カテゴリー: 生活・その他一般

特徴のないイギリスの特徴

私がヨーロッパに来た理由は、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」について”にわか”に語っていたことだ。私にとって、フランスは初めてのカトリックカントリーだったので、カトリックとプロテスタントという宗教的地盤の違いが、民の生活にどう影響しているのか? を感じることができれば良いなと思っていたのだが、フランス、オーストリア、イギリスだと、特徴のないイギリスに特徴を感じている。

当然、3国はEU、ヨーロッパ文化なので、アジアからの文化的差異は同様なのだが、その中でイギリスが最も違和感が少ないのはなぜだろうか? 英語と左側通行が親しみやすい理由にもあるのだが、もう少し深く考えて行こうと思う。

アメリカやオーストラリアなどのように、文化的支配には人民の輸出を伴っていた。一方、アジアの植民地支配は、文化的支配ではない。香港もシンガポールも、文化的、主に住んでいる民族も完全にアジアである。文字文化の破壊は、インドネシア・マレーシアとフィリピンにおいて部分的に成功し、自国言語をアルファベット表記に置き換えることができたが、アジア全般に広がるものではない。またアジアにおいては宗教的支配にも成功したとは言い難い。

では、ヨーロッパ列強が大航海時代に、植民地支配と共にアジアに持ち込み、今も影響を与え続けているものは何だろうか?

また、全く信仰心を持たない私が、ヨーロッパで好きなように生活していく中で、「カトリックとプロテスタントの違い以上に感じたヨーロッパ国間の違い」の根源には何があるのだろうか?

直接的には、左側通行、あるいは保護貿易と自由貿易の度合いの違いによる補助金や関税によって生まれる価格差だが、いずれにしてもそれらは「法」による影響である。人民の輸出、文化的支配、宗教の布教は、成功していないが、「法」だけは見事に成功している。ただ、法そのものだと詳細にわたりすぎていて視点が狭すぎるので、より一般化すると法体系と言った方が適切かもしれない。

大陸法系と英米法系 (Civil LawとCommon Law) という観点で切り分ければ、イギリスはヨーロッパの中では、かなり特徴的な独自の法体系を持っている。それをアジアに適用すると、元イギリス植民地支配は英米法系の左側通行の傾向が浮き上がってくる。ただし、完全一致はしていない。例えば、日本は通行はイギリスの左側だが、法は大陸法系なので、アジア各国はそれらが混合しているのだが、あくまで「傾向」がある程度だ。”法体系”そのものの違いが、日常生活に直接的に影響はしないだろうが、今後、数年かけて、具体的に違い分かるようになることを期待したい。


オーケストラだけじゃないオーストリアが持つ富の源泉は何か?

街中に馬車がいる牧歌的な都市ウィーン。動物に寛容なのか、犬を連れている人が多く、ペットOKの場所がとても多い。
チップ制度がパリは無いが、オーストリアあり(要求されたのはリンク内だけだが)。
スーパーで売っているビールの種類はオーストリアが多い。パリは3種類しか置いてないようなスーパーもあった。

私のホテルの近隣は観光地ではないはずだが…、なぜかホテル近隣のレストランで食事をすると日本人が居ることが多い。とても不思議で原因は今のところ不明。観光地でないから観光客ではなく居住者? さあ、オーストリアに日本人は何人住んでいると思うね?

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000368753.pdf 28ページ

在留日本人 3000人。フランス40,000人と比べると皆無に等しい。経済規模や人口は全てフランスの1/10と考えると符合する結果だ。このホテルの周辺に3つも日本食があるが、すべて偽物系日本食なのでリトルトーキョーとは言い難い。

パリもウィーンもホテルは旧式。鍵がぐるっと回すマニュアル鍵。アジアでは見たことがない。ホテルの廊下の電気は自動節電。パリでもそうだった。エコ、ケチ、エネルギー問題にセンシティブ。

オーストリア3重苦

資源がない。
植民地がない。
産業がない。

その結果、株式市場は惨憺たる状況であることはすでに述べたが、あまりの状態なのでもう一度しつこく書くと、

EuroStoxx50に採用されているオーストリア企業は一社もない。

ヨーロッパの時価総額の大きな企業で見れば、産業があるドイツを除けば、植民地利権、旧東インド会社が今も色濃く残っている。イギリスとフランスはその傾向が強いが、BP、ロイヤルダッチシェル、トタル、極めつけは、香港の通貨発行権を持つHSBC。インフラ支配という意味では日本では存在感がほとんどないスペイン系のバンコ・サンタンデール、BBVA、テレフォニカなど、南米・旧植民地圏ではご活躍だ。

それなのになぜオーストリアは国家として存在しているのか? 一人当たりGDPが日本より高いのはなぜか? 実際、街を歩いて民を眺めても、それほど貧しそうには見えない。

オーケストラと観光誘致だけでは到底説明不可能だ。オーストリアという不毛地帯を表現するのは下記の絵1枚で十分であろう。

パイプラインの通り道。ロシアより愛をこめて、ヨーロッパにオイルを贈る。エネルギーロードの端点である日本にはない地政学的要因だ。アジアだとパイプラインではなくシーレーンになるが、シンガポールもオーストリア3重苦を持っている。資源がない、植民地がないどころか植民地だったw、産業がない。でも精製と通り道ってだけで国が成り立っている。オーストリアにいるとこんなニュースが急に見えるようになってくる。

OPEC、減産緩和で合意 供給不足に対応

オーストリアはOPEC加盟国ではないものの、石油輸出国機構の本部は首都ウィーンに設置されている。産油国でもなければ、消費する程の人口もなく(800万人)、産業もない。ただの通り道にもかかわらず、なぜかウィーンにOPEC本部がある。

OPECやIAEA(国際原子力機関)の本部がウィーンにある理由は、東西冷戦の狭間。「西欧でも東欧でもありません。中欧です! 永世中立国です。もめごと解決の会議はオーストリアを使ってください。」と言うことで成り立っている。

秋山信将×池内恵「核不拡散論」 #国際政治ch 22
https://www.youtube.com/watch?v=uOgdNyb8jJY&t=2272s
でオーストリア政府が本部ビルをIAEAに、年間1シリングで貸し出したという話をしている。動画の中に本部ビルも出てくるから興味があれば見てみると良いだろう。


オーストリア、海のない国

海のない国…世界中にはたくさんあるが、東アジア、東南アジアだとモンゴルとラオスくらいだ。いずれも行ったことがないので、初めての経験だ。世界地図を見れば、国々は海岸線を奪い合うように国境線が引いている。戦いに敗れた国は、乏しい海岸線をわずかに恵んでもらい、交易が制限され貧しい。これが私の固定観念だが、ヨーロッパではどうだろうか? 多分大体合っていてスイスという例外が存在するといったところだろう。

シャルルドゴール空港、免税店。タバコ
、赤マル、50ユーロ(1カートン)。ただし、オーストリア行きのボーディングパスを見せると、80ユーロだ。節税失敗。EU圏内の移動では無理か…。

ウィーン着。到着口に免税店は…ある! タバコ、赤マル、55ユーロ(1カートン)。ボーディングパスのチェックなし! 一箱当たり2.5ユーロの節税効果はあるものの、絶対金額5.5ユーロは、まだ高い。インドネシアなら2ドルで…、止めよう。そのことを言うときりがない。

ガーン…、実はオーストリアのタバコ(赤マル)の市中価格は5.5ユーロ。一箱8ユーロのパリで買わずに、5.5ユーロのオーストリアで買っただけ。節税効果ゼロッ!残念。

電車4.1ユーロ、30分以内に市内に突入。パリの10.3ユーロの50分と比較し、空港を含めた都市としての規模が小さそうなことが分かる。

銅羅湾の人混みに比べてパリは人口密度が低い…って言い方は無いよな。これでようやくまともな比較対象ができた。ウィーンの人口密度は、パリよりさらに低い。街の構造がパリとウィーンなら比較しやすい。パリは高速道路で囲まれていて市内に、高速道路がない。ウィーンも同様にパリよりもかなり狭い範囲が高速道路で囲まれている。そして、まだ地図だけ見ている状態だが、パリと同様ウィーン市内にも車両侵入規制が存在しそうと想像させる、都市設計が地図上の道路にあらわれている。

私のホテルは、環状高速道路の外。ウィーンは街が小さいので、それでも十分に利便性は高いが、いわゆるど真ん中の観光地ではない。住所はウィーン市だが、輪の外。それだからか、ホテルの前の一般道路の幅が広く、ものすごいスピードで走っている。エレベーターの閉まるボタンを誰も押さないほどのんびりしているヨーロッパだが、ドイツなどは高速道路の運転スピードは150~160kmとかなり早めと言われている。一般道路でも複数車線の道路だと、アジアでは見たことないくらいのスピード、80km弱?で走っている

メインの一般道路の脇道、駐車している車両はまばらに数台、人通りはゼロ。ただし、メインの通りには飲食店が立ち並び、オープンテラスで飲んでいる人はたくさんいる。ホテルから歩いて5分くらいの範囲で日本食の店が3つもあるくらいの大都会だ。ただし、入る気が起こらない露骨な偽物日本食だが。

スーパーも4つくらい5~7分のところにある。パリだと1~2分だったが、それはしょうがない。閉店時間が19:30とか20:00くらいの店が多いので、夕食前に買い物は済ませておいた方が無難だ。でもパリと同じく、20:00くらいでも、みんなまだ飲んでるだけ。そこからお食事なので、かなり遅い晩飯のようだ。しかし、日曜休業の弊害がある。パリでも日曜になると全てのお店が閉じてしまい…、ということを聞いていたが、大手のチェーンは日曜開業。ところがウィーンは日曜閉店率が極めて高い。4つのスーパーは全滅だ。カフェは開業しているので食べ物には困らないが、1ユーロ以下のビールは買えない。

タバコ同様、酒もさらに安い。パリ・マイナス1ユーロの分布。ワインは何と1.9ユーロくらいから始まる。ばっちりドイツワイン(オーストリア・ワインかもしれないが、とにかくドイツ語)、そして期待通り、ビールが500ml缶で1ユーロ(0.8など)を切り始める…。あっ、キタ。水より安いビール(一番安い水よりは高いが、高い水より本当に安い)。


ヨーロッパを一つの地域と捉えた場合のパリの都市としての価値

ヨーロッパ時間の生活

世界中どこにいようが、メインが米国市場のオプション取引、サブでアジア市場の日本株、というのは変わらない。もちろん、ポジション次第でどこにフォーカスするかは流動的だが、当面は不変である。今となってはEUR SWAP Rateなど気にもしてないので、この時ほどではないが、

2008/05/29 ドイツの気になること 

ヨーロッパ時間で生活するとアジア市場が止まって見える(実際、株式市場は止まっているのだが、デリバティブ市場、先物、SWAP、為替は取引されていても、やはり止まって見える)。一方、米国市場を中心に考えるとアジア時間では、夜から未明にかけてのトレーディング、ヨーロッパ時間では昼過ぎ~夜(深夜前)となる。私はアジアでは深夜過ぎくらいに寝て、昼に起きる(市場環境によって米国市場を最後まで見たり、途中で寝てしまったり)ような生活だが、ヨーロッパでは、米国市場は最後まで見る傾向が強くなる。それでも23時くらいには寝ることになるので次の日は早朝に起きることになり、アジア市場も見ることができる、という意味では、アジアに居ようが、ヨーロッパに居ようが、市場に合わせて同じ時間に寝ていることになる。

ヨーロッパ在住の友達

パリで遊んでまーす、というような投稿をSNSにあげていたら、予想に反して、男友達の反応が多かった。一般に、欧州は女遊びは充実していない。欧州観光=女と思い込んでいたのだが、そうでもないらしい。まぁ、彼等は観光ではなく住んでいるのだが、いずれにしても欧州=女が行く所、という固定観念は改めるべきであろう。

「俺もパリ行くからその時に」、「バルセロナ行くけど来たら?」、「ウィーンはオケ安いよ」、「ロンドンには寄らないの?」などなど、多くの誘いをいただく中で、欧州在住の彼等は、EU圏を一つの国より、もうちょっと狭い、週末なので横浜から浦安まで遊びに行こう、の感覚で、EU圏主要都市間移動を考えていることが伝わってきた。郷に入りては郷に従え、すぐに彼らの思考を採用しよう。

SNSのお陰で生活が豊かになる。ウィーン在住の先輩がいるのだが、彼は僕に対して「ウィーンのオケは安いから来てみたら?」と言ったわけではない。私がパリでオペラ・オーケストラを探していて、プッチーニ65EUR、うーん、まぁ、安いよな…と妥協しかけていたところに、彼はSNS上で「久しぶりに3ユーロでオケ立ち見@ウィーン」とポストしたのである。私も普段ならスルーする投稿なのだが、ちょうどオペラを探していたので、たった一言のポストが、私の行動を変えたのである。

パリはやっぱりオケは高いんですか?と聞いてみたら、バスティーユ、あるいはガルニエのオペラでも5~20ユーロで当日券・立ち見があり、朝から並べば不可能ではないということだ。だが、10ユーロ以下でオケ・オペラなどはアジアではありえない価格だ。だからオケを見にパリからウィーンへ、とその時即断即決した。従来1か月だけパリでアジアに戻るつもりだったが予定変更だ。

せっかく時差を乗り越えて、ロングフライトでアジアからEU入りしたので、1か月で退散してまた来るのは効率が悪い。観光で滞在できる最長期間3か月弱をEU圏内の3都市くらいで滞在してしまおう。今年から始めるが来年以降も、4~10月の3か月をヨーロッパ、数か月日本、残りをアジアで過ごすようにしよう。

ヨーロッパ最大の都市パリをアジアの都市と比較するのは難しい

パリは好印象だが、初めての1か月滞在でも困ったことや文句が極めて少ない。つまり国際都市として洗練されているということがわかるが、パリのどういう点が優れているのか?というのが弱い。「初めてでも困らない」という消極的な評価となる。次のウィーンと比較すれば、来年以降のパリの過ごし方が変わってくるだろう。ウィーンはパリに比べれば都市機能やご飯のレベルが下がるというのは想像に難くないが、どの程度違うのだろうか? ヨーロッパに数か月滞在するならば、パリでしかできないこと、パリの価値というのは、ヨーロッパの他の都市との違いを明確に認識している必要がある。

その上であえて、香港やシンガポールとの比較だが、パリの物価は高くない。アジアの都市の中では、香港やシンガポールは物価が高い都市だ。パリとロンドンは、他のヨーロッパより物価が高いのは当然だ。そんな思い、来年を布石と思ってオーストリアに移動しよう。


日本食屋で日本人がバイトしている

海外だったらありそうな風景と思われるかもしれないが、アジアではほとんど見かけることは無い。日本食の経営や店長、あるいはホテルの寿司などの高級店だとバイトは、いる。だが、私がパリ・オペラ地区南部にあるリトルトーキョーで見たのはラーメンや食堂といった大衆店だ。アメリカのニューヨークやカリフォリニアでも見たことあるような気がするが、アジアでは皆無。

どうして、パリでは、日本食屋で日本人がバイトしていて、アジアでは居ないのだろうか?

現地人の給料が日本人より高い。それは香港やシンガポールでは当てはまらない。だから香港・シンガポールでは外国人、主として中国人やマレーシアなど周辺国からの外国人労働者が飲食店の基本だ。

では、どうしてパリでは、外国人を呼ばないのか?

多いのはアフリカ系移民であり、中華系と違い、日本料理の作り方などを教えるのに時間がかかる、あるいは不可能。ダシの概念が中華には…とかそういう細かいことじゃない。箸も使うことと、味噌や醤油などの発酵食品を使うこと、米を食うこと、乳製品が無いこと、など大きく見れば日本料理もアジア料理の特徴である共通項が多い。だから、パリの偽物日本食屋のオペレーションは中国人が行っている。

それならば、厨房に日本人を使って、サービスはアフリカ系でも良いじゃないか? ところがサービスも日本人である。パリでは日本人のきめ細かいサービスが求められている? 絶対違う。露骨な片言のフランス語と、サービスもアルバイトレベルなのがわかる。クレジットカードを切ったら、カードリーダーの使い方も知らない素人レベルだったぞ。俺もカードリーダーの使い方など知らなかったのだが、フランスではカードリーダーは自分でスキャンするので、2日目で覚えたよ。つまり、クレジットカードを持ってないような日本人だってことだ。

この現象で需給が分かった。学生、ワーホリ崩れ、芸術志望?現実逃避など、理由は様々だろうが、憧れを抱いてやってくる日本人がいる。一方、職の供給面で、特殊能力の無いワーホリ崩れが現地で職を得ることはできない。別にフランスだからではなくアジアでも同様なのだが、誰でも持っている特殊能力は、海外では日本語が話せることだけになる。そこで対日貿易量が絡んでくる。

http://www.jftc.or.jp/kids/kids_news/japan/country_tmp.html

ヨーロッパだとドイツ、イギリス、オランダなどが上がっているが、ヨーロッパトップ3国であってもシンガポールやタイにも劣る貿易量なのだ。ましてや、フランスとなるとほとんど付き合いが無いに等しい。よって「特殊能力である日本語」を駆使して日本企業に勤めるという規模がシンガポールよりも少ないのだ。「憧れてくる日本人の数≫日本企業の日本人求人枠」なのである。香港シンガポールで供給が絞られているのは、単に憧れが少ないとも言えるが、それだけでなく、香港大学やNUSなどは必要とされる学力も高いので、ワーホリ崩れの学力では相手にされず、カネだけで入れる美術系の専門学校も皆無であることから学生がいないことも大きいだろう。

フランスの労働基準法上ではバイトという概念は無く正規雇用のみ。解雇が難しくフランス経済の足を引っ張っている元凶だ。私が生活しているうえでもこの上なく迷惑、電車、飛行機などの移動手段がストで止まる・延期などの被害がある。中国では人民解放軍が空を支配し、民間の移動を妨害してくるが、フランスだと労働基準法とストが移動を妨害してくるw パリ市内の電車だけでなく、エアフランスや長距離電車など国際移動も入るので要注意だ。

ただし、零細の飲食店などは労働基準法のお目こぼし対象なので、パリの日本食屋はそれをチャンスに生き残っていくしかない。フランスの労働基準法に則らない、日本流のブラック方式で、バイトを雇っているのが現状だろう。

香港やシンガポールに比べて、マニラやバンコクは物価が安い。どうしてコスト削減のためにそっちに住まないのか? 現地人に文句はないがね、そこに住んでいる日本人を含む外国人と話が合いそうにないからだよ。

香港やシンガポールにおいて、「デリバティブ」と言えば、金融業界以外の弁護士や会計士、あるいはまったく別の業界であっても、「デリバティブとは何か?」を説明する必要ないことが多い。だが、バンコクやマニラでは、デリバティブなんてのは日常用語たりえない。デリバティブなんて時代遅れなものを今となっては知らなくても気にしない。

じゃ、日本人が大好きな小説に話を合わせよう。罪と罰、ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフの殺人を正当化する論理についての議論にしようか。バンコクやマニラでドストエフスキーを読んだ上で内容論じられる日本人って探すの相当難しそうじゃない? パリで探すのはどうかって? 聞くなよw 俺がワンピース読まないと話に入れてもらえそうにねーよw


生活から推測するフランスの法と規制

私はそもそもフランスの法を積極的に学ぶ気はない。一方、ボトムアップ方式、普通に生活していく中で、どのような法律になっているのか? 規制があるのかを推測してから、調べ始めるのは、どこの国でもやっていることだ。税制や規制による制限が、市場を歪める。それは株式市場だけでなく、日常生活や消費活動でも起こっている。それを発見し、自分に都合よく利用することだ。また、様々な国を見ていると、その平均は大きな母集団から計算されたより精度の高い平均(世界標準)となる。世界標準たる平均から外れているものが異常値で、その中に規制による歪みがある場合がある。

例えば、私が買っているもの、世界標準で考えて不当に割安なワインやハムやルーブル美術館は、おそらく政府の補助金が入っている。ヨーロッパを代表する大都市にもかかわらずパリ市内に高速道路・立体交差がない。その状態でも渋滞が発生しないのはなぜか? なんらかの車に対する交通規制、パリ市内に入るための制限があるはずだ。と考えるようになる。

農産物支援、芸術支援、交通規制は歪みだが、アマゾンプライムがAmazon Primeより安いのは価値観の差であって歪みではない。私が知らないだけで日本がアマゾンに極端に優位な法制度となっているなら別だ。Amazonの国家間節税政策に対して、日本は特に牽制せず有利だから、というのならそれは歪みとなる。うーん、ちょっと例が不適切だが…。

パリでプラプラ街を歩きながら生活する中で見つけた歪みを紹介していこう。

八百屋、肉屋、酒屋などの零細店舗が存在する。

日本・香港・シンガポール・タイなどでは零細店舗は、ローカルの巨大チェーンスーパーに飲み込まれてほとんどが姿を消した。程度の差はあれ、地方都市だけではなく東京でも起きていて、八百屋や肉屋に限らず、個人商店は20~30年で見れば、どこであっても激減しているはず。街の電気屋さんはヤマダ電機、古本屋やブックオフ、タバコ屋は酒屋同様にコンビニ、地方都市のシャッター通りはイオンへと変貌した。昔ながらの市(イチ)・複合店舗、香港なら外市、シンガポールならウェットマーケット、パリならMarcheという形は存在するが、いわゆる街の八百屋ではない。

ホテルから歩いて1分以内、これは偶然にしても徒歩圏5分以内に八百屋、肉屋、酒屋が複数店舗ある。一方、パン屋、携帯ショップ、雑貨屋、スタンド(新聞や飲み物を売るキオスクKiosque)などは、香港やシンガポールでも見受けられる。昔のパリは日曜になるとほとんど全ての店が閉じてしまい、何もできなかったそうだ。今は、巨大チェーンスーパーがあるので特に困らないが、パン屋は法律で「日曜でも営業しなければならない」。

ということは…、パン屋は日本で言うタバコ屋と酒屋と同じ。免許制を取っているかどうかは知らないが、政府に届け出が必要ということになる。その制限の分だけなんらかの税制優遇もありそうだ。さらに想像を拡大させ、消えた零細店舗である、八百屋や肉屋がパリの至る所に存在する、のはなぜか。これもパン屋と同様、なんらかの税制優遇や法的保護を受けていなければ、チェーンに飲み込まれて消えていくのが、市場原理と時代の変化の当然の帰結だ。

パリ在住で外食を経営している友人に聞いたところ、零細の八百屋を保護をしているのではなく大手チェーンをいじめる規制をしている、ということだ。零細の八百屋が存在する社会的意義はほとんどないであろうから、この規制はヨーロッパがアメリカより大きく成長率が劣る要因で、経済的に良い規制だと思わない。

2018年初頭、日本滞在時に、日本ではキャベツ、レタス、白菜などの葉物野菜が例年の4倍ほどに跳ね上がっていたことを思い出した。香港やシンガポールにおいて、これほど激しい野菜の価格変動を見たことがない。日本よりはるかに少ない人口で、食糧自給率などゼロに近いような環境でも、ほとんど価格変動しないのである。これは輸入、市場規模が大きいのだ。対して日本の葉物野菜は国産、しかも業者などの取り分を除いた余りを一般消費者市場に回しているので、1億人以上の人口を有しながらも市場規模を異様に小さくしているためだ。フランスでは業者用と一般消費者で価格差はほとんどなく、価格変動もそれほど激しくない。

八百屋と肉屋の存在は、フランスは農業国と言われるが、食肉や穀物を大量輸出しているアメリカに対して、フランスの保護政策は、地産地消・国内消費にフォーカスを当てている結果であろう(その意味では日本に近い)。最終消費、販売を重視する戦略には同意できる。日本も農林水産省と農協を中心に、生産制限・買取・販売価格統制はしているものの、販売保護はしていないだろう。需給変動を変銃的に一般消費者に押し付けた野菜の激しい価格変動やコメの先物がいつまでも盛り上がらないのが、販売を軽視している証拠だ。最後の販売によるエグジットを確保しない生産の保護が、赤字・売れないコメが倉庫に積み上がるような事態を引き起こしている原因であろう。

実はコメの先物化は日本だけでなく、グローバルにもあまり成功していない。詳しくは、この本に書かれている。ちなみに著者はフランス人なので、アメリカ中心の農業事情ではない視点が面白い。

コーヒー、カカオ、米、綿花、コショウの暗黒物語―生産者を死に追いやるグローバル経済 コーヒー、カカオ、米、綿花、コショウの暗黒物語―生産者を死に追いやるグローバル経済
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水揚げ港による魚のブランディング戦略でも、同じことを感じていて、最終消費と販売はあまり意識してないように思える。魚の場合、鮮度を保つのが難しいため、地産地消を国内のさらに小さな地域で主張もできて、東京に輸送するまでの時間とコストの分だけ、この漁港では、安く良い品が手に入る、とアピールするのがエグジットを意識した「漁港のブランディング」だと思う。

2018/05/24 何が価値か?呼び名にもこだわり

で既に詳しく述べたことだが、これについてホリエモンが同じことを言っている。

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小さな店なら使う量も知れているだろうから、少ししか獲れない貴重なものを送ってくれたり、走りの素材、ときには「ほかの人は使わないけど、実はおいしいんだよ」と、チャレンジアイテムもよろこんで送ってくれる。これは、大規模経営では不可能なやり取りだ。直接のやり取りがヒントを生むコスト以上にうれしいのが、生産者と直接コミュニケーションを取れることだろう。激戦の築地で仲買と仲よくなるよりも、産地と直接LINEやメッセンジャーでやり取りする。電話ももちろんありだが、漁師さんが「こんなのあるよ」と、魚の写真を送ってきてくれることもあるだろうから、LINEなどのほうが早いしわかりやすい。わからないことがあったら、「試してみたいけど、どうやって食べるとうまい?」と聞けば、きっと新しい料理のヒントをくれる

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日本はそもそもロジスティクスに強い国だ。インターネットを駆使し、コミュニケーションツールを持つ世代には、前時代の料理人や生産者には真似できない広い世界が広がっている。

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ここで思うことはカギを握っているのが、生産と販売の間にある中間業者、農協や市場の仲買人であることだ。一方、超優良企業の損益計算書では、その中間を一切省いて高収益を上げている。企業会計では販売=売上が逆に入り口になる。エグジットは純利益や株主資本で、上場や売却という意味ではなく、株主利益や時価総額を増やすことがエグジット。日本企業の場合は、顧客サービス、従業員、銀行のご機嫌を伺う経営は垣間見えるが、相変わらず株主は軽視されたままだ。


フランス人は嫌な奴? アジア人に対する差別

10年程前までは、「フランス語以外は話す気ないよ」という態度だったらしいのだが、現在はそんなことは全くない。メルシーとボンジュールだけで生活できてしまう。フランス語がマイナー言語だという認識がフランス人にもあり、外国人=英語あるいはスペイン語で話しかけておく方が無難という低姿勢ぶり。私が泊まっていた11区あたりでは観光客がいないので、フランス語で話しかけられたり、英語が話せない人がいたりするが、観光スポットではないので当然だ。また、差別はあるのだろうけども、私は感じない。ある気配はするが、あっ!と思うほど露骨には存在してない、というのが正確な表現か。

レストランで注文しようと手を挙げていて、店員と目が合ってるのに無視して注文を取りに来ない。これ、差別? そう感じる人もいるかもしれない。でも、ごめんね、これ香港の話なんだわw わかるかね? 同じことが起きても香港はアジアだからサービスが悪いで、パリだと差別だと思うの? 飲食店のサービスなんてそんなもんだと思えば、多少、注文を取りに来るのが遅い、対応が悪いのがグローバルスタンダードで、それを標準とすると、日本のサービスが過剰なだけなのである。いつも言ってるようにマクドナルドの店員が笑顔だったり、コンビニの店員が品揃えと配置を記憶しているなんてことはない! 偶然、そういう店員もいるかもしれないが、原則、そんなことを期待するものではない。シンガポールのマクドナルドなんて店員がおばあちゃんでポスを打つ手が震えてるほどだw

日本と比較してもしょうがないので、アジア比でサービスを比較すると、アジアで食事をしていて、私が不快に感じるのは、片付けの速さである。明らかにまだ食事が残っていても、店員と目が合えば、”Can I clear?”と言ってくる。「あっ、スプーン落としちゃった」と拾って目を上げたら、もう皿が片付けられていた、などという高速クリアーも聞いたことがある。なぜかというと、異様な人口密度による高い不動産価格だから、回転率を上げることが必須なのだ。注文受ける、料理出す、早く追い出して次の客、というのが原則だ。それから日本人のようにご飯粒一つ残してはならないという道徳観はない。だから、ホーカーセンターなどの屋外では、野鳥が残飯をついばみに来る。野鳥と店員が残飯を片づける競争しているのだ。

一方、フランス…、全体的にスロー。片付けも同じ。シンガポールでは店員が、野鳥の如く、皿を狙っていて、片付けのチャンスを伺っていると、仮に食べ終わっていたとしても、せかされている感じがして嫌なのだが、フランスではそれはない。それからシンガポールあるあるで、22:30ラストオーダーの店だとしたら、22:00過ぎるともう危ない。お得意の”Close already”、とにかく片付けも含めて早く帰りたいので、ラストオーダーの時間は嘘であることが多い。逆にフランス、ラストオーダーの時間はあるが、その時間を1時間近く過ぎてダラダラ飲んでいても追い出されない。店にいても良いけどレジを閉めたいからカネだけは早く払えという請求もない。もちろん、店員たちは店の片づけをしているが、とにかく、のんびりしているのだ。

アジアも東南アジアはのんびりなので、東アジア、日本・中国・香港・シンガポール(華僑の国なので)は、明らかにせっかちだ。エレベーターの閉まるボタンは連打だし、オプションはプットを売ってリターンを最初に見せないとダメだ。コール買ってお楽しみは後程って発想はアジアでは流行らない。その近視眼的な目線や忙しなさに嫌気がさしたら、東南アジアかヨーロッパでのんびりするのも良いだろう。

パリのラーメン屋、フランス人客が多いと食べるのが遅い。食い終わっても延々スープ飲む、しゃべってる、みたいなインターネット上の投稿を見た。俺はラーメン屋経営してるわけじゃないから、あー、アジアはこの感覚なんだと思う。食い終わったらとっとと出てけ。香港やシンガポールでせかされている気がして不愉快、と思っていたのだが、ラーメン屋も同じだ。俺も当然、日本人だからラーメン屋なら食ったら出ていくけどな。でも、レストランだと思って食ってて、「食ったら早く出ろ」は、不愉快だろ。

日本人の認知

帰り際に「ありがと」とか言われることがある。俺はフランス人とドイツ人とベルギー人の区別はつかない。彼らは日本人と中国人をどのように見分けているのか分からないが、「ありがと」と言ってきてるということは何かで見分けているはずだ。ドバイなどは日本人は皆無なので無条件で「ニーハオ」と言われたが。

「ありがと、さよなら」以外で珍しい声かけ言葉、というか初めての呼ばれ方は「ヤクザ?」

言葉の意味をわからずに使っていそうだが、そう呼ばれる原因は、
北野映画の影響で、スーツ着ている日本人=ヤクザ
ビジネス街のラ・デファンスがパリ市外にあり、パリ市内ではスーツマンはほとんど見かけない。高級店などではジャケット着用の事というドレスコードがあると聞いていたので、夏物スーツの上着だけ持ってきたのだが、ジャケットすらもほとんどいない印象である。上下で揃えてないし、ノータイでリラックスした感じにしてるんだが、それでもスーツを着ている東洋人=北野映画なのである。

世界中どこにでもいるのだが、変な日本語が書いたTシャツを着ている現地人もいる。地下鉄の壁広告で日本の漫画の広告があった。ただ、奇面組など、連載停止した古いマンガの絵もあり、その広告が何の広告なのか意味は分かっていない。


パリ市には高速道路がない

国別、車と歩行者の優先順位
タイ>香港>シンガポール>インドネシア>中国>日本>フランス

車優先社会

1.タイ、バンコク
車は左側通行で交差点で赤信号でも左折することができる。その際、歩行者の青信号と必ずコンフリクトが発生するが、その際は車は遠慮なく突っ込んでくる。

2.香港
銅羅湾周辺の狭く入り組んだ通りで人が多すぎてまともに走れないので、「そこのけそこのけ、フェラーリ様が通る」とばかりにクラクションを民衆に向けて鳴らす。

3.シンガポール
信号のないところでの道路横断において、車が譲ることは無い。確か、歩行者は横断歩道以外を横断してはならないという法律があったような…

車と歩行者平等社会

4.5.インドネシアと中国、パリのガルニエ・オペラ前
歩行者と運転手はアイコンタクトをかわし、民がヒョコヒョコと横断していくのが一般的だ。車と人が集中しすぎ、発展が急速すぎて、信号を設置するペースを超えている。また国土が広すぎて、信号を密度高く設置すると国家予算が破綻する。車と歩行者の関係には両国はほとんど差がないが、深圳・羅湖駅前のバスやタクシーなどは、歩行者をかなり優先する傾向にある。ガルニエ・オペラはモータリゼーション時代以前の都市設計を保存しているのだろう。またパリで多くある放射線状道路とラウンドアバウト。代表例はガルニエ・オペラ(ここはラウンドアバウトじゃないんだが)とエトワール凱旋門だが、ガルニエ・オペラの中心だけ(少しでも外側には信号がある)は信号がない。

歩行者優先社会

6.日本
ご存知の通り。バンコク帰りの日本だと、横断する時に、思わず車が通りすぎるまで止まってしまう。私を認識したバスが親切にも止まってしまい、迷惑をかけてしまうことも。

7.パリ
歩行者は赤信号でも安全と踏めば渡たる。アジアで慣らした私も本来そうなのだが、右側通行に慣れず。横断の際は左右両方見て…どっちから車が来るんだっけ?とか考えているうちに青になる。

パリの内部では、アジアの主要都市で必須の高速道路と立体交差を見たことがない。数百年前の都市設計のままで、これだけの人口集中をさばけるのは凄い。地下鉄の導入が、近代社会対応のインフラと言え、地下鉄の駅は普通1km間隔だが、パリは500m以下間隔である。かつ普通3~5分間隔の運行だが、パリは2分…いや、もっと短いかもしれない。パリの地下鉄の駅間隔・運行間隔が短く便利なのは確かだが、地下鉄だけで渋滞を解消できるとは思えない。ぐぐろう。

大気汚染とステッカーによる車両交通規制。だよなぁ…。世界の大都市がみんな高速道路で対応している中で、モータリゼーション以前の都市設計で渋滞が起こらないはずがない。良かった良かった。

パリの違法駐車は香港・大阪並みにひどい。路駐も二重駐車もあたりまえ。大阪はなぜだか知らないが、香港とパリは昔から変わらない道路で、駐車場設備などを作ることができないから。


海外居住の日本人の特徴 パリ・差別とかは無関係

パリ症候群 憧れを抱いてパリに住む日本人を襲う適応障害の一種。

ご丁寧にWikipediaまである。だが俺の見解では、パリ症候群はパリとか関係なく、日本人が居住を移せばどこでも発生する。下記の

2013/07/04 日本一の田舎はどこだ

田舎というのは日本の民族性と同義である。田舎という概念に地域性はあまり関係が無い

と書いたように、島国・ガラパゴスと言われるように「日本の民族性は、田舎もん気質」なのである。だから、パリだろうがニューヨークだろうが、そこに行けないからといって、香港・シンガポール・カナダ・オーストラリア妥協してる組も全部同じ。もっと言おう、海外居住組だけではない、日本の地方都市から見た「東京」で置き換えても同じことが言えるのである。

海外居住の日本人が言ってる文句
1.建物の建てつけ、水回りが悪い。
2.サービスが悪い。
3.物価が高い。

これはパリだろうがNYだろうが、香港・シンガポールだろうがみんな同じだ。そして、恐るべきことに…、田舎から出てきたやつが東京に対して言っている文句もこれと同じだ。

1.一軒家生活に慣れており、東京のマンション生活が気に入らないのだ。上・隣の住民がうるさい、マンション内のお付き合いが…
2.東京冷たい。
3.東京物価高い。

なっ? 同じだろ?

「日本人妻をもつ外国人夫の悩み」 でググってみよう。これで出てくるのはアメリカバージョンだが、これは日本人女性に限ったことではなく、海外日本人あるある。長いので一部を抜粋するが、

・毎日、おかずが醤油味ばかり。(違うメニューだと言うが、基本的に全て醤油味じゃないか)
・自動スプリングクラーの水はもったいないと言っておいて、毎日お風呂に入る。
・ベットを神聖の場所かの如く、パジャマ以外の洋服でタッチするのを毛嫌いする。
二言目には「甘すぎ」と言う
・服や靴下に穴があると大騒ぎをしてすぐに着替えさせる。
・こっちの国や文化、習慣には文句を言うくせに、日本を少しでも批判をすると、なぜムキになって反論するのか?
・食器洗浄機にいれるのに、入れる前にやたらきれいにするのはなぜ?
・溜めた熱いお湯と凄い量のぶくぶく洗剤で洗ったのに、洗剤を流して!と怒られる。僕の国ではぶくぶく洗剤の泡をパッパと切るだけで終わりで、今まで問題なく生きてきたのに。
・日本から、わざわざバスタオルを買って帰る。吸収率が違うだとー?!
・日本に帰ると塩さえ買ってきます。僕の国にも塩はあります「味が全然違うんだ!」と言いますが、塩は塩です。
僕のワイフはアジア人ですと言わずジャパニーズだといえと言われる
・ 妻はいつも何かにつけて、アメリカってこれでも先進国なの?とぶつぶつ文句を言う

原則は2つ。
非科学的で異様に神経質な衛生観念。
日本(自分が知っているもの)が最良であり、それ以外のものは特に論理性は無く、とにかく悪。

日本人はほぼ全員これに当てはまるので、こんな奴との結婚生活、日本人妻の外国人夫の気持ちがよくわかるわ。「お前の主張が分からない。外国人だと思って論理的に説明して」と言いたいところだが、外国人相手にもこういうことを言っているようなので、もう、どうしようもないな。

生活だけじゃないぞ、ビジネスバージョンもある。海外で働く日本人が言っている文句。これもアメリカだろうがイギリスだろうがアジアだろうが、全部同じだ。

海外で働く日本人が言っている文句。
1.気が利かない。
2.働かない。
3.すぐ辞める。

1.気を利かせて、忖度して、言われてもいないことをやるのは越権行為である。トレーディング部門に居ながらにしてシステム開発までやっていた私はSOX法的に問題とされたのだが、これは大和銀行NYの不正事件、取引とバックオフィスを一人の人間がやれば不正をし放題だからである。悪意を持った人間がいたとしても、それをどのように防ぐかが前提となっているが、日本の組織では性善説と信頼が基礎になっている。しかし、それはコーポレートガバナンスを構築しているとは言えない。最近、日本国内でもコンビニなどで外国人が働いており、「レジの前に行列ができているのに、もう一人の奴が商品を配列している。」と文句を言っているのをよく聞くが、「商品を並べてください」と言われたら、それをやるのが世界の常識! 商品を並べるのかレジをすべきなのか判断するのはマネジメントの仕事である。日本では兵隊がマネジメントも兼ねていて、優秀な兵隊とも言えるのだが、それゆえにマネジメントの責任の不明確化の温床ともなっているのである。

2.外国人は、すぐ帰る、すぐ休む。仕事は成果だけ上げて、仕事に使う時間は最小限に務める。これ世界標準の考え方。「日本の会社は結果じゃなくて犠牲を求める」によく表れているように、何の意味があるのだかよくわからないことのために延々会社にいる。学校に行くことではなくて学ぶこと、会社に行くことではなくて仕事をすることだと思うのだが、日本にはそういう考え方は無いw 育児休暇取得率、有休消化率などにも表れているように、法的に休んで良いんだから休めば良いのに、いざ休むと文句を言う。それでブラック企業? お前どっちなんだよ? シンガポールの産婦人科は、夫婦で行くもの、平日の昼間であってもね。日本の産婦人科に私が行こうものなら、他の妊婦さんに睨まれてしまう。子供の問題ってのは夫婦の問題、奥さんはたまたまお腹にいるだけで奥さんだけの問題ではない。

3.愛社精神と終身雇用制度は存在しない。何度も言っているが、ベースアップのWikipediaに、成果報酬がベースとなる欧米では存在しない和製英語、と書いてあるのが笑える。愛社精神こそが、先ほども述べた不正の温床、父子の隠し合い、社員を守る、上司を守るためには、不正もなんのその。それだけでなくプロフェッショナリズムの欠如にもつながっている。すなわち、業務のプロではなく、あくまでも組織の一員、社員・行員なのである。だから辞めないし、というより、会社の外に出たら通じないのが分かっているので辞められないのである。

まとめると、

海外居住の日本人が言ってる文句
1.建物の建てつけ、水回りが悪い。
2.サービスが悪い。
3.物価が高い。

海外で働く日本人が言っている文句。
1.気が利かない。
2.働かない。
3.すぐ辞める。

もうこれ聞き飽きてるし、どこの国行っても同じなので、これ以外のことを発言できる日本人。連絡ください。


何が価値か?呼び名にもこだわり

メートル法だからクォーターパウンダーはロイヤル、という細かな拘りの積み重ねも重要であろう。ロマネコンティは知っていても、それと同等の価値を持つ日本酒の銘柄は?と聞いても答えられる人は限定的だ。新米、初ガツオ、ネーミングが安直。というよりネーミングをしていない。わざわざ新ワインではなく、ボジョレーと呼んでみたり、ブルゴーニュだボルドーだシャンパンだと地域による限定品と思わせることで価値があるように名をつけてみたり。世界中に発信をし続ける、努力が背景にある。

フランス料理なんて、オリジナルなものでも何でもないが、コース料理にしたり、オープンキッチンにしたり、ソースだ、ワインとマリアージュとかなんとか言って、ただの肉を焼いた料理を格上げしている。寿司のまかせは、コースにもなっているし、オープンキッチン(お客さんに調理場見せられる清潔な状態に保つのはコストがかかる)だし、かつ、板さんとの非言語コミュニケーション、例えば、おっさんであんまり食えそうもないから、刺身中心、酒中心、シャリ軽めとかまでのアレンジは、もっと評価されるべき。いや、黙っていてはダメだ、その価値をもっとアピールすべきなのだ。現在は、店の名前とミシュランの星だけに頼っているが、「まかせ」というスタイルそのものに価値があるのだ、と発信すべきなのだ

石巻にて

友人の漁師さんが「エキゾみでぇな人が、なんでこんな何にもない石巻に毎年来るんだ?」と聞いてきた。もう何年もの付き合いになるが、港で初めて会った時、漁師さんは船から降りてきて、「エキゾさん来るって聞いてたから、さっきまで生きてた蟹、茹でておいたので食べてください。蟹はここで卸すより北海道に持って行った方が高く売れる。背中押してペコペコする蟹はもたず、輸送に耐えられないので売り物にならないんです。でも味は一緒ですからどうぞ、遠慮なく食べてください」と言った。あまりにもおいしくて3杯も食べてしまい、その後行った鮨屋で何にも食べられなくなってしまったのだが。漁師「船の上で、海水でジャブジャブ洗って、焼いても煮てもブツにして食べても美味しいですよ。」、あなたと同じことを、高級な寿司屋で「うちは東シナ海の魚、そして東シナ海の塩を使って、醤油などを作ってます」と自慢していたんだぞ。

今年彼は「エキゾさん、白子食いたいって言ってたな。昨日、タラが取れたんで今夜あたりは店に出てると思いますよ。」と言った。二日前に行った居酒屋では白子が切れていたのだ。東京では、いつ獲れたかわかる魚出す店はかなり高級店です。石巻の普通の居酒屋で、タラが取れなければない、取れれば出てくるということは、漁と消費が一体化している。漁、水揚げ、加工、流通、消費の過程がT+1で実現している石巻ならではのことだ。店から漁港は車で10分! 漁師と猟師の違いがあるが、これは地産地消のジビエじゃないか!

もちろん日本の中には同様の漁港があるだろう。だが、シンガポールの寿司屋に行けば、今朝築地で落としたウニを空輸で持ってきたと自慢するほどだぞ。300~400ドルほどするがw インドネシアや中国で、安定した電力や道路が整備されている漁港、冷凍船だ、加工工場だ、作ろうと思ったら莫大な金がかかる。そんな簡単に真似できるものではない! ほとんど人が住んでいない女川地域に復興予算で立派な道路が作られている、と批判していたが、その道路がなければ、輸送網が封じられ、女川は水揚げ港としての価値を失うんだ! この環境は当たり前ではないんだ、なぜその価値に気づかないのか!

と吠えまくっていたら、漁師さんが「わしら田舎の漁師ですからこれが当たり前だと思っているんですよ。価値に気づけだ、ブランディング戦略だってことは世界を飛び回っているエキゾさんみてぇな人にやってもらいてぇな」と言われてしまった。

松山にて

「関サバ関アジ、瀬戸内海でとれたサバ・アジをこっち(愛媛側の漁港)に持ってきちゃうと価値が1/3になっちゃうんで、あっち(大分側)に持ってかないといけない。同じ魚なのにな。」 石巻で聞いた毛蟹と同じ話を聞いた。

海はつながっているのに、水揚げ港による魚のブランディングは仲買人による作為的相場形成で、漁や消費を中心に考えればなんの合理性もない。東京には日本中からうまいものが、おカネをかけて輸送されてくるが、地方都市の場合は、地産地消。水揚げしたものを食べる。輸送と保存の過程が遥かに短いから安くておいしいものが食べられる。

まかせの価値を上記の如く、まくしたてていたら、松山の寿司屋の大将が…、「俺が思ってること全部言ってくれた…」と笑っていた。漁師も寿司屋も俺より遥かに魚に詳しいのだが、はっきりと言葉にするのが苦手なようだ。でも、それを世界に向けて発信することが彼らには必要だ。


グローバリゼーションの中での古い街の維持

資本の論理とテクノロジーを追求すると、アメリカと中国に対抗するのは、どの国も難しい状況のように思える。一時代遡って、工業化とモータリゼーションの時代にあっては、日本は量産自動車(完成車だけでなく部品も含む)の会社が今現在でも時価総額的に中心となっている。一方、ドイツを除くヨーロッパ(フランスもだが)、今となっては、第二次産業も株式市場の時価総額で見れば存在感が全くない。

2008/10/15 製造業至上主義的産業構造分析 

で触れているが、時価総額でソートすると「資源・金融・インフラ(電力・通信)」以外の産業が皆無の国がほとんどだ。GoogleやアマゾンやFacebookに対抗・比較できる企業を中国は持っているが、それ以外の国は無い。ドイツ以外のヨーロッパだともっと悲惨で、一世代前の工業化世代でも、GE,Ford,GM,トヨタなどに対抗・比較できる企業は無い。どのくらい経済が停滞しているか見るには、ドル建てで取引されているEuro Stoxx 50のETFとSPDRを比較すれば顕著に視覚化できる。

この15年でかなりひどい差がついているのがわかる。にもかかわらず、イギリスとフランスはドイツに次ぐGDPを維持している。現在のIT系企業群だけでなく、工業化世代の企業も育っていないようないイギリスとフランスが、なぜGDP的(数値)に先進国の地位を維持し、観光客数世界一のパリを有しているのだろうか?

近代資本主義とシュンペーター型競争原理において、完全に後塵を拝しているフランスが、400年前の大航海時代の植民地利権に今でも依存し続け、「おフランス至上主義」による無駄なブランド価値を世界に認めさせることができるのは、なぜだろうか? その一点に対する興味が、私がフランスに訪れた理由である。

グローバリゼーションと大資本の波に、影響はされつつも飲み込まれてはいないで存在できているのは、東京や上海。だが、シンガポールや香港は経済的には豊かだが、そのショッピングモールを見れば、その他、バンコク、ジャカルタ、マニラと代わり映えしない、グローバルチェーン、ファストファッション、ファーストフード、欧米ブランドショップに染まっている。各国の地方都市に至っては、イオン、ウォールマート、カルフール、テスコ、セブンイレブンなどの超大手小売り、あるいはマクドナルド・スターバックス、ファストファッションが、最も栄えた所のメインストリートを完全に牛耳っている。

以上を踏まえた上でパリを歩いてみることにしよう。

パリの軍事博物館から迷ってシャンゼリゼ通りまで行ってしまい、さらにそこからセーヌ川沿いをコンコルド広場あたりから、Saint-Chapelleまで3時間ほど散歩した時、マクドナルド、スターバックス、0軒、Franprix・Monoprixなどのスーパー3軒という状態であった。ローカル小売り、香港ならWelcomeとParkn Shop、シンガポールならFair Priceと昇松、パリだとカルフールシティ、Franprix、Monoprixがあるが、タイのバンコクだとセブンイレブン、MaxValue、タイの田舎だとTescoと、もはや自国の小売りが存在しない状態である。

EUはヨーロッパ地域におけるブロック経済で、関税障壁やブロック経済は長期で見れば必ずマイナスに影響すると思い込んでいたのだが、中国がグーグルやFBなどの米系インターネットメディアを排除した政策は今となっては(もともとは単なる言論統制だったが結果論的に)、テンセントやアリババを生み出した経済合理性のある判断であった。

中国のグーグル排除の遥か以前に、フランスはマクドナルドを排除していた。日本なら京都、上海なら華麗なる一族の撮影地、パリなら8、9、1、2区あたりは、いわゆる「景観を損ねる」建物は建ててはならない、という制限を設けることで、古さと伝統を維持してきた。パリの8,9,1,2区というのは結構広い範囲で景観の維持に努めているのが分かる。シャンゼリゼ通りにマクドナルドがあるのだが、いわゆる赤と黄色の看板ではなく、景観を損ねないように、黒いマクドナルドなのである。

派手さと予算では、ハリウッドに対抗はできないが、カンヌは権威ですよ。クォーターパウンダーなる呼び名は認めない、メートル法とVATで世界を制したフランスでは、クォーターパウンダーはロイヤルと呼びなさい。アメリカに経済的には勝てないのは認めますが、ノーベル賞もミシュランも世界遺産もバーゼルもハーグ国際司法裁判所もヨーロッパで決めます!

という一方で、日本の自虐的歴史観と欧米コンプレックスは、国益にそぐわない。寿司屋にミシュランの星だとか、日本文学にノーベル文学賞を、異様にありがたがる傾向にあるが、自ら価値を認定する気はあまりないようだ。ダイヤモンドの工業用と宝飾用は量で言えば9:1だが市場規模は1:9だ。宝飾用ダイヤの価値は、ダイヤが本来持つ特性・機能の価値の100倍の値段がついているということだ。価格に合理性・市場性がないから、金の先物はあってもダイヤモンドの先物は無い理由だ。カローラとフェラーリの違いも同様だ。

機能や性能では説明できない意味不明の価値はどのように作られたのだろうか? 人類史上、最も成功した広告、デビアスのDiamond is Forever(ダイヤモンドは永遠に)、これによって婚姻記念にダイヤモンドを贈るということで、需要を創生しただけでなく、「記念の指輪を売るなんて…」という気持ちを抱かせることにより、供給=セカンダリー市場をも封じ、独占的に供給をコントロールしたのである。イギリス王室まで巻き込んで、結婚式でダイヤモンドをプレゼントする様子を世界中に垂れ流し、世界中のバカ女に「いいなー」と思わせることに成功している。


シンガポールが外国に見える

8年間住んだシンガポールを出て、香港で一か月を過ごし、シンガポールに遊びに来ました。間隔はわずかに1か月なのですが、初日は、外国=知らない国のような印象を受けました。

居住していた時は、シンガポール国内のホテルに泊まったことはなく、初めてホテルを探し、ホテルに泊まりました。ラベンダーという比較的中心に近い地域ですが、ICA(移民局)以外にあまり何かあるわけでもなく、ICAは駅前にあるので、駅から遠いところは一度も踏み込んでことがなかったからです。

シンガポールは地価が高いわりに遊休地が多いのです。私が泊まっているホテルもラベンダー駅から徒歩5分程度なのに、この有様です。シャッター通り?

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2008年シンガポールに初めて来たときはクラークキーのホテルに住んでいました。(その時からホームレスをしていたわけではなく、家が決まってなかったので一か月だけホテルで暮らしていただけです。しかも会社払いでw)。クラークキーの駅前こそ華やかですが、やはりそこから徒歩5分、River Side Pointから道路一本隔てるだけで…、閉店通り、寂しい感じで、2016年現在でもあまり変わってないように思います。

その時の光景がフラッシュバックしているのか、「初めてのシンガポール」という印象を受けたのでした。

もう一つの原因は、空港からホテルまでタクシーでダイレクトに来てしまって、周囲の風景をほとんど見ることなく、ホテルについてしまったこともあります。贅沢したのではないんですよ。飛行機の到着時間が23:00で空港を出たのが、23:30過ぎていて、電車が厳しいと判断したからです。そんな到着時間の飛行機になったのは、私のミス、間違ってシンガポールから香港行きを予約してしまったからで、それがなければ19時着で電車で悠々の予定だったのですが…。でもすごい時代です。飛行機のチケット買い間違えるなんて、かなり重罪のイメージがありますが、空港ついてから慌てず当日の便を買えばいい。香港=シンガポールなんて鬼のように数があるので、リカバリーはすぐ効きます。

ホームレス生活で、シンガポールで初めてやる行為、ホテル選びもそうですが、もう一つはクリーニング屋・コインランドリー探しです。アジア各地は今までやっていたので知っていますが、シンガポールのクリーニング屋、あるのか?見たことがない…

関心がないものは、人間って見えないのです。私はそれが強いので、5年間住んでいた部屋の入り口に置いてあった扇風機が、冷房が壊れた瞬間、初めて見えた時は、自分でも恐ろしくなりました。同じ女性と飽きもせず、ずっと同じことができるのは…、ハッ、関心がないから顔も体も見えてないんだ…愛が強くて飽きないのではなく、記憶に留めるほどの価値もないということの表れだったのですね。

クリーニング屋を探して、歩き始めると3つも見つかりました。しかし、さすがに8年住んでいた経験は、このクリーニング屋探しで、歩き始めたことで、記憶がつながり始めました。

サッカースタジアム来たことあるわぁ…。私の人生の履歴から消されたコンドミニアム生活時代の通勤路にもぶつかりました。

「人の噂も75日」と言いますが、シンガポールの場合、「どんな事実も3年」です。シンガポール在住日本人の半減期は3年くらいでしょうか。シンガポール日本人村は狭くて噂は広がりやすいですが、そんなあなたも大丈夫!心配しないでも「どんな事実も3年」これを思い出しましょう。まぁ、普通なら自分自身が日本に帰国することになるので、「あとを濁しても関係ない」の確率が高いですが。


ホームレスになりました

どーも、ちょっと休んでいましたが、ゆるく再開しようと思います。

きっかけは、REP(再入国ビザ)の更新ができなかったことです。シンガポールのPR(永住権保持者)には、REPという条件が付いています。永住はできるのだけど、REPが更新できなければ、一度国外に出ると再入国できないと制限することで、PRの数をコントロールしています。私は長きにわたって所得税を納めない、未納ではなく、所得をゼロにしていたので所得税が発生しなかったことによります。

ちなみに犯罪を犯したとか、エイズで追い出されたわけではありません。その証拠に、今、またシンガポールにいますw 髪の毛も長いままです。シンガポールの刑務所は全員坊主なので長い髪の毛は、ムショ暮らしを少なくとも数年間はしていないという証明でもあるんですねー。

年収ゼロ、ホームレス。うーん、いいね。

REPの期限がそろそろ切れるなとは思っていたのですが、あまり気にしていなかったので、期限切れの時に私は九州で遊んでいました。そしてシンガポールに帰国したら、自動カウンターではじかれ、「あっ、REP切れてるんだ」と気づきました。マニュアルカウンターで観光客として入国。

ICA(移民局)で「REP切れたんだけど、更新できるの?」
ICA「働く気ある?」
俺「ない…」
ICA「じゃ、REPは出せない。ついでにPRも返上してもらえないか?」
俺「なんだっけ?年金の返上してもらえんの?」

みたいな会話をして、PR返上、CPF(シンガポールの年金)も返金してもらいました。

プットの売りが満期を迎えたら、またちょっと先のプットを売るというのと同じくらいのルーチン的な感じで、シンガポールのREPが切れたら、香港に行く。淡々と引っ越し準備開始です。

待てよ…、放浪生活でシンガポールに半分くらいしかいないのに、今まで家賃を払い続けていたことが愚行であることに気付いたのです。家賃を払いながらホテルに泊まるアジア全土生活圏構想でしたが、直接ホテルに住めばいいのです。だから今までと大して変わらない生活です。ただ、物置がなくなるので、荷物を減らしたほうがよさそうです。高い無駄な物置代にいくら使ったんだろう?ちょっと反省です。

バックパックを買いに行こう。350SGDくらいの大きな(110リットル)のバックパックを買ってみました。そのお店で最大のバックパックでしたが、けっこうパンパンです。中身は服と靴です。重さは17kg。

バックパック以外にノートパソコンのバッグにノートパソコンとサーフェス。読んでいない本は免税店の袋に入れて持ち歩きます。この本を読み終えたらキンドル買います。20冊の本は重たい…。香港で5冊読んで残り15冊ナウ。

私の持っている家具はスプーン、ウイスキーグラスのみ。ウイスキーグラスは引っ越し先の香港で破損してしまい、今はありません。

それ以外に家に置いてあるもので捨てたものは、プリンター・スキャナー、調子の悪いノートパソコン、スピーカー、湯沸かし器です。その他、使用頻度の低い服・読み終わった本を捨てましたが、スーパーの袋で15袋分もの、価値のない服をため込んでいたことは大きな反省材料になりました。

実は、バックパックの中に使用頻度の低い服が入っています。上海で買ったヒートテックとカーディガンですが、香港は冬があり、私の大好きな上海蟹のシーズンが9月から12月なので、そのとき少し使うかなー、などと思い無駄に保有しています。


2016年 日本に行こう 横浜地元編 5~神社

寒川神社で厄除け
神奈川県下の神社だと鶴岡八幡宮が私のお気に入りの場所なのですが、今回は地元の友人が「厄除けに行くから、お前も来いよ。前厄だろ?」と言われ、私もお付き合いしたくなりました。寒川神社は相模の一之宮神社ということで、神奈川県内では権威。「厄」だとか「神社の格式」とか、こういったことというのは、みんな知っているものなのでしょうかね?
横浜から寒川…電車で移動が基本の私は、「なんだか遠そうだな」と思ってしまいますが、私の友人は車民族です。車だと直線距離に近くなるので、横浜市->藤沢市->茅ヶ崎市と移動し、20-30分程度でした。寒川というのは、茅ヶ崎市ではなくて、高座郡。郡なんて神奈川県にあったんですねぇ…。丹沢だか箱根だかわかりませんが、山がきれいだったので、助手席から撮影。
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俺「ジャカルタと比較して感じるのは、日本は道路の状態が良いんだなぁ。全然ガタガタしない。」
友人「道路じゃねぇ! そういう車なんだよ、ボケッ!」
愛車の性能を道路のお陰と、のたまう俺に対して、かなりムッとしていましたw 車好き友人の愛車より。確かに2014年に長野に行った時に軽カーに乗ったのですが、怖くなるくらいフワフワしてる感じがありました。道路だけの影響ではないというのは間違いないでしょうw
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2016年 日本に行こう 横浜地元編 4~ウォーキング@横浜

山②
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カブをまく時に使える、山と階段のセットです。カブって株式投資とか白いカブじゃないですよ。良いですね? 使用頻度の高かった、山と階段の「カブまきポイント」であった「山①」は、なんと山が切り崩され住宅が建ってしまっているので現在はありません。この年で「カブをまく」こともないwので山①が無くなったところで困りはしないのですが、気分は少し寂しいです。
底なし沼
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立ち入り禁止区域です。周囲はだいぶ変わりましたが、沼本体は、まだあります。この周辺の田んぼで、ザリガニ、アメンボ、ヤゴなどが取れ、水カマキリやタガメ、ゲンゴロウというレアアイテムを持っていれば英雄です。その周辺の田んぼは消えてしまって現在はありません。
クイズー! ここどこだ? 横浜市民ならわかるかな? 難しいかな? 横浜在住の後輩に聞いたら一発であててました。
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うーん、昔なら気にならなかった、鉄塔と電柱と電線がどうしても目に入るな・・・。


2016年 日本に行こう 横浜地元編 3~ウォーキング@横浜

しかし、このブログ神奈川県の読者なんているのかねぇ?と思い、グーグルアナリティクスで調べてみると・・・、国別日本85%の中のさらに内訳では、東京40%、大阪12.5%、神奈川10%の3位でした。シンガポールのアクセスが全体の4.5%だから、神奈川県民の8.5%はシンガポールより多いようです。そうかそうか、意味あるな。
日本でもウォーキングをしてみた。シンガポールと比較し、歩いていて思うのは、
1.日差しが弱い。
2.電線がある。
冬の日本は、日差しが弱く、任意の時間でもウォーキングを開始できます。シンガポールの場合、かなり日差しが強いので、日陰を選んで歩くか、日中16時以降という制約があります。私の地元は、シンガポール同様、かなり歩きやすく道が整備されていて(って日本では当然ですが、バンコクやジャカルタのように異様な交通量ではないという比較の意)、どこへ行くのも歩きでOKです。また、日本では当たり前の風景であえて注視することもなかったのですが、シンガポールのウォーキングに慣れていると、電線やそれをつなぐ鉄塔の存在が珍しく、無駄に上を向いて、鉄塔から鉄塔、電信柱から電信柱、電線から各家庭に、線がつながっている様子を確認するという奇行が…。日本でも新しい街では、剥き出しの電線なるものは消えているのでしょうが、私の近所では、変わらず電線があります。

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何十年も前にジョギングしてた頃から最初にのぼる坂です。写真で見ると観測できないほどですが、自転車でたちこぎしなくてもかろうじて登れるくらいの傾斜はあります。ジョギングの場合、この坂を上りきったところで、息が切れてくるくらいの上り坂です。
高所
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坂を上って、さらにもう少し歩くと、高台に出ます。多分、この近所半径1km以内では最も高い所です。遥か昔に朝のジョギングをしていた時に、ここに人だかりができていて、何かと思ったら、元旦の初日の出を見ている民の集合でした。この向きがちょうど東向き(南東向きくらいかな)です。電線は見えるとして、遠くに小さく鉄塔が立っているのが見えるでしょうか?
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今度は逆向き、北西方面。ここからざーっと下って谷になっていて、また坂で山になっている様子です。どちらの方向にしてもマンションがあまりになく、一軒家が多いのがこの地域の特徴です。建築物としての一軒家も日本っぽい。家も時代とともに変わっているとはいえ、日本の特徴がありそうですが、建築ってまったく知らないので、文章で表現することができません。


変な記事、所得税と消費税、どちら選ぶ?(風)

まず日経新聞の記事原文だが…、

所得税と消費税、どちら選ぶ?(風)
2016/02/02
 「所得税と消費税、どちらを選ぶ?」。行動経済学の分野で、こんなテーマの経済実験が進んでいる。実験に取り組むのは大阪大学大学院の黒川博文氏(日本学術振興会特別研究員)らだ。
 阪大生105人を5つの所得グループ(1600円から4500円まで5段階)に分け、所得のすべてを消費に使うと設定。被験者は所得税率と消費税率の組み合わせに対し、好みの税を選ぶ。
 実験結果は「所得税20%、消費税25%」の組み合わせでは所得税を選ぶ人が多く、「所得税20%、消費税22%」でも所得税を選ぶ人が多かった。
 所得1600円の人は所得税額がいずれも320円。消費税額は税率25%で320円。1280円の商品を購入し、25%(320円)を納税して1600円を使い切る計算だ。同様に税率22%では消費税額は約289円。消費税額が所得税額以下なのに所得税を選ぶ人が多かったことになる。
 一方、消費税の計算方法を尋ねると、正しく理解していた人はわずか約2割だった。黒川氏は「所得税が好まれたのは消費税額の誤計算。見た目の税率の大小で判断していることを示唆している」という。
 経済社会では見かけの数字に惑わされる例がほかにもある。例えば所得控除と税額控除。岩本康志・東大教授は「所得控除は税額控除より金額のケタが大きいが、必ずしも効果が大きいわけではない」と指摘。そのうえで「所得控除は税率の高い人の減税額が大きくなる。高所得者には恩恵が大きいが、低所得者には恩恵が小さい」と話す。
 見かけに惑わされず、実態に即した行動や政策判断が大切だといえる。(経済解説部 福士譲)

何言ってんだこれ? 変な記事だと思わなかった? 俺はネットの日経新聞記事だから、紙の日経新聞オリジナルには、ちゃんと載っていたのかねぇ?
所得が1600円?
所得のすべてを消費に使うと設定? だったら、消費税も所得税もクソもねぇだろが
あまりにも変な記事だったので、「黒川博文 所得税と消費税、どちらを選ぶ?」でぐぐってみると…、
所得税と消費税の好みに対する選択実験
http://www.abef.jp/event/2015/pdf_abst/E2.pdf
というオリジナルがすぐに出てくる。思った通り、オリジナル論文は、筋が通っていてわかりやすい


遥かなるマレーシア対岸2

Pasir Risからマレーシア対岸に臨むウォーキングコースに失敗したので、リトライです。EW Line(緑のMRT)の東の果て、Pasir Ris駅まで電車で行きます。そこから歩きで北上し、マレーシア対岸を目指します
たった一か所曲がるところを直しただけで、無事にマレーシア対岸に。
Far-Malaysia-Retry_c.jpg


遥かなるマレーシア対岸

タイの山中で倒れて以来、運動不足を解消するために、運動靴を買ってジョギングを始めた。
2015.05.13 タイ全土落下傘計画2015 15/15~山で遭難
Surfaceを買って以来、ジョギングをウォーキングに切り替え、近所の撮影を始めた。
2015.09.14 シンガポールの引きこもりが勇気を出して部屋を出る(写真付)
しかし、私が住んでいるところは、HDB群のど真ん中で景色の変化に乏しい。なんていう話をしていたら、トライアスラーの友人からアドバイス。自転車の練習をする彼は、ほぼシンガポール全土を縦横無尽に走っているのか、シンガポールの地理にかなり詳しい。シンガポールの西の果てまで繰り出しているらしい。彼曰く、東方面は「Pasir Risまで電車で行って、そこからPunggolに向けて ※PCN を歩くと、マレーシアが見えて良い。」
というのでサーフィスを連れて、早速やってみた。ウォーキングにバスや電車を組み合わせるのか。思いもつかなかったわ。
Surface-Hazamada.jpg
※PCN 三文字熟語が大好きなシンガポール、PIE、HDB、MASなどは初級だが、”PCN” 分かるかね?
Park Connector、公園をつなぐ歩道・サイクリング道のことである。ジャカルタやバンコクにも運動靴を持ち込んだが、ジョギングやウォーキングが簡単にできる道路環境ではない。しかし、シンガポールは、PCNのような歩道まで完備されている。ジムなど行かなくても、無料でウォーキングができるのは、シンガポールの良い所だ
電車でPasir Risまで行き、駅を出て、北と西へというのを意識しながら、歩きはじめる。では私の進軍経路は事後的に地図上で振り返ってみよう。
PasirisMap_c.png


BARがつぶれる酒のペース

私はバーを経営しているわけではないので、正確なことはわからないが、席の数が決まっている以上、あまりにもゆっくり飲まれると迷惑なんだろうなぁ・・・、と想像したタイトルである。私の友人で、私と同じくらいお酒が飲める友人がいるのだが、時折、飲みすぎて、街中で寝てしまい財布を取られたり、転んでケガをしていたりするので、「お酒は大人になってから」。自分のペースを知りましょうという警告でもある。
酒飲み友達と会うと、一次会では飲みながらお食事し、二次会で濃い酒、主にウイスキーでゆっくり、というパターンが多い。ところが私は、稀に一次会で酔いが回って眠くなって帰ってしまうという事件を引き起こしている。この現象を分析してみると、飲む相手と酒類に依るというのが私の結論だ。「酒に酔うのは醸造酒か蒸留酒の別、それと酒量だけで決まるのであって、焼酎がウイスキーより酔いやすいということは無い。あまりにも非科学的なことを言うな。」と怒られたこともあるのだが、それを踏まえた上でも、なおも、飲む相手と酒類に依ると言おう。


富裕層212万人、日本は世界3位、クレディ・スイス調べ

という見出しが日経新聞にあったのだが、記事自体は、100万ドル以上の富を持つ者が212万人としか書かれていないのだが、クレディ・スイスのオリジナルはそこそこ面白い。
クレディ・スイス、「2015年度グローバル・ウェルス・レポート」
https://www.credit-suisse.com/media/production/ai/docs/jp/aboutus/pdf/2015/pr-global-wealth-report-11162015.pdf
レポートの1ページ目から中流階級という言葉が飛び交い、中流階級ってなんだ?という疑問が浮かぶが、何ページか後に

「2015年度グローバル・ウェルス・レポート」では、所得範囲ではなく、資産範囲の観点から中流階級を定義しています。。今回、米国をベンチマークの国として採用し、中流階級の成人を5万~50万米ドル(2015年 中間期の物価で評価)の資産を持つ人としています。

ほほぅ、なかなかユニーク。資産家階級の場合は総資産額だが、中産階級以下は所得で表現するのが普通だからなぁ。この資産額ベースでの「中流階級」人口は中国が世界で一番になり、1億900万人。人口の10%程度で、約半数が中産階級に属する日本とは感覚が違う。
World-Middle-Class.jpg

先進国の多くで中流階級の割合が高い傾向にあり、オーストラリアが全成人人口の66%、ベルギーとシンガポールが60%超、イタリア、日本、スペイン、台湾、アラブ首長国連邦、英国が55%超、アイルランド、オランダ、ニュージーランドが50%超となっています。またアジア太平洋地域では、韓国と香港でも、44%を 超える成人が中流階級に属しています。

あれ? 世界のナンバーワンの先進国、アメリカの中流階級比率は? わずかに3割。かなり低い印象だ。オバマケアなんていうのが骨抜き法案であろうことが想像に難くないな。
一方、ミリオネアという言葉は、ビリオネアが登場している以上、時代遅れ、と思っていたのだが、先進国であっても、人口に対するミリオネアは、パーセンテージオーダーに留まり、10%超ということは無い
Millionear.jpg
ミリオネア比率は米英で5%、シンガポールでもわずかに4%、日本は、さらにわずかで2%だ。日本で200万人以上もいるならば、全く希少性はないし、定義を10mil USD以上にすべきと思っていたが、このような国際比較で見れば、日本は経済規模と先進国の割に、かなり低い。私の周囲では、ミリオネアなんか今時珍しくない、10人に1人以上、すなわち10%以上いるだろうと思うが、その原因はおそらく、各国の都心で働いていて、40歳超であれば、ミリオネアに到達している確率は、全体の水準の数倍に跳ね上がるのは自然であろう。
【世界ランキング・比較 経済】
2014.09.12 中国の地下経済 1/3~陰と陽が同居する中国
2013.08.15 アジア一国一愛人構想と外務省
2012.01.19 世界の8割が貧困層
2011.10.21: 中国の長者番付:資産7200億円
2010.10.12: 世界のトップ企業50 その産業構造から日本の将来を考える
2009.09.02: 2009年World’s BillionairesのPeformance 
2008.07.17: 車業界勢力図 
2008.06.30: World Currency Performance 
2008.04.22: 見ていて楽しいWorld Billionaires 
2008.01.25: 年初来の株式指数パフォーマンス比較
2008.01.17: 世界の貿易収支


ネットゲームで遊びながら思うインターネットの時代

私が感じるこの10年の世の中の変化は、LCCとインターネットの普及だ。私自身はインターネットは20年以上前から使っていたが、利用より普及による利便性の向上が非常に大きい。私が実行している、アジア一国一愛人構想・全アジア生活圏構想などが、いとも簡単に低いコストで実現できるのはLCCとインターネットの発達のお陰だ。
ネット証券・ディスカウントブローカーは以前から存在した。現在、パソコンさえ持っていれば、どこの国のホテルでもWifiがあり、Wifiがたとえない・あるいは不十分であったとしても、ローカルのシムカードを買って、スマホでテザリングすれば、Wifi環境すら不要。私自身が持っているもの、やっていることはずっと変わらないのだが、そのために必要な環境が、世界中で整ったのがこの10年の時代の変化と言えよう。
私の身近でインターネット普及の影響を観測したのは、シンガポールのフィリピンパブである。パブで働くピーナたちは、ほとんどがシングルマザーで子供があるが、みんなノキアの携帯を所有しており「国際電話をすると高いから子供とあんまり話せない」と言っており、「Skypeならタダでしかも顔を見ながら話すことができる」と私は言ったのだが、彼女たちの実家にその環境がなかったのだ。これは10年前というか2010年でも、まだそういう状態だった。現在は、みんながスマホを持ち、無料のテレビ電話かつ国際通話ができるようになった。
彼らがシンガポールでの出稼ぎを終え、フィリピンに帰ってしまうと、彼女たちに「国際電話」を強制することになり、かなり本気じゃないと、そこまでしてくれないものだったが、現在は、FacebookでもLINEでも、一度つながってしまえば、電話番号が変わろうが、国を移ろうが一切関係なく、無料で連絡できてしまうので、アジア一国一愛人構想、アジア全土落下傘計画に追い風が吹いている状態なのだ。


