンマイから40-50kmも走っているのにまだ風景が田舎化しないことに不安を覚えつつさらに走ると90分~2時間、すなわちチェンマイから70km-100kmで空気の味が変わり始め、緑が香りだします。民バスは冷房車ではないため、窓が開いていてこうした変化を感じ取れるのはメリットです。風景が広くなり、遠くに山が見え始め、商店が消え、森や畑、田園風景が多くなってきました。
「ここだぜ、あんさん」と車掌のネーさんが教えてくれたので降ります。ぇっ・・・バスターミナルかと思いきや、ネーさんに伝えてタイ語で伝えておかないと絶対にわからないくらいの普通の路上です。バスターミナルの場合、リーラムプーン奇襲隊にすっぽかしを喰らっても、チェンマイに戻るとか他の街に行くという選択肢があります。目の前に市場はありますが、このバスが行ってしまって、リーラムプーン奇襲隊が来なかったら、立ち往生間違いなしの危機的な感じの雰囲気が漂っています。タイの田舎はタクシーはありません。近距離ソンテウのようなものは走っていますが、言語もわからないのに適当に乗ると、さらなるディープなところに行ってしまいドツボということもありうるのです。「多分、あの車じゃないかな?」、車掌のネーさんが指差す車に歩き始め、バスは行ってしまいます。正解、リーラムプーン奇襲隊が車から降りてきました。安堵の胸をなでおろします。初めてのことですが、リーラムプーン奇襲隊が家族同伴ではなく、一人で車で迎えに来ています。
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