写真の上段、真ん中がタイのユッケ、ラープヌァソットかなり美味しいです。
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お母様のご実家で振舞われた牛肉三昧。さしみ、ユッケ、たたき、内臓ごった煮(下段左)といった感じですべてタイ風な味付けだが、ユッケと内臓ごった煮がかなりうまい。これを食いすぎて次の日、ちょっとお腹を壊したが・・・。ユッケはタイ人の中でも一番人気であっという間になくなっていた。


今日はお母様のご実家、横取りネーさんの母の母の親戚周りをするという。という予定なのだが、朝から出陣した第一到着地は近所にある公園でソンクラン祭り開催宣言を聞くところから始まる。テントに装飾が施され、テントの中に化粧をしたミス・ウドンタニ? みたいな人とネーさん方が座っており、坊主がお経を読み、一通り終わると像に水をかける。
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30分くらいで終了して移動。次にお祈り集会場のようなところに移動。ここからお母様のご実家は歩いていける距離にあるそうである。そして前回の会場では外国人が数人いたのだが、ここではそれらしき人物は見当たらず、俺と横取りネーさんはさらに浮いていたので、会場に居るタイ人に奇異な目で見られながら、ビールとウイスキーを飲みながらまた盆踊り。参加者は中高生も多く、バイクや自転車で乗り付けて、踊りに参加していた。17-18歳の少女の中には、まだ若すぎて色気は無いものの、10年以上たてば良い女になるだろうな、と思われるダイヤの原石のような少女もいる。横取りネーさんやパタヤ1号は、ダイエットで痩せていたり、夜のお仕事で肌が白くなってしまっているが、もっとより天然のタイっ子らしい健康美が感じられる。また目の前に座っている少年たちの中にいる少女の一人が、妙に一人だけ大人に見えた。よく見ると、顔はやはり子供である。後にこの子が13歳で結婚したという噂の少女だったと判明した。タイでは初潮を迎えれば結婚して良い制度らしい。うーん、一瞬大人かと思ったけど、よく見ると少女にしか見えないこの子も結婚しているのか・・・と考えさせられる。
お母様のご実家に行く。ソンクランも熱を帯びてきて、水掛部隊が村のあちこちに居る。私は助手席の車内なので濡れることは無いが、荷台に乗っている人たちは集中攻撃を浴びて大変なことになっている。
ウドンタニ、最終日の夜は、また仁志にーやんの家に呼ばれたので行く。今日は仁志にーやんの兄弟5人が集まる大イベント、兄弟5人+その連れ合い+子供となるので結構な人数が集まっている。その集まりの中で私は飲むのだが、当然、タイ語なので会話に加わることは無く、仁志にーやんは、私を緩和剤として上手に利用している。仁志にーやんは、「Big Family, Big problem」と何度も繰り返し、親戚付き合いのうっとおしさを感じているようで、「ちょっとタバコ吸いにいくか?」とか英語で俺に話しかけたりとか、兄弟たちに俺の話をすることで、嫌な話題を遠ざけていたようだ。仁志にーやんのお姉さんの旦那さんが中国人(中華系)で、香港に住んでいた経験や、私の「プートンファー、イーディエンディエン」という発言から中国語で話しかけられ、多少困ったが、「仕事は何?」と聞かれたので、「股票、投資」と書いたら、さすが中国人。一発で理解してみんなに解説してくれた。中国系の旦那さんはこれで気を良くしたのか、「タイでプラスチックを売っている。プラスチックと言ってもコップでね・・・」、「台湾にも行っていたことがあってそのときは工場で働いていて・・・」、「娘が明日結婚する・・・」とか様々な話題を、筆談で話しかけてきた。エンジニア男の仁志にーやんは、このちょっとお金や仕事の話が大目の中華系兄さんの相手をするのはつらいらしく、その矛先が俺に向かったので、「Good Job」のような反応をしていた。
いよいよ最終日、バンコクに戻ります。
隣の家で闘鶏をやっている。インターネットで調べたところ、足に研いだ刃をつけて戦うので一瞬で勝負が付く、と書いてあったが、ここで見た闘鶏は20分以上やっていて、くちばしや足で背中を突いたり、羽で頭をはたいて脳震盪を狙うというのが主な攻撃手段であった。背中への攻撃は一極集中なので流血していた。しかし、なかなか決着はつきそうも無かったので、そのまま帰りの車に乗ってしまった。
空港に行く前に寄り道。昨日の中華系兄弟の娘の結婚式。横取りネーさんは「うーん、これ結婚まだ。日本語わからない・・・、うーん、Booking!」と説明してくれた。婚約ね。おじいさんが何やら言うと150万バーツと金400gを男側から女側の家に渡すと発表したようだ。前に座っていた女の子に「横取りネーさんはいつ結婚するの?」と聞かれ、横取りネーさんは思わず苦笑。「うらやましーなー、いつかなー」と薄笑いを浮かべていた。横取りネーさんが「けっこうもらえるよなぁ・・・良いなぁこれ。日本にもあるの?」と聞いてきたので、結納のことを軽く説明しておいた。結納とか結婚式とか経験は無いが、そんな場に遭遇したら、「自分の娘に対して、こんな人身売買の名残みたいな習慣の後押しするとは、親御さんの気持ち、理解しかねますな。」と嫌味の1つでもかましてしまいそうだ。今回のタイの婚約と結納の儀式も、日本と同様、人身売買・売られていくかわいそうな娘感は一切無いことを付け加えておこう。
そして空港へ。いよいよウドンタニ、お別れだ。そうそう最も重要なイベント、ラオ国境越えは次回に繰越だ。ソンクラン中、家族や地元のイベントが目白押しで、その間、長時間ウドンタニを離れることをドライバーの仁志にーやんが良しとしなかったため、今回中止になったのだ。ということで懲罰として最後の渡すお手当てを減額した。そして、それはお前ではなく、今からお母様に渡すがそれでも良いか?と横取りネーさんに聞いて、お母様に渡しておいた。お母様と横取りネーさんの仲は鉄板なのはわかっている。二人は連結会計だろうから、どちらに渡しても経済効果は同じだが、改めてお母様に感謝の意を表明するポージングなのである。
バンコクまで飛行機で1時間、あっという間につく。ドンムアンからバンコク中心部へ。バスで向かう。バス停の位置がわからず多少探したが、ちょっと頑張れば誰でも見つけられるだろう。29番が来たので乗ってみる。ドンムアンも国際空港であるにもかかわらず、29番の冷房なしバスは外国人の姿が見当たらない。バンコク市内からドンムアンはヴィクトリー・モニュメントから29番、59番で行けるが、逆行のドンムアンからの29番は必ずしもヴィクトリーモニュメントに着かないかもしれない。BTS端点のMoo Chitで冷房ありのBTSで移動したかったのでそこで下車してしまった。20THBを払おうとしたら、「いらね」みたいな感じで車掌が言うので、またまた無賃乗車してしまった・・・。今回はNana近辺のホテル。
Sukhumvit Soi8のEight Innホテル。インド系のスーツ屋が並ぶこの近傍はインド人街っぽいので、ホテルのフロントが若干インド臭。これは嬢を連れ込むには悪印象だろう。ただ、部屋は広く、まずまずだ。そして何と言っても室内無料のWifiが、私が今まで泊まった1000THB級のバンコクのホテルの中では最速であった。
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