左手人差し指の先が痺れる健康不安説の行く末

8月の末辺りから、指先に痺れを感じ、ずっと無視していたのだが、ジャカルタに行き、9月中旬になっても痺れは切れず、酒を飲んだら痺れが強くなった気がした
一気に気分が悪くなり、酒の味がまずくなり、毎日飲んでいた酒が飲めなくなった(もちろん気分的にだ)。シンガポール以外の国では、お酒を飲むところで遊んでいる都合上、酒を飲まないとなると、お店の女の子たちも「今日は飲まない?大丈夫ですか?」と心配されてしまうし、インドネシアまで来て、ずっとアパートに引きこもっているのも意味が無く、また、急激に体調が悪化した場合、病院も知らないし、知り合いもほとんどいない。予定を変更して明日の飛行機を予約。
私は健康だけが「とりえ」というほど、健康を意識したことが無いので、指の痺れのようなちょっとした問題でも、私にとって大変に珍しく、動揺が大きい。休肝日は半年前、その前の休肝日はさらに半年前、というくらい毎日飲んでいるので・・・自分では、軽いアル中疑惑もあり・・・
インドネシアの最終夜、不安は頂点に達する・・・。たまらず、夜中に友人にスカイプ。
友人「手の痺れねぇ・・・。心臓からの位置から考えると、まず足から来るはずで、手っていうのはかなり末期症状。不安でしょうがない? じゃ~今、 『手の痺れ 原因』とかぐぐらないほうがいいねぇ。ウワッ!俺が読んでてても凹むわぁ~
怖くてぐぐれない・・・。
眠れん・・・。退屈だ・・・。退屈だと体がかゆくなったり落ち着かない。耳をほじると、耳から血が・・・。ぬお~~~!俺、死ぬのか?? 脳の中で血管切れてたりするのか??
が結局、夜中の2時くらいに電気をつけたまま寝ていた。
すぐにシンガポールで知っている医師に
「酒の飲みすぎで肝臓がやられてると思うんです・・・。先生の病院で健康診断とかやってますか?」
とメールし、対応しているということなので、即・病院に予約を入れ、まず診療。
「指先がもう1ヶ月くらい痺れていまして、直らないんです。」
医師 まず手首を叩きながら「痺れ強くなったりしますか?」
「いいえ」
医師 「ゆっくり左上を見上げて痺れは強くなりますか?」
「うーん、特に何も感じないです。あのー、肝臓が・・・」
医師 「この症状から肝臓というのは考えにくいですねぇ。肝臓から来る痺れなら、もっと広範、手全体が痺れるはずなのですよ。ビタミンB12でも飲んどいてください。どうしてもというのなら今日、肝臓の検査できますが、健康診断を受けるなら、その時にチェックしたほうがお安いですし。」
と軽くあしらわれてしまった。あれ? 大げさなのは俺の自己診断? 冷静に考え直してみると・・・
1.耳から血事件。空港で爪切りを没収されるので、旅行中は借り物の切れ味が悪い爪切りを使い、爪の先が鋭くなることがよくある。それで耳をほじって傷つけてしまっただけ。
2. アル中疑惑。「朝から酒を飲みたくないんだよねー。」って言っているアル中は居ない。
3.アル中疑惑その2。酒で健康を害していると思い込んだだけで、酒を飲めなくなるアル中は居ない。
4.酒飲みすぎ疑惑。毎日飲んでいるとはいえ、酒に弱く、酒量でワイン一本程度飲むと、眠くなってそれ以上飲めない。
素人の俺の「酒飲みすぎで肝臓壊している疑惑」は、プロの医師の診断により、完全に否定された。「手の痺れ」と「指先の痺れ」は違うそうです。
シンガポールの医療は、保険が利かない(というより医療保険に入ってない)ので多少高い。海外旅行保険が使えるケースもあるが、病院は歯医者と産婦人科と小児科しか行かないというくらい縁がない生活をしているので、今回、指の痺れに「病気判定」が下り、本格的な治療が必要になってから医療保険はやればよいと考えた。30分程度の診察で150SGDだったのだが、その程度なら高くはないでしょ? 歯医者・健康診断以外の病院って、俺10年以上行ってないの。
シンガポールの医療制度
シンガポールには、日本人医師が居る病院がある。日本での医師免許をトランスファーし、シンガポールにおいて日本人を診察することができる。すごい柔軟性ですよね。そこはさすがシンガポール。私の行った病院は、綺麗なビルに入っているので、自由診療のシンガポールの中で安い病院ではなさそうではあるが、医師が無欲。もし、シンガポールのやり手のビジネス医師だったら、「コイツ、健康なくせに、肝臓が悪いと勘違いして不安に思っているな?」と思ったら、ここぞとばかりに、精密検査だなんだと、高い薬を売る、絶好の機会と捉えられてしまうであろう。
しかし、日本の医師は、日本の感覚。医療は商売という感覚ではないので、非常に良心的でした。ビタミンB12は院内でも買えるそうなのですが、私が「B12とかのサプリは、Guardianとかで売ってますよね?」と言ったら
医師「あー、ご存じなんですね、Guardianで買った方が安いですから、それで大丈夫です。」
と商売っけは無い。雇用主だとしたら、「取れるヤツから徹底的にカモれ」と言うところだが、今回、私は患者患者。優しい先生で良かったなぁw


シンガポールの公共インフラ~ジャカルタより愛をこめて

シンガポールの環境について書くには、ジャカルタはとても良いです。改めてシンガポール政府の努力と開発の成果を感じることができます。写真を撮ってから、ジャカルタに来るまで、時間的制約の都合もありましたが、基本的に私は暇なので、このくらい書ける時間は取れたはずなのです。でも、ジャカルタに来ると筆がよく進みます。道路など基本的な社会インフラ、大事なものは失ってみて初めてその大切さがわかる、ということだと思います。
ジャカルタとシンガポール? 俺には関係ねー、じゃ済まないですよ。私はいまだに回復しない被災地の石巻も、ジャカルタも見ています。仮に東京が地震で壊滅的な状態になったとき、東北地方とは比較にならない東京の人口過密状態が、ジャカルタ化を引き起こすこともありえます。人が多く住むということは、それだけ町は汚れるということです。
バス停。
HDB-Bus-Stop.jpg
HDB群の任意の地点からバス停まで、アーケードの下を通って、雨でも濡れずにバス停まで移動できるように作ってある。はずですw 雨にぬれずに移動できる領域はかなり広く、私も実験的に歩いてみたことがありますが、3ブロック分、30分以上かかるくらいの領域です。(直線に直せば5~10分ですが、雨にぬれずの制約条件下)
バス停の上に屋根(アーケード)があって、それがマンション棟まで続いているのが伝わりますでしょうか? しかし、ジャカルタに居ると、車の数はシンガポールも多いですがバイクはほとんど走っておらず(ってこの写真で思いっきり目の前にいますがw)、片側2車線、時差式信号・右折レーンで整然とキューが進んでいる、大変ありがたい道路インフラですw 私は車に乗らないのですが、写真を撮りながら普通に歩ける広い歩道が確保されているのも大きな違いです。後に載せますが、ジャカルタの歩道、というか道路の脇ですが、マジで酷い。
公営プール。
Public-Pool-SGP.jpg
プールを撮影すると変態かと思われそう(ちなみに撮影したいような大人の女性は公営プールにはおらず、居るのはガキばかりですが、それを撮って警察呼ばれるのもあまりにも不本意)だったので、プールが見えない遠目の位置からの撮影ですいません。シンガポール自慢の公営プールで、50メートルが2面もあり、入場料は平日1SGD、休日1.3SGD、ロッカー代20セントです。横浜市営プールもありますが、350~450円くらいしていたはずなので、とても安いです。でもそれは横浜市がぼったくっているのではなく、横浜の貴重な土地を有効活用するために、1年のうち、7月~9月というわずか3か月のためだけにプールを作るわけにはいかないのです。なので、室内の温水プールにし、その熱はゴミ処理場の焼却から得るという、涙ぐましい節約と努力をしているのです。穴を掘って水を入れるだけのシンガポールのプールと値段が違うのは当然ですが、25mプール1面で4倍とは、地の利を生かしてシンガポールのプールで泳ぎたいものですね。これもまたアジア全域生活圏構想。わかるかね? 家からプールは歩いて5分強くらいです。
駅前。
MRT-Station.jpg
バス、電車が接合し、モールもついています。にしてもこのポリアンのだらしない体と歩き方が気になるわw お陰で、シンガポール来てから、姿勢が良くなった。なんか、嫌なんだモーン。あのガニマタ、ヨタヨタ歩き。シャンとしろシャンと! シンガポールに来たばかりのころ、どんなに綺麗な服を着ていてもあの姿勢と歩き方では、何の意味もない、とラッフルズプレイスの金融街で思っていました。
駅。
MRT-Train.jpg
電車が来るシャッターチャンスを5分ほど待ってしまいました。ジャカルタだと30分待った挙句に、「今日は電車来ない」とかありえるので、5分待てば必ず来るシャッターチャンスもありがたや、ありがたや。シンガポールのMRTです。香港はMTRです。マレーシアリンギットはMYRです。って、ん?
電車は、かならず高架線か地下鉄になっています。ここは郊外なので高架線ですが、中心部に行くと電車は地下に潜ります。なのでシンガポールでは踏切という概念がありません。これは日本とも違う、車至上主義。踏切という効率の悪い交通システムはここには存在しません。すべてのレールを地下か高架線上に敷くほどしか、面積がないのが、そうできる理由ですが・・・。
ついでに、この写真で偶然映っている、ゆとりある歩道。ジャカルタに居ると大変ありがたい、歩行者のための道路。これのお陰で、シンガポールの民は、前を見ずに、横を見ながらチンタラ歩いています。「キチンと前向いて歩かんか、このボケッ」と殺意を抱く日常ですが、ジャカルタとは違い、前と足元を見ずに、横の商業スペースを見ながら歩ける幸せを噛みしめているのだ、と思うことにしましょう。
貯水池
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海ではありません、貯水池です。海沿いも貯水池と同様に、歩くための道、走るための道、自転車の道など、運動する人のための道を周囲に作ってあります。私もそのうちの一人ですが、歩いたり走ったりしている人が多いです。この貯水池は、治水・水害対策という役割の遊水地だけではありません。シンガポールには水がないんです。川もない(リバーバレーとかあるので、本当はあるんですけどね)。日本の石油備蓄と同じで、水の備蓄の意味があります。マレーシアの気まぐれで水を止められたら、シンガポールは終わりです。水が無いというのは石油以上に深刻で、全員死亡してしまうという綱渡り状態です。なのでシンガポールは海水を飲料水に変える技術などがありますが、それで400~500万人の飲料を確保できるのかは不明です。マレーシアが長く水を止めれば止めるほど、シンガポールが苦しくなるのは間違いありません。インドネシアの一部の政治家が「シンガポールは都市であり、国としての体をなしていない」と発言するのも、うなずけますね。
立体交差
Highway-SGP.jpg
ジャカルタにもありますよ。しかも、たくさんあります。でもねぇ、ジャカルタにはもっとたくさん立体交差が必要なんです。だってこれはシンガポールで貯水湖があるような端っこの側にも、立体交差があるということなのです。
筆:ジャカルタにて
【私の愛するシンガポール】
2015.04.22 バタムに学ぶ新都市建設の可能性 4/4~シンガポールの属国
2014.11.26 物語 シンガポールの歴史 3/3~嘘だらけ?
2014.05.30 私のシンガポール日常生活
2013.09.05 シンガポール6年目にしてジョホールバルに初めて行きました
2012.03.09|タイ旅行 11/11~在住国を見直す
2012.01.11: マクリッチーとスンガイブロウ
2011.10.04: Ubin島にサイクリングに行ってきました
2011.08.25: ブキティマ山に登ってきました
2011.04.21: Facebookのむかつく広告
2010.04.15: オラ日本さいくだ from SGP
2010.03.05: 何をやっても中途半端なシンガポール
2010.01.12: シンガポールスタイルの結婚式に行ってきました 
2009.06.10: 所得税不服申し立て成功 油断も隙もありゃしねぇ 
2009.04.29: ファーストフード店に見るシンガポールの社会構造 
2009.03.19: Noと言えない日本人、Yesとも言えないシンガポール人 
2009.01.27: Globalに通ずる現地化度Check試験設問 
2008.09.17: Singapore的美的感覚


シンガポールの引きこもりが勇気を出して部屋を出る(写真付)

と言っても、今、ジャカルタに居るんだけどね。俺、住所不定だからなぁ。そう言うとかっこ悪いから「アジア全域生活圏構想」と呼ぶようにしているんだがね。日本を含むアジア各国を移動しながら、その領域の中でも最も割安な商品とサービスに消費するというシンプルな考え方だ。一番簡単なのは、食事。現地のものは現地で買うのが最も安い。日本酒は日本で、タイ料理はタイで。そして、高付加価値商品は日本で買うのが最も安い。
普段はシンガポールの部屋でほとんどの時間を過ごすという「引きこもり」なんです。最近購入したSurface Pro3というタブレットを持って、写真でも撮りに部屋の外に出てみよう。と思って、ジョギングを散歩に切り替えて撮影してきました。100SGDもするジョギングシューズで贅沢ウォーキング。ジャカルタに比べればシンガポールの道路は遥かに安全なのですが、走る時は交通上注意が必要なので、周りを見ながら走ることはできません。歩きながら、立ち止まったり、周りを見渡してみるというのも、ありなのかなと思い、歩いてみることにしました。
※インドネシアの名誉のために言うと、ジャカルタの道路が危険なのは治安ではなく交通上の問題です。キチンと足元を見て歩かないとケガをするようなボコボコな道路状態に加え、明らかに信号が必要な交通量があるのに信号はなく、バイクと人体の当たり判定の小ささを利用して、かわすように横断する必要があります。う~ん、逆にインドネシアの不名誉?
部屋に戻ってから、その写真を見返してみると・・・、出るわ出るわ、引きこもり固有の悪態が…。というわけで普通のブログっぽく、写真を載せて言葉が少ない記事を書くまでに3回も悪態ついてしまいました。いずれの記事もシンガポールに対する愛に溢れています。
2015.08.27 ナショナルデーパレードを見て思う民の国家貢献
2015.09.02 シンガポールの真実、経済成長の傍らにて
2015.09.08 シンガポールの公共住宅HDB
さ~ぁ~で~かけ~よう~♪
では早速、玄関。
Double-Door-HDB.jpg
ドアは外扉と内扉の二重になっているのがHDBの基本です。コンドは普通はドアは一つです。コンドのセキュリティーの代わりでしょうか? 鍵をなくしたときにプロを呼ぶと、5秒くらいで開けてくれるので、二重ドアに何の意味があるのか意味不明ですが、誰でも通してくれるコンドのセキュリティーと同程度の意味はきっとあるのでしょう。ちょっと細かいですが、写真から、内装も少しわかります。床はタイル調、配電盤はむきだし、そして壁の塗装もなんだかこだわりがありません。ここは、たぶん、築20年くらいですが、築10年以内のHDBだと、この内装も「経済成長」していまして、グッと綺麗になります。


シンガポールの公共住宅HDB

タブレットを買ったので、写真が取れるようになりました。ノートPCを持ち歩いて、バッテリー気にしながら、カメラとして重すぎて手元グラグラしながら写真を撮るのも嫌なので。タブレットとはいえ、PC代わりなので、シムも入らなければ12インチもあり、常時持ち歩くには不便な大きさです。
底辺の生活に触れる前に、シンガポール在住の一般的な日本人の居住区に触れておこう。私の経験上、最も日本人と遭遇率が高いところはマリーナベイサンズだが、ほとんどが宿泊者=観光客と思われるので、これは除外する。シンガポールのリトルトーキョーは、ロバートソンキーと呼ばれるところとなる。最寄り駅のクラークキーまでは歩いて15分ほどで、あまり便利ではないが、そこからさらに徒歩で10~20分のリババレ(リバーバレー)・グレワ(グレートワールドシティ)までのコンドミニアムが、標準的な日本人居住区といえよう。
日本人学校が、島の東部・西部にあるので、子育て世帯は、日本人学校近傍のコンドミニアムに住んでいることもある。独身世帯だと逆にオフィスまでの立地だけを重要視したラッフルズプレイスにあるコンド、Sail(セール)もよく聞く。裕福な世帯は、オーチャード近郊やセントーサのコンドミニアムに住んでいるが、数はあまり多くない。一方、中華系・インドネシア系の富裕層が住んでいる一軒家地域は、日本人が住んでいるというのは聞いたことがないほど珍しい。
お待たせいたしました、ここからが底辺の世界になるが、シンガポール人の8割が住んでいるHDB(公共住宅)を底辺と呼んでしまうと、ほぼ全員底辺になってしまい、真の貧困層がほとんど皆無のシンガポールの記述として不適切な気もする。繰り返すが、中国やインドネシアの貧困層に値する層は、シンガポールにはいない、と言ってしまってよいだろう。日本にもいないのだが、「日本の貧困層」と同じ感覚でとらえるならば、底辺と解釈してもよいだろう。
底辺という言葉を使っておきながら言うのもなんだが、実はHDB(公共住宅)とコンドミニアムは、大して変わらないw ここからはシンガポール賛美=HDB賛美だw
家賃:HDBが2500~3500SGDに対し、コンドミニアムは3500~5000SGD程度である。もちろん、上記の富裕層の住むコンドミニアムは10,000SGD以上も普通に存在する。家賃20万円と40万円の違いなので、違うといえば違うが、20万円の物件に住んでいて底辺というのも…厳しいだろ?
セキュリティ:コンドミニアムには、ゲートにガードマンが居る。が…、「フレンド、インサーイド」とか適当言えば誰でも入れるのでほとんど意味のないセキュリティレベルであるw
内装:HDBの分譲はハコのみの状態で売り出されるので、内装はオーナーによる。内装の質は時代によっての流行りや改善が見られ、最近建設されたHDBならば、コンドミニアムと遜色ない内装と言ってよいだろう。ポンゴールというシンガポール北部にある新興HDB群(とはいえ、Punggol21という開発プロジェクトは1996年、Punggol21 Plusが2007年なので超最新ではない)に遊びに行った時は、あまりの綺麗さに驚いた。住んでいた日本人が几帳面で、彼の家はいつも綺麗にお洒落に保たれているというバイアスがちょっとある。


