天海祐希～♪良いねぇ～。最高。
美しくて立派な女性が未婚でいるのは、すべての男性に対する静かな告発である。
緒方聡子：天海祐希
本作品の主人公。1968年6月8日生まれの39歳。愛斉会総合病院精神科医長・精神科医。姐御気質であり、部下や
親友から頼りにされる存在となっている。趣味は高級温泉旅館に一人で宿泊してお笑いビデオを見ること。恋人はい
ないが、何ら不足のない人生を謳歌している。結婚願望が無いわけではなく、いつかは子供を産みたいらしい。内科
医を一年で辞め精神科へ転科。
緒方聡子の設定も良いねぇ～。39歳で収入バッチリ。
殿方のお友達と話し合って結論づけた嫌な女の二条項。
タカリ女 と めんどくさい女
に集約できました。緒方先生は、まさにこの逆で現代社会における理想の女性像であったように思えるので、皆さん
も是非このドラマご覧になってください。緒方先生にケチつけられる人っているのでしょうかね?
あえて言わせていただくならば、「お笑いが趣味」というのがちょっといただけませんね。肩幅の比率がどうのとか細か
いことを気にしているのも、合理的な価値基準とは思えず賛同できません。
ですが、プライドが高く、男尊女卑は嫌い、年下男もOK、仕事大好きかつ金も伴っている、甘え下手で不器用。
とっても私と相性が良いような気がするのですが架空の人物なのが残念でなりません。
美しく優秀な鋼鉄の女と言えども、弱点がある。その弱点は、私の経験上、往々にして出産の問題である。生物学的
制約上、やむを得ない事情であるゆえ、鋼鉄の女の弱点がそれだとしたら、私はそれをサポートしたいと思う。
緒方先生は、「子供産め」「仕事辞めろ」「家庭に入れ」「家事をしろ」的な台詞には拒絶反応を起こしてしまう。
私なら、絶対そのようなことを言いません。お約束いたします。その代わりに私が言うのは、「何でも良いから金を出せ」
いやいや、そういう路線止めましょう。「自らの道を自らの足で歩んでください」と言います。
「女は年を取るほど、男に対する要求を下げなきゃいけないけど、実際はどんどん下げられなくなる」
「同窓会っていうのは、自分がどれくらい幸せかっていうのを、確認しに行くところなの」
そうなのか･･･、ドラマの中では、幸せ＝凡庸かのように表現されているのがちと気になりましたねぇ。
平凡が一番という価値観もありましょうが、「お前の人生、どうがんばっても面白い映画の筋書きにはならない」
というような人生って幸せなのでしょうか?
問題の奈央ちゃんですが
「奈央(大塚寧々)はさあ、自分が幸せかどうかより、人に幸せそうに見られることのほうが、大切なんだよね」
一方、緒方先生は「自分の幸せは自分で決める」と言い切っていらっしゃいます。
この差は大きいように思います。収入レベルが緒方先生には劣るもののそのレベルは十分であり、若さゆえ若干の差に
は目をつぶることができますが、確固たる自分の価値観を持たず足元がぐらついているのはいただけません。
人間としての度量と自信がこういう言葉に表れますぞょ。
マーくんに対して「男の市場価値は何で決まるか知ってる？年収よ!」
甘いなー、奈央ちゃんは・・・。アップルのスティーブ･ジョブズは年収1ドルのCEOと言われているが、市場価値は低いのかね?
「男の市場価値は何で決まるか知ってる？総資産額よ!」の方がまだ説得力あるような気がするなぁ。
の確率過程で表現できるのよ! 0は生まれた時、Tは期待寿命
でも考えてみてよ、期待寿命すら正確に計算することはできないのに、年収の期待値が計算できるわけ無いでしょ?この解けな
い方程式を解くのが私の人生の課題なのよ!くらい言ってもらうと逆に惚れちゃうかもしれんなぁ。
物議をかもし出した問題の名ゼリフ
「オンナの市場価値は35歳からどんどん下がっていく」
市場価値というのは本源的価値と異なり、買い手の買値をもって定義される。流行の時価会計の問題点ってヤツでその価格
の空ろ気な性質ゆえの脆弱性は議論の余地が残る。また、人生に何の疑問も持たないものの軽薄さが喋れば喋るほど露わ
になるタイプの女であっても、買い手さえつけばそれが市場価値になるのである。人間市場には、取引所集中義務は無く、OT
Cで個別に決まる相対取引で、一物多価。先物が無く、価格が不透明なことを良い事に、不法取引が多数見受けられる。不法
取引を担う詐欺師たちのうたい文句が「若さと家事労働の担い手になる」ゆえ、あたかも年齢が市場価値と連動しているか
のように見えるだけで、実際にはその個別性が重要であって年齢で一括りにできるようなものではない。
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