シンガポールの真実、経済成長の傍らにて

日本で(特にテレビ)見るシンガポールといえば、マリーナベイサンズ、オーチャードばかりだが、「NYだけ見ても、ブッシュJrがなぜ当選したのか?が理解できない」ように、シンガポールも同様の事情がある。
オーチャードなどのCBD(Central Business District) Areaと呼ばれる中心地は、労働生産世代ばかり、シンガポールの高度経済成長後の世界で育ってきた若者が多い。平均所得も当然上がっていることと思うが、マナーや話方など立ち振る舞いは改善し、英語のアクセントも、年寄り世代とは異なる。若年層が話すシングリッシュは、若干改善されているものの、シングリッシュはシングリッシュなので、心配しなくても、中央エリアで観測可能であるw 私は普段、シングリッシュに接することがほとんどないが、一番、耳にするのは意外なことに、部屋に引きこもっているときである。私の趣味のYoutubeだが、Youtubeの広告は、ローカル(接続国)によって提供される。私が日本語のYoutubeを見ていても広告は、シンガポールのものになる。突然、不快なアクセントでシンガポールの政府広告、CPFの説明を、リー・シェンロン首相の動画と供に流されたりする。(動画検索してみたが、見つからなかった)
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しかし、ポリアンと話していて、一番イライラするのは、不快なアクセントではない。よく聞くのは、「カネの話ばかりしている」というが、私もカネの話は好きなのだが、彼らとは話は合わない。なぜならば、どうでもよい給与の話や、シンガポールの不動産価格、そして株=シングテルだw S&P500のImplied Volatilityとか言っても全く通じないのは間違いない。ましてやもっと難しい概念であるアジア一国一愛人構想、「中国・インドネシアを震源地とするアジアの動乱が起きた時に、アジアの地図が変わる。そしてその時、シンガポールなどという国は存在しない。」という考え方はまったく理解できないと思ってよいだろう。
また、これも会話の内容になるのだが、独特の「3文字熟語」を知らないと全く何を言っているのかわからない。先ほどから出している、CBD、CPF(年金)に代表されるが、HDB(公共住宅)、MAS(金融監督庁)、PIE・CTE(道路の名前)、ERP(Electronic Road Pricing、自動課金ゲート)など、うーん、他にもいっぱいあるはずだが、これらの3文字熟語を全部知らないと会話についていけないことは間違いない。3文字熟語と言っても、これらは英語ではなく、シンガポールでしか通じないシングリッシュなので、覚えても、ポリアン以外にはまったく通じない意味の無い熟語である。


ナショナルデーパレードを見て思う民の国家貢献

シンガポールの生活について、書こうと思って書き出したら、最初から最後まで悪意ある偏見に満ちた文が出来上がってしまった。偏見とはいえ、シンガポール政府発表の数値に基づく、シンガポール市民99.9%は該当する偏見だ。なので全くの嘘ではないw しかも、内容が結局、税金の話で、生活にほとんど触れていない。ごめんごめん、別に隠してるわけじゃないのだが、生活に関心がないから、どうしても内容が・・・。
自分はシンガポールに対する「愛」が無い、と「アジアに対する愛に満ちた後輩」と行動を供にすると改めて思いました。8月9日はシンガポールの独立記念日でしたが、シンガポールにかれこれ、8年も住んでいるのに、独立記念パレードなど、見に行ったこともありません。今年も8月9日は特に用事もなく暇なくせに「パレード見に行きましょう」と言われても、「う~ん、どーせ人混みだし・・・」と消極的。
「せっかく自分が住んでいる国なのだから、高い関心を持って、積極的な生活を」
という彼の主張も、もっともなので、初めてNational Dayのイベントを見に行きました。シティホールの駅は赤い服を着て、ちんたら歩く民に溢れ、私は居るだけで嫌悪感でいっぱいでしたが。国としての権威を示すための軍事パレードは、「俺の会社」、この「の」は所有格の「の」だからね、ロッキードマーチン製のF16がいっぱい飛ぶので、いささか機嫌が良くなりました。シンガポールは国家予算の歳出のうち、3割教育、3割不動産開発、3割が軍事費です。日本の国家予算と比べると鼻毛のような金額、ざっくり5兆円と思ってもらってよいです。なけなしの国家予算の3割を、俺の会社の製品の購入にあてていると思えば(実際には軍事費のうち、F16の購入代金はかなり少ないはずだがw)、シンガポールの納税者の皆さん、俺のためにどうもありがとう、これからも労働と納税にいそしんでくれたまえ。と思える。
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しかしながら、パレードを見学している、赤いTシャツを着たシンガポールの民は、シンガポールの国家予算にはほとんど貢献していない。「シンガポールの世帯収入のメジアン(中央値)は月額7000SGD程度」である。「月収63万円か、けっこう良いじゃん」と思うかもしれないが、これには誤解しやすい単語が2つ含まれていて、1つは、中央値なので、平均値にすれば実は月収はもっと高い。2つ目は、「世帯収入」で、シンガポールは共働きが基本なので、個人収入に直すと、月収は半分の32万円程度になる。またボーナスはダブルペイ、ある月に2倍払う、というのが標準的だから年収=月収×13で、416万円(45,000SGD)ほどとなる。
年収45,000SGDの民の国家貢献、すなわち所得税だが、まず基礎控除が20,000SGD、配偶者控除が2000SGD、子供控除が一人につき4000SGD、給与所得者控除2000SGD、年金控除が8000SGD程度で、独身であっても、課税所得は15,000SGD、子供が二人居れば5,000SGDとなる。なので、独身者のグロス所得税額400SGD、子供二人世帯はなんと100SGD、しかも税額控除で半額なので、
所得税額の中央値は、独身者は200SGDと子供二人世帯は50SGDとなる。所得税率に直すとそれぞれ0.4%と0.11%だ
しかも、所得控除は他にもあり、シンガポール人が対象になりそうなのは、両親控除で、この驚愕の所得税額より、さらに下がる。ふざけてるよなぁ・・・。シンガポール人400万人のうち、高めに見積もって6割が労働しているとして、100ドルの所得税を払っているとしたら、大体、約200億円。国家歳入の5兆円の1%にも満たない。な、コイツら税金納めてないって言っただろ?


日本全土落下傘計画2015年 横浜編 2/2~みなとみらい開発計画

みなとみらい・・・というか我々はJR派なので桜木町へ。ランドマークタワーでランチ。
S先輩「インターネットで予約したからシャンパン一杯無料!」
エクセレント~♪ 15年前とあんまり変わらない風景を見ながら「あのビルだけ見たこと無い気がする・・・」などと。
では15年ぶりに横浜・みなとみらいをお散歩してみましょう。ランドマークタワーからクイーンズスクエアを超えて、インターコンチを右に見ながら左手には・・・、
あれ? 初めて見ます。パシフィコ横浜(開館1994年)と臨港パーク(開園1988年)。あれー?随分前からあった? 単に来た事が無かっただけ? やっぱり俺の目は節穴。なにしろ5年住んでいる部屋の入り口に置いてある扇風機の存在に5年目にして初めて気付いたほどの節穴っぷりなので、自分の目が信用できない。
と思いきやパシフィコ横浜というのはインターコンチのことで、その左手にあるのは2001年に増設された展示ホール(グーグルマップ上ではパシフィコ横浜)。そう展示ホールは、15年前には無かったんですよ。ハイ・・・。
展示ホールを臨港パークを見ながら海沿いに歩いて横切ると・・・
おぅ、またまた初めて見ます。MM Towersというタワーマンション群が。これは2003年10月築なので私の見間違えではなさそうです。15年前は確実に無かった。S先輩も私もですが、郷土愛が無いので、
「ここって埋め立て?いつから?」
などというのは互いに疑問に思っても、誰も解決することができません。なので私が今解決します。みなとみらい開発計画の全貌がWikipediaに載っていたのですが、超長いッ!こんな壮大な開発計画だったのですね。
みなとみらい開発計画の全容
当地区全体の面積は約1.86km²(約186ha)、そのうち埋め立て部は約0.76km²(約76ha)である。
1980年代に再開発が行われる以前は、当地に三菱重工業横浜造船所、国鉄高島線(貨物支線)の東横浜駅および高島駅・高島ヤード(操車場)、高島埠頭、新港埠頭などがあった。
当地区は現在も事業中であり2014年3月末時点の事業進捗率は約84%、暫定利用施設を除く本格利用地区の割合は約65%となっている。
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おそらく私が示した地図でこの地区を網羅しており、緑色の部分が埋め立てに相当する。1980年代まではこのような企業所有地であり、一般に人が立ち入るところでは無かった。そして現在でも利用割合65%に留まっているため、パッと見ても空き地が散見される状態である。


日本全土落下傘計画2015年 横浜編 1/2~伝説のS先輩

横浜に落下傘部隊は居ないので、ちょっとタイトルが嘘なのですが、細かいことはいいでしょう。あまり言及していませんでしたが、私の地元、日本に住んでいた時は、ずっと横浜に住んでいましたので、最も長い間すごしたところでもあるのです。ただ、知識はもっとマイクロ、例えば、私の実家から自転車移動圏内における、任意の2点間移動の、信号の数を最小化した移動経路は、すべて頭に入っているほど詳しい。とはいえ、もう長く日本に住んでいないので、新しい施設や開発の状況は全く知らない。また、観光もしないので、「MM(みなとみらい)」もほとんど知らない。実は2年くらいMMにオフィスがあったので、毎日通っていたのだが、ランドマークタワーと家の往復のみなので、MMの埋め立て・開発状況に注意を払ってこなかった。思えば、実に意識・アンテナが低い青少年時代をすごしてしまったと反省している。
さて、15年ぶりにみなとみらいでも行ってみよう。平日の昼間、東京のお友だちはみんなお仕事wなので暇だから、地元のS先輩と駅で待ち合わせ。ここが横浜のすごいところ。何年経っても高い歩留まり。みんなずっと地元に住んでいるのです。S先輩だけでなく、色々いるのですが、結婚して実家を出た者も、結局、横浜に住み続けているので、いつでも集結できるのです。お昼の平和な電車の中にて、
S先輩、伝説でしたものねぇ。前歯2本折っちゃうとか
「手、血だらけでバイト先に来た時も、衝撃でしたよぉ~、マジで」
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と周囲を凍りつかせるような会話をしながら・・・


円が安い、そうだ、日本に行こう 4/4~ケチは遺伝する

国家の奴隷、会社の奴隷、家族の奴隷のなれの果て。私の父との会話。
自分の健康と食事以外、ほとんどすべてのことに無関心なオヤジが、意外にもシンガポールの気候にも詳しい。「朝は26度で最高気温は32度」とか言っているので、「ほぅ、正しいよ、どこでそんなこと調べた?」と聞くと、「ラジオで世界の気候をやっていて、ニューヨークや北京、タイ、シンガポールの気候を説明してくれる」と答えた。私がシンガポールに住んでいることは意識しているのか、リークアンユー死亡ニュースも認知している。
髭剃りは一枚刃か三枚刃かで議論。オヤジは一枚刃、3つで100円のT字剃刀を使っているようだ。私はオヤジ譲りで肌が弱いので、安い剃刀では負けてしまい出血するので、ジレットの3枚刃。「剃る時泡つけてる?」「いつも付けてるよ!それでも負けるんだよ」などと、髭を剃る話は母とすることはできないのでオヤジとするメンズトーク。
カネのことは何も知らないオヤジとカネの話になる、「月3万円、月初にもらって、女房が旅行に行く時はプラス1万円!」と、とても嬉しそうな顔をしていた。100万円詐欺師に取られた男が、詐欺師に対して「あの人を悪く言いたくない、3万円もおごってくれた」という名ゼリフをはいた男が思い出される。月3万円というのは、趣味に使うカネではなく、平日の朝・昼飯はオヤジが自分で作らなければならない規則なので、飯にかかる費用である。月3万円でゴルフとか無理だよね? 知らないけど。40年間も会社の奴隷として働き続けた男、退職後、労働から解放されたと思ったら、今度は家庭の奴隷としての立場が待っていた。


地元の怖いT川先輩の話

私は公立中学校に通っていたのですが、同じ中学の一個上に、T川先輩という人がいました。私もT川先輩も吹奏楽部に所属しており、T川先輩は部活の先輩、いわゆる絶対服従の上下関係でした。T川先輩は卒業後もたびたびOBとして中学校にいらっしゃいましたが、私が卒業後は会ったことはありません。中学校の上下関係は卒業後も変わらない絶対的なものなので、地元に帰った時に、運悪く駅とかで遭遇したら、公衆の面前で、「T川先輩、お久しぶりです!」で90度の角度で頭下げて、2秒以上静止。この年で、そこまでやりたくないけど、無意識にやっちゃうだろうなぁ。
私は中学2年生で154cmしかないチビだったこともあり、T川先輩は体も大きく、頭も良くて、楽器もうまい。私の同級生がT川先輩の家の隣に住んでいたのですが、T川先輩の邸宅は、友人の家の6倍くらいの面積で、実家も金持ち。
あれ? 何か雰囲気違う? そうだよ、俺がありがちなヤンキー武勇伝語ると思った?
T川先輩は生徒会長でもあらせられ、楽器はオーボエで、100万円弱するオーボエを個人で持っていて、個人レッスンも受けているようなお嬢様。お嬢様=バカお嬢様と思っているなら大きな勘違いで、T川先輩はバカが付かない真性のお嬢様。吹奏楽部の三役は、部長、副部長、学指揮で、順序もその通りなのですが、T川先輩は不思議なことに部長ではなく、学指揮の立場に甘んじていました。その理由は、三役は3年生が卒部される時に、次の学年の執行役を決める制度だったので、私の2個上の先輩方が「T川に部長なんかやらせたら、一人で全部仕切ってしまい他の役に意味が無くなるから、音楽の世界に閉じ込めておかないと危険だ。」という背景があったのです。


日本人妻だと難しい開かれた家庭

2014年の年越しは、シンガポール人とタイ人の夫婦の家に遊びに行っておりました。開始の時間は驚くべきことに夜中の3時から。日本人飲み会は、早くとも19:30開始で22:00まで一次会でさらに二次会まで行くと午前様コースなのに対して、外国人の飲み会は開始が早く、19時前に始まり、21時台には終わるというあっさりしたものが多いので、いくら年末飲み会にしても不思議な開始時間です。
理由は、職業上の制約、夜のお店で働いているタイ人の集まりなので、特殊な年末飲み会でした。場所はウッドランドのHDBでしたが、彼女たちの溜まり場化しているので、夜中の訪問にも旦那さんは慣れたものでした。シンガポール人の旦那さんもタイ語が話せるので、完全なタイ人飲み会。3時からクッキング開始し、飲み始めて、「ここで寝ていって良い」というので、明け方前くらいに意識が遠のいて寝てしまいました。
次の日の昼、朝食を作って、みんなで食べました。昼なので1歳の子供も起きてきました。その後、みんなでSembang Wang(シンガポール北西部でマレーシアが対岸に見える)のビーチに行きました。また彼女たちは年中無休で働いているので、そのまま車で店まで送ってもらい、私はそこから電車で帰りました。


2014年のシンガポール滞在日数

アジア一国一愛人構想対象国、日本、中国、インドネシア、タイ、フィリピンの5カ国に、一回出かけたら観光ビザのMax1ヶ月滞在し、1ヶ月はシンガポールで休養を繰り返すと、各国1年1回しか訪れることができず、シンガポールの滞在率はざっくり7ヶ月/12ヶ月の6割くらいと踏んでいる。
今年の海外渡航記録は
日本 九州・長野・宮城 46日
中国 湖南省 長沙・張家界 15日
マレーシア ジョホールバル 0日
インドネシア バリ 8日
インドネシア ジャカルタ 28日
フィリピン マニラ・セブ 28日
中国 上海 10日
シンガポール滞在日数 236日、シンガポール宿泊日数 230日、
海外(非シンガポール)滞在日数 142日、海外宿泊日数 135日
2013年の海外宿泊日数は159日だったので、今年は少し大人しめの活動だった。4割海外の6割シンガポールは2年連続この比率で生活している。そして、2014年はタイに行かなかった。中国とインドネシアの急な予定が、タイ行きを阻害したのである。


第二次フィリピン遠征 6/10~セブ・シティ

セブの貧乏生活編
フィリピンローカル Shawarma フィリピン風ケバブ 50PHP 屋台価格
「シシグもそうですが、酸味が強い肉」のケバブと思っていいでしょう。ソースは少なめにしてもらっても良いかもしれません。
フィリピンのファーストフード
マクドナルドはどこの国もかなりメニューが似ていて消費者としては面白くないが、モノが同じなので購買力平価を考えるには適している。ビッグマックセットが、155PHP、175PHP、192PHP(Small,Medium,Large) スモールセットがあるのが嬉しい。ちなみに土地代が高いシンガポールは客単価を下げられないのでスモールは無い。シンガポールの6.5SGDと175PHPなので27倍。実際はSGDPHPは34~35程度なので30%程度安いことになります。うーん、さすがのビッグマック指数使えますね、体感とバッチリ合う。
ダンキンドーナツとミスタードーナツに行ってみたが、見かけで買う気がしないドーナツばかりである。なんていうんでしょう? ピンクのクリームがのぞいてたりとか。やたら甘そうな感じに見えるドーナツが多い。ちなみに日本にいた時、日本のミスドは好きでした。
KFC これが一番面白いですかね。チキン主流なのにつけあわせが各国違います。日本のビスケット食べたいなー。全然食べてない…。シンガポールでは、ポテト(マッシュかフライ)とコールスローがついて来ますが、フィリピンではなんと、米とのセットが一番多いです。日本風の唐揚げ丼も99PHPで売っており、トライしてみましたが悪くなかったです。
スーパー
これが鬼。White Castle Whiskyというよくわからないフィリピンのウイスキー(飲み屋・カラオケで出てくるのは大体これです)、アルコール度数は、Calibre 69が35%、5 Years Old Whiskyが40%と2種類あり、味わいがなく、香りも薄い、甘めのウイスキー、カナディアンクラブを水で薄めて甘くした感じですが氷いれれば耐えられますw 2種類とも5年もの(5年の熟成期間って初めてなんだがw)ですが、Blended with imported malts and essences, aged in oak barrelsと書いてあるので、原材料も含めてウイスキーっぽいですね。これが700mlで105PHP(コンビニ価格130PHP)、サンミゲール350ml缶が37PHP(コンビニ価格40PHP)、レッドホース(アルコール6.9%のビール)が36.25PHP(コンビニ価格40PHP)ととにかく安い。どうしてもローカルウイスキーは嫌だというこだわりのある諸君は、ブラックラベル程度ならコンビニでもスーパーでも売っている。


意外に身の程を知っている可愛い愛人達

「カネを送ってくれ」と要求してくる愛人が後を絶ちません(泣w
しかし、「おう、お前が困っていて、お金が欲しいというのならばわかった、では・・・
1)具体的な金額
2)銀行名
3)口座番号
4)名義人(アルファベット表記)
5)SWIFT Code
6)銀行の住所(アルファベット表記)
7)オフショア通貨が存在しない国(インドネシア、中国、フィリピンなど)の場合、USD送金したら、どうなるのか? コルレスバンク指定が必要なら、その銀行名。
を教えてくれ。これらの情報が無いと、こちらからカネを送ることはできない。」という至極当然の質問をして、この答えが愛人達から返ってきたことは一度も無い。具体的な金額を含みで、カネ送ってくれと言ってくる愛人も居るのだが、2~7の質問をすると、無言になるか、「すいません、ちょっと甘えてしまいました。」と言ってくる。俺はカネを送ると言ってるのにだ!
アジアの銀行は、このような常識的な送金フォームを必要としない地下銀行的な送金に対応している。海外(日本以外)にある日本の銀行に行けば「リテール対応していない。日本は日本、ここはここ」と完全切り離されているだろう? ところがアジアの銀行、出稼ぎが多いフィリピンだけでは無い。中国でもタイでも良い。リテール対応していて、本国との連結も完璧。例えばシンガポールで稼いだシンガポールドルを持って訪れれば、その場で為替交換と送金を同時に行い、本国の口座に振り込まれる。私の経験ではT+0だった。一応、シンガポールの中国系の銀行では、マネーロンダリング防止で、口座名は送金者本人と同じ名義ではないとダメというルールがあったが。


金を稼ぐ力のある女性は私と同じ発想になる

女性にはプライドや独占欲は無い。と言うと女性に「そんなことはない!」と反発を食らうのですが、確かにZeroではないが男に比べれば無いにも等しい。プライド、自己顕示欲や見栄(女にも女の世界の見栄はあるという主張はわかるのですが、女性読者は最後まで我慢して読んでくださいw)、そして、独占欲=嫉妬心と所有欲が無い。(これも女性にも嫉妬心はあるのはわかりますよ)
私が最初に気付いたのは16歳の頃、当時通っていた高校のお嬢様たちに対し、「テメー、馬鹿か?」が一文の中に3回入る口癖を持つ私の発言は、お嬢様方にとって衝撃的だったはずです。お育ちの良いお嬢様ですから「バカ!」なんて言われたことも無いような人種の中に、下賤の出身である私が紛れ込んでいたわけです。「またバカって怒られちゃうかもしれないけど・・・」と切り出し始めるお嬢様が多い中、「私、バカですから、色々教えてください」と発言した馬鹿お嬢様が登場したのです。


相場観の無さは、大学時代から既に 2/2 ~センスの無い講義選択

大学入学前、親父に学費を出していただく立場であったので礼儀として、
「俺が大学に行く目的は、相対性理論と量子力学を学び、学者になるためであり、いわゆる、良い大学に入って、良い会社に入って、良い生活をするというつもりは毛頭無い。それでも学費を出していただけますか?」
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親父「あー、そうw 頑張って勉学に励んでくれよ。援助は惜しまない。まぁ、タダみたいな学費だから、十分に親孝行だと思うよ、ハハハ。」
と笑った。親父の学生時代は国立大学の学費は、タダ同然の値段だったかもしれないが、私の時代はタダとは言えない私立大学より若干安い程度の時代であった。
「いや、親父の時代は国立大学の学費は安かったかもしれないが、今はX十万円。」と実際の金額を出して説明しても、
親父「俺の薄給から払ったわずかな税金では、お前の学費は、まかなえないよ。まったく問題無し!」と意に介さない様子であった。


相場観の無さは、大学時代から既に 1/2 ~あっ、俺には才能が無い!

昔のことでかなり怪しい記憶だが、大学の入学式の前にクラス分け発表があり任意参加のオリエンテーション合宿なるものがあった。それは、1個上の先輩が、「原理研究会(宗教組織)、民生(共産党組織)、革マル(学生運動組織)などが大学構内に蔓延っており、注意が必要であること、また、シケ対(試験対策)なる自治組織を作り、クラスで対応していくのが効率的」などというありがたい指導が行われる場であった。合宿なので泊りがけで、50人が一部屋に泊まるわけにもいかず、いくつかの部屋に分かれたのであるが、部屋で少人数(十数人だったような記憶)で簡単な自己紹介をしあった。私は自分の自己紹介の時に、「数学、*90年の2番、格子点の問題解けた人居る?」といきなり問うた。90年の2番とは90年度の入学試験数学の2番を意味し、私は整数・格子点系を得意としていた”つもり”ではあったが、私の能力ではアカ本の解説を読んで、河合塾の先生に個別指導を受けても、未だもって理解できない難問であった。私が何を言っているのかまったくわからない民が4割、言っていることはわかるが、その難問を解けなかったものが4割、という中、「あぁ、あの格子点の問題ね・・・解いたよ」と答えた人間が2人いた。彼らは入学試験の数学は、6問中5問完全解答は基本で、6問完答できるかどうかが、”運”だと言っていました。通常の学生は2~3問/6問で合格すると言われていた時代でした。
*90年の2番、格子点の問題:入試マニアの方が居るかもしれないので、記憶の限り。もう覚えてない。


私のシンガポール日常生活

あんまり内容的に面白くない生活であるのだが、日常生活について知りたいという希望があったので、ここに記しておこう。
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1.朝、何時に起きるかは、前日のNY市場の動向によって、目覚ましをかけるかどうかを決める。
1-1)アジア時間深夜に、米国市場が最高値を更新して上昇している。逆に下落し続けている、あるいは年初来安値を更新している。
1-2)アジア時間で、売ろうと思っているアジア・日本株が最高値圏で取引されている中、夜に米国市場が上昇している。長い上昇相場で最近はほとんどないが、買おうと思っている株が最安値圏で取引されている中、夜に米国市場が下落している。
1-3)日本市場の先物・オプションについて、あえてSQのオーバーナイト・ポジションを取り、SQまたぎでロールしたい時。(あんまり無いケースだが)
以上3つの状況下では、東京時間9時、シンガポール時間では8時前に目覚ましをかけて、寄付からアジア市場に備える。ただ、こんな日はほとんど無くて実際は寝ていることが多い。堕落した生活をしているように思われるとムッとするので書いておくが、目覚ましをかけた日は、目覚ましがなる前に自動的に目覚める真面目な体質は変わっていない。会社に行く時に、二度寝している諸君らと一緒にしないように!ww


日本全土落下傘計画 東北編 2/4~復興の現実

2日目は3.11だったので、3.11を忘れないウォーキング。石巻駅前から出発して通称馬っこ山に登り、復興ステーションまで11kmのウォーキング、参加費1000円である。朝9時に集合だが、雪が降っている・・・。石巻の雪は軽くパラパラしているので、傘を持たない、上半身はスーツ+ジーンズ+革靴という極めてウォーキングに向かない姿の私であっても、雪をはらえば落ちるので、濡れて風邪をひくということはなさそうだが、寒い。老若男女30名ほどが参加し、今年は石巻市内の参加者が多く、20人ほどが市内からの参加者となっているようである。それから取材らしき連中も数人紛れ込んでいる。NHKのテレビまで来ているのが非常に嫌だねw
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日本全土落下傘計画 東北編 1/4~石巻のお話

九州・東北に至る経緯の全ては香港で企画された。香港に住むバブリー先輩と九州で遊び、東北・宮城県・石巻に住む翡翠社長が
被災・復興という名の下に巨額の金が動いている。その現場を見に来たらどうだ?」
というので、今回、初めての東北地方入りを決意した。石巻にて翡翠社長の話を聞いた上での意見が交錯しているため、時間の前後はあるが、私を中心に時間軸に沿って書いていこうと思う。
東京から仙台は東北新幹線でわずか1時間30分で到着する。ただし、仙台から石巻までの仙石線の一部の線路がまだ復旧しておらず、仙台から石巻まで電車で行くことはできないのでバスでの移動となる。震災から3年も経っているのに、「復興が遅い」と言っている被災者の声は、こういう状況が未だに続いていることが原因であろう。
翡翠社長「東京駅新幹線23番ホームが既に東北だ。忍耐強い顔した人が多くなり、服の色は茶色やグレーなどの地味な色でピンクの服などまずいない。そしてみんなこれから東北へ行くんだという東北人固有の不思議な連帯感が存在している。年寄りが多くてなんか、雰囲気暗いんだよね。」


日本全土落下傘計画 九州編 2/8~関西のノリ

アジア一国一愛人構想 日本版 本格スタート JRパスを今日より行使します。JRパスは、海外で購入後、国内で開始日を指定できます。のぞみが使えないので、博多までの直行便はありません。新横浜からはひかりで新大阪まで行き、そこから さくら で小倉、そして大分となります。日本もアジアなので、アジア一国一愛人構想に日本も入っています。ただ、私は日本人で、日本の国民としての権利を持っているので、結婚を通じて国民としての権利を買収する必要が無い分、愛人の立ち位置は、日本以外の対象国とは少し異なるものになるのですが、まぁ良いでしょう。


日本全土落下傘計画 九州編 1/8~日本の買物

台湾経由の夜便でシンガポールから成田に移動する。総移動時間は0:55発->10:40着なので若干遅いが、トロンボーンを運ぶ都合上、15kg以内の荷物の料金を加えて、片道で314SGD(約25,000円)。日本は、私が日本人でビザを気にする必要が無いので、飽きてきたら帰れば良いという自由度を活かそう。片道ずつチケットを取ってもLCC様のお陰で、料金が変わらない時代になった。
準備はある程度シンガポールで行ってきたのだが、不十分な部分は日本で補う。準備不足、忘れたのではない! 日本で準備したほうが安いから日本で購入しているのだ! アジア中でもっとも日本がお得に買える商品・サービスの一覧とも言える。参考にしてくれたまえ。


配偶者ビザで外住みのモテ男 トレーダーは名門大学出身だが落ちこぼれ

はじめにお断りしておくと、彼は非常に謙虚で真面目な人間であり、私をいじめたり嫌味を言ってきたりしたことは一度もない人格者である。わかりやすくするために、この彼を有栖川氏(仮名)と呼ぶことにしよう。有栖川氏は生まれながらにして、かつまた生まれた後の実績からも、非民化した特権階級であることを自己認識していない人間である。有栖川氏は謙虚すぎて、自分が恵まれた特権階級にいるということを気付いていないが、その純真無垢な謙虚さは時として、あるいは人によっては強烈な嫌味になることがありうる。私は友人として何度も忠告しているのだが、彼は理解できていないようだ。
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有栖川氏の場合、自分の名を名乗った時、「有栖川と申します。」と言って、「あっ、もしかして有栖川家の御曹司でございますか?」と平伏した輩がいたことだろう。だが、そこの民に向かって言おう。そんな経験はないだろう? 私も平民の出ゆえ、自己紹介して平伏されたことは一度もない。だが有栖川氏は何度となくそういう経験をしているのだ。姓を名乗るだけで平伏する輩がいるというほどの”変わった姓”は、いわゆる非民化した特権階級の姓なのである。だが、有栖川氏にとっては自己紹介をすると”家族のことについて質問してくる民もいる”という程度の認識なのである。


フィリピン落下傘部隊の仕込み

記念すべき第一号なのでマニラ1号と名付けよう。まだフィリピン・オンショアで会ったことが無く、現段階での希薄なフィリピン・ネットワークでは、まだ複雑なニックネームは必要ないだろう。
マニラ1号を落下傘部隊に指名した理由は単純だ。私が初めて会った「時間を守るフィリピン人」だったからだ。時間意識が希薄な東南アジアでは多少の遅刻はよくあるだから怒っていたらきりがないのではあるが、タイっ子に比べて明らかに劣後するフィリピン人の時間感覚には閉口したことが何度もある。
2012.07.27 ACAL(アジア一国一愛人構想)進捗状況
東南アジア圏と中国文化圏の違い、契約、約束、時間の概念が希薄な彼らとの関係は極めて難しく、怒涛の南進も一時停軍するほどの苦戦である。
などと過去に書いているが、具体的な事例が無いので、どのように苦戦していたか思い出しながら書くと、2時に待ち合わせをしたとしよう。当然ながら時間通りに来ないのは織り込み済みなので2:15に電話してみると・・・
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フ「今、シャワー浴びてる。」 と返ってくるわけだ。
「OK、では何時に来れるの?」
フ「3時かな。」
「OKでは待っている。」 3:15にもう一度電話し
「今どこにいるの?」
フ「家だよ。」 ううーーー、もうぶちきれる寸前だーーー!我慢して、
「OK、では何時に来れるの?」
フ「4時かな。」
と言って、4:00ちょい過ぎに現れるという按配だ。


インドネシアがシンガポールを挑発(爆笑動画付)~ヘイズ問題が教える一人当たりGDPの虚しさ

私がインドネシアで遊んでいる間シンガポール居住者たちがFBなどで、真っ白のシンガポール風景写真をアップしてくれていた。民が健康被害を気にして騒ぐのはよくあることだが、シンガポール政府まで一緒になってネットで「キィキィ」言っている、そのスネオっぷりが可笑しい、とジャカルタから思う。シンガポールで起こるヘイズの震源地は主にインドネシア・スマトラ島の山火事と言われている。超大国インドネシアのボヤが、極小都市国家シンガポールでは大変な煙害になるのである。
おそらく政府間の会話では、
シンガ「シンガポール市民の忍耐も限界だ。当然ながら怒り、苦しみ、憂慮している。」
ネシア「ぉあ? だったら何!? 小僧・・・てめーに何ができんだよ。言ってみろ!」
シンガ「いかなる国も企業も、シンガポール市民の健康を犠牲にして大気を汚染する権利はない! キリッ!
ネシア「スマトラで10万人死のうが、100万人死のうがウチにとっては誤差。おめーんトコの”市民”がガタガタ言ってるのはおめーの問題だろうがよ。こっちの知ったこっちゃねぇんだよ。」
シンガ「すいましぇーん。これで何とか対策できないですかねぇ?」
ネシア「そのハシタ金で何をしろと?」
シンガ「ですよねぇ・・・、そろそろ帰りますね。ゲホゲホッ」
ネシア「せっかく来たんだから、そのハシタ金置いてけよ。悪いようにはしねぇから。なっ!」
なーんてことが話されたに違いないと想像していたら、驚愕の挑発動画が笑えるので、ご紹介しよう。
インドネシアがメディアを通じて、キィキィうるさいシンガポールを挑発


夫婦を壊す?! 産後クライシス

女性の愛情の下がり方すごいなぁ。愛情という感情は、生物学的な本能に根差し、繁殖行為を終えた時点で急速に冷めていくものなのかもしれない。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/09/05/01.html
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家事・育児の協力と説明しているが、私はそれが直接的な要因だとは考えない。育児に非協力的な環境で、育てるのが厳しいから、もうこれ以上子供は要らないと思い、理性的に繁殖行為にインセンティブを感じなくなる。繁殖行為のインセンティブ=愛情というのが最もシンプルで納得できる説明ではないだろうか。一方、本当に夫が非協力な場合、子供が何人増えようが夫自身の手間は一切変わらないので、子供を増やすことに抵抗がないからである。
ちょっと竹内久美子ばりの遺伝子偏重学説ではあるが、男女問題のほとんどが生殖本能で説明できるという彼女の説に異論は無い。
また記事本文中に
男性は育児や家事の能力は経験値の少なさから一般に女性よりできない傾向があります。とりあえずそれまでは『家事の完成度は6割でOK』と考える事も重要とも言えるかもしれません。
とあるが、一般に女性よりできない傾向ではなく、価値観の違いであり、育児・家事の基準の違いなのである。家事の中でも特に顕著なのは掃除の基準である。グローバルに言えるのは女性は男よりも綺麗好きで、部屋も綺麗にするものである。地域・文化に依存せず共通に存在する男女間の清掃の基準の違いはかなり根源的なことがその要因となっていると言える。私の学説では、生殖器の形と生殖行為の違いが、綺麗好きの要因である。
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分かりやすく言えば、入れる側と入れられる側
である。男性諸君には少しわかりにくい感覚かもしれないが、仮に男同士の関係でお尻に風穴を開けられると仮定しよう。その場合、相手の顔が気になるか? それよりも病気持ちでないかどうかと、清潔かどうかが最大の関心事とならないか?
逆に女性読者諸君は、わかってやって欲しい。男性経験のない殿方というのは入れられるという感覚がないのだ。清潔感に対する意識が本能的に女性より低い生き物という理解の上でつきあってやってほしい。

家族にとって幸せなイベントである出産。しかし、昨年、ある民間の調査機関がおよそ300人に行った調査で、「出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる」という実態が明らかになりました。また、別の研究ではこの期間に生じた不仲はその後の夫婦関係に長く影響するなんてデータも。中には、長年連れ添ったにも関わらず、出産後わずか1年半で離婚に至ってしまう夫婦もいます。実は産後とは夫婦に大きな危機が訪れるタイミングなのです。
こうした問題はこれまで『育児ノイローゼ』『産後ブルー』といった言葉で主に母親たちの問題であるように語られてきました。しかし、番組ではこれを夫婦や社会の問題であると捉え、「産後クライシス」と名付け、その実態に迫りました。
産後は夫婦にとって大きな危機 昨年、驚きの事実がわかりました。以下は民間の調査機関ベネッセ次世代育成研究所がおよそ300人を対象に行ったもので、妊娠期、0歳児期、1歳児期、2歳児期に『夫(妻)を心から愛していると実感する』という夫婦の割合を追跡調査したものです。
<夫(妻)への愛情を実感する>
・妊娠期
男性・・・74.3パーセント
女性・・・74.3パーセント
・0歳児期
男性・・・63.9パーセント
女性・・・45.5パーセント
・1歳児期
男性・・・54.2パーセント
女性・・・36.8パーセント
・2歳児期
男性・・・51.7パーセント
女性・・・34.0パーセント
産後の男性の家事・育児協力度と愛情度に関係あり! なぜこうした結果が起こるのか。また、なぜ女性の方が著しい減少をみせるのか。調査を行ったお茶の水女子大学の菅原ますみ教授らの研究によると、『夫からのねぎらい』『夫の家事や育児への参加度』が強く関係しているといいます。
産後クライシスをいかに克服するか
1.自分が何をして欲しいかを言葉で伝えている
2.家事協力してくれた夫をほめる
3.家事をした場合に『6割でOK』と考える
里帰りに意外な落とし穴あり
里帰りには『夫と一緒に子育てを0から始められず、父親としての自覚が生まれにくい』という落とし穴もあることが分ってきました。
『産前産後で3か月里帰りをした女性』が『里帰り中の安心感と里帰り後の夫の非協力とのギャップ』に苦しみ、最終的に『夫より実家の方が頼りになる』と考え離婚してしまったケースをとりあげました。『産後クライシスがあることをあらかじめ知っておいて、夫と対策をとれていれば違った結果になったかもしれない』と女性は話します。

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世界オフィス賃貸市場ランキング 2012Q3

72㎡の立地だけ無駄に超最高なマンションがあったとしたら200,000USD=1800万円。んーーーー?? これ月の家賃じゃねぇだろと思って英語の記事を読んでみたら、やはり年単位のようで、かつまたカバレッジの範囲もかなり広かったので転用します。
1sq ft=929㎠=0.093㎡なので居住用のマンションなどでありそうな広さだと70-80㎡(800sq ft)、大型のオフィスビル想定だと500㎡くらいだろうか。日本の民感覚でチェックするために、民感覚のマンションの月の家賃でこれらの数値を解釈するには60%かけて、万円と解釈すればいいので、香港のセントラルは150万円/月。うーん、ヒルズ並みですね。丸の内は120万円/月。良いですねぇ。丸の内の広さ70㎡の民マンションの家賃120万円!! 
シンガポールは60万円。ここでこの調査結果の気になるところは、香港はセントラルとか細かい地名が書いていあるのに、サンパウロやシンガポールになると、バサッとシンガポールとだけ書いてあるだけでどこの話なのかまったくわからないという怪しさだ。シンガポールとしか書いて無いが、シンガポール全土がこの価格と言うことはありえなくて、かなり高い物件の値段であろうと想像できる。シンガポールのコンドミニアムなら1000Sq Ftちょっとくらいが標準的であるから80万円家賃12,000SGD/Monthとなるが、コンドミニアムレベルだとなかなか珍しいくらいの高級物件となり、ラッフルズプレイスかオーチャードの最新オフィス物件最上階くらいの価格のような気がする。
61位にジャカルタが50USD/sq ftであるから、民マンションの広さが30万円計算。これもジャカルタ中でも旧日航ホテル以南の高級オフィス街エリアの話で、800sq ftの居住用マンションで30万円以上は探すのが難しいだろう。おそらく、ここで出している数値は、「えっ、ウチ丸の内だけどこんなに払ってないよォ」という反応が多そうな価格で、各都市の最新・最高級オフィス物件の価格に近いと思われるが、不動産の専門家、もしくは実際居住されている読者のみなさんはどのような感想をお持ちになるでしょうか。
あとは数値ばかりなので少し癒し系画像を。トヨタを退社なさったようでお疲れさまでした。
mikity-1sqft.jpg

Date: Jan 8 2013 丸の内・大手町が3位-CBREの世界オフィス賃貸市場ランキング
【記者:Ainhoa Goyeneche】
 1月7日(ブルームバーグ):CBREリサーチは世界のオフィス賃貸市場ランキングをまとめた。133市場を対象とした2012年7-9月(第3四半期)の調査では、96市場で賃貸料が前年同期比で上昇した。
 サンフランシスコが最大の36.4%の値上がりとなった。ランクは26位。香港は最大の値下がりを記録したものの、ランキングでは首位と、世界一高いオフィス賃貸市場となった。

順位   都市            賃貸料=米ドル 前年同期比
                  (平方フィート)  変化率
1   Hong Kong (Central), Hong Kong           246.30   -17.8%
2   London-Central(West End), United Kingdom 219.81     1.7%
3   Tokyo (Marunouchi Otemachi) , Japan      197.27     0.0%
4   Beijing (CBD), China                     184.95     7.4%
5   New Delhi (Connaught Place - CBD), India 183.30    -1.2%
6   Beijing (Finance Street), China          179.57    19.7%
7   Hong Kong (West Kowloon), Hong Kong      174.13     7.1%
8   Moscow, Russian Federation               172.82     4.7%
9   London - Central (City), United Kingdom  131.76     2.1%
10   São Paulo, Brazil                        130.07     6.1%
11   Mumbai (Bandra Kurla Complex), India     122.19    -4.1%
12   Rio de Janeiro, Brazil                   121.40     1.0%
13   Paris Ile-de-France, France              119.78     0.1%
14   Sydney, Australia                        119.04     1.3%
15   Shanghai (Pudong), China                 116.36    19.5%
16   New York (Midtown Manhattan), U.S.       114.30     1.1%
17   Shanghai (Puxi), China                   108.25    -3.4%
18   Geneva, Switzerland                      105.28     2.4%
19   Singapore, Singapore                     104.66   -17.7%
20   Perth, Australia                         96.91     9.9%

賃貸料はサービス料や税金を含む。変化率は現地通貨で算出。CBリチャード・エリス・グループのウェブサイト  www.cbre.com
原題:Hong Kong, London, Tokyo, Most Expensive Office Markets(Table)(抜粋)

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Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
1      Hong Kong (Central), Hong Kong                    246.30     -17.8%
2      London - Central (West End), United Kingdom       219.81       1.7%
3      Tokyo (Marunouchi Otemachi) , Japan               197.27       0.0%
4      Beijing (CBD), China                              184.95       7.4%
5      New Delhi (Connaught Place - CBD), India          183.30      -1.2%
6      Beijing (Finance Street), China                   179.57      19.7%
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Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
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7      Hong Kong (West Kowloon), Hong Kong               174.13       7.1%
8      Moscow, Russian Federation                        172.82       4.7%
9      London - Central (City), United Kingdom           131.76       2.1%
10     São Paulo, Brazil                                 130.07       6.1%
11     Mumbai (Bandra Kurla Complex), India              122.19      -4.1%
12     Rio de Janeiro, Brazil                            121.40       1.0%
13     Paris Ile-de-France, France                       119.78       0.1%
14     Sydney, Australia                                 119.04       1.3%
15     Shanghai (Pudong), China                          116.36      19.5%
16     New York (Midtown Manhattan), U.S.                114.30       1.1%
17     Shanghai (Puxi), China                            108.25      -3.4%
18     Geneva, Switzerland                               105.28       2.4%
19     Singapore, Singapore                              104.66     -17.7%
20     Perth, Australia                                   96.91       9.9%
21     Caracas, Venezuela                                 95.68      -3.4%
22     Washington, DC (Downtown), U.S.                    94.51       0.0%
23     Dubai, United Arab Emirates                        92.56       3.0%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
24     Seoul (CBD), South Korea                           91.28       0.8%
25     Mumbai (Nariman Point - CBD), India                90.80      -7.4%
26     San Francisco (Downtown), U.S.                     90.00      36.4%
27     Zurich, Switzerland                                87.98      -5.3%
28     Boston (Downtown), U.S.                            87.50      12.9%
29     Istanbul, Turkey                                   82.78       0.0%
30     Brisbane, Australia                                79.04       1.7%
31     Luxembourg City, Luxembourg                        77.94       0.0%
32     Los Angeles (Suburban), U.S.                       76.84       3.0%
33     Stockholm, Sweden                                  76.35       0.0%
34     New York (Downtown Manhattan), U.S.                74.93       7.3%
35     Seoul (Yeouido), South Korea                       74.27      19.6%
36     Milan, Italy                                       74.21       0.0%
37     Guangzhou, China                                   72.88      -7.1%
38     Bogota, Colombia                                   70.76       3.5%
39     Calgary (Downtown), Canada                         70.59      11.1%
40     Aberdeen, United Kingdom                           70.20       2.9%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
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41     Manchester, United Kingdom                         69.80       2.3%
42     Edinburgh, United Kingdom                          69.02      -1.1%
43     Taipei, Taiwan                                     68.57      -0.7%
44     Birmingham, United Kingdom                         68.36       0.0%
45     Toronto (Downtown), Canada                         68.00      -4.2%
46     Vancouver (Downtown), Canada                       67.20       9.2%
47     Frankfurt am Main, Germany                         66.31       0.0%
48     Bristol, United Kingdom                            65.10       3.8%
49     Oslo, Norway                                       64.91       2.9%
50     Glasgow, United Kingdom                            64.31       1.2%
51     Ho Chi Minh City, Vietnam                          62.39      -8.9%
52     San Francisco (Peninsula), U.S.                    62.10      28.6%
53     Melbourne, Australia                               61.60       1.9%
54     Washington, DC (Suburban), U.S.                    60.00       2.0%
55     Jersey, United Kingdom                             59.61       0.7%
56     Rome, Italy                                        59.10      -2.2%
57     Tel Aviv, Israel                                   58.32      -6.0%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
58     Leeds, United Kingdom                              58.04       0.0%
59     Buenos Aires, Argentina                            55.74      -1.1%
60     Munich, Germany                                    55.64       5.4%
61     Jakarta, Indonesia                                 53.38      28.7%
62     Santiago, Chile                                    53.00       3.5%
63     Hanoi, Vietnam                                     52.69      -4.2%
64     Warsaw, Poland                                     52.59       3.1%
65     Brussels, Belgium                                  52.15       0.0%
66     Madrid, Spain                                      51.89      -1.6%
67     Houston (Downtown), U.S.                           51.88       7.8%
68     Dublin, Ireland                                    51.87      -5.9%
69     Abu Dhabi, United Arab Emirates                    51.85      -4.7%
70     Mexico City, Mexico                                51.66      -1.9%
71     Liverpool, United Kingdom                          50.20       1.6%
72     New Delhi (Gurgaon), India                         49.91       1.4%
73     Helsinki, Finland                                  49.78       3.8%
74     Auckland, New Zealand                              49.59       0.9%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
75     Adelaide, Australia                                49.57       1.3%
76     Chicago (Downtown), U.S.                           49.15       2.6%
77     Amsterdam, Netherlands                             49.08      -0.3%
78     Prague, Czech Republic                             47.33       0.0%
79     Montreal (Downtown), Canada                        47.30       0.0%
80     Kuala Lumpur, Malaysia                             47.06       0.0%
81     Los Angeles (Downtown), U.S.                       46.17       2.5%
82     Lyon, France                                       45.88       1.4%
83     Southampton, United Kingdom                        45.88       0.9%
84     Athens, Greece                                     44.03      -9.5%
85     San Jose, Costa Rica                               43.80      -2.1%
86     Houston (Suburban), U.S.                           43.66       8.8%
87     Gothenburg, Sweden                                 43.29      10.2%
88     Vienna, Austria                                    43.03       2.7%
89     Calgary (Suburban), Canada                         42.74      16.3%
90     Seattle (Downtown), U.S.                           41.89       2.9%
91     Hamburg, Germany                                   41.79       3.8%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
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92     Panama City, Panama                                41.06      11.6%
93     Boston (Suburban), U.S.                            40.80       6.3%
94     Guadalajara, Mexico                                40.67      -5.3%
95     Copenhagen, Denmark                                40.55      -0.5%
96     Wellington, New Zealand                            40.52       2.9%
97     Bangalore (CBD), India                             40.49      12.8%
98     Marseille, France                                  40.48       0.0%
99     Canberra, Australia                                40.19       0.9%
100    Vancouver (Suburban), Canada                       39.79       0.7%
101    Monterrey, Mexico                                  38.77      -3.6%
102    Budapest, Hungary                                  38.57       0.0%
103    Seattle (Suburban), U.S.                           38.19      21.8%
104    Bratislava, Slovakia                               38.12       0.0%
105    Denver (Downtown), U.S.                            37.75       8.9%
106    Dallas (Suburban), U.S.                            37.59       5.1%
107    Berlin, Germany                                    36.57       0.0%
108    Toronto (Suburban), Canada                         35.76       0.0%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
============================================================================
109    Lisbon, Portugal                                   35.46       0.0%
110    Bucharest, Romania                                 34.78      -2.0%
111    Barcelona, Spain                                   34.65      -3.4%
112    Belfast, United Kingdom                            33.73       0.0%
113    Lille, France                                      33.41       0.0%
114    Montreal (Suburban), Canada                        32.77       0.0%
115    Atlanta (Downtown), U.S.                           32.69       0.6%
116    Rotterdam, Netherlands                             32.56      -0.4%
117    Manila, Philippines                                32.45       8.4%
118    Lima, Peru                                         32.27      15.7%
119    Dallas (Downtown), U.S.                            30.96       2.8%
120    Belgrade, Serbia                                   29.63       1.5%
121    Denver (Suburban), U.S.                            29.50       0.1%
122    Bangkok, Thailand                                  29.44       5.8%
123    Valencia, Spain                                    27.73      -6.9%
124    Atlanta (Suburban), U.S.                           27.72       0.1%
125    Chicago (Suburban), U.S.                           27.25       0.9%
============================================================================
Rank     City                                     USD sqf*/year       YoY%
3Q 2012                                                 3Q 2012     Change
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126    Sofia, Bulgaria                                    26.08      -3.0%
127    Malaga, Spain                                      24.47     -10.8%
128    Johannesburg, South Africa                         23.64       2.9%
129    Oporto, Portugal                                   23.17      -6.4%
130    Palma de Mallorca, Spain                           22.34      -0.4%
131    Thessaloniki, Greece                               22.13     -14.8%
132    Durban, South Africa                               17.56       4.0%
133    Cape Town, South Africa                            12.83      -5.0%
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【世界ランキング・比較 暮らし】
2012.08.27 世界で最も生活費高いのは東京
2012.01.18|日本はほぼ中産階級だけで構成される類稀な国家
2011.11.15: 米ハーバード大が2位に転落、カルテックが首位
2011.04.12: 東大が世界の大学トップ10入り、上位はハーバードとMIT-英調査
2010.12.21: 良い女ランキング ~その辺のお嬢さんでは、いやなんです
2010.09.13: 外国人にとって世界一住居費が高いのは東京
2010.04.01: アジア人が暮らしやすい都市、1位はシンガポール
2009.10.19: 世界の大学ランキング 
2008.08.15: 世界各都市生活費指数 Part2 
2008.04.21: 世界各都市生活費指数






安倍氏カムバック賞、今年のアジアの受賞者一覧-ペセック

コラムの内容はウィリアム・ペセックのユーモアに任せるためにいじらないでおくが、人物が多少マニアックなので、写真をつけて記事を週刊誌化してみた。
Dec 21 2012 【コラム】安倍氏カムバック賞、今年のアジアの受賞者一覧-ペセック
【コラムニスト:William Pesek】
 12月21日(ブルームバーグ):胡錦濤国家主席と野田佳彦首相、李明博大統領。中国、日本、韓国の首脳にとって2012年は厳しい年だった。評価を落としたままトップの座を降りる。中国が抱える大きな課題にほとんど手を打てなかった胡主席に対しては、称賛よりも不満の方が多く聞かれる。野田首相も、それまでの5人の首相と同様、不名誉な形で退任することになった。李政権時代は、韓国の貧富の差が拡大し、北朝鮮が核ミサイル保有能力の獲得に向けて前進した時代として記憶されるだろう。小さな島をめぐる緊張は、この東アジアの3つの経済大国間の対話の乏しさを示した。胡主席と野田首相、李大統領は、アジアの混沌(こんとん)の年を形作った人物の中でも目立つ存在だった。年末のこの時期、状況を改善した、逆に悪化させた人や国に贈る賞を幾つか用意した。
 ●陰の人物賞-ミャンマーのテイン・セイン大統領:
Thein-Sein.jpg
ミャンマーに民主主義と市場経済、報道の自由をもたらした陰のヒーローだ。この国の開放の象徴は常にノーベル平和賞受賞者のアウン・サン・スー・チー氏だろうが、ミャンマー国民5000万人を世界から孤立させた独裁の痕跡を取り除いた陰には、この目立たないテクノクラートの存在があった。
 ●内部告発者賞-中国の王立軍氏:
Wang-Lìjun.jpg
元重慶市公安局長の王氏は、実力者だった同市共産党委員会書記、薄熙来氏をめぐる疑惑を表に出すきっかけをつくった。薄氏の失脚は、中国の指導部交代を揺るがし、時に影を投げ掛けた。王氏は、薄氏の妻が英国人ビジネスマンを殺害した証拠を米外交当局者に手渡した。これは中国の過去数十年における最大のスキャンダルとなり、中国共産党の信頼性をなし崩しにする所得格差と汚職に世界が注目する結果となった。
 ●ばか騒ぎ賞-韓国の歌手・ラッパーのサイ:
PSY.jpg
韓国の活気を世界に示した。そのラップ曲「江南スタイル」とコミカルな乗馬ダンスは至るところでパロディー化され、「韓流」に新たな活力を吹き込んだ。
 ●出るくいは打たれる賞-カーソン・ブロック氏:
Carson-Block.jpg
不透明なコーポレートガバナンス(企業統治)を調査・指摘した空売り投資家。サイノフォレストなど北米に上場する中国企業の不正に関する同氏の疑念は正しいことが証明された。しかし、シンガポールの農産物商社オーラム・インターナショナルをエンロンになぞらえた同氏の見方は正しいのか。来年の展開に注目しよう。
 ●カムバック賞-安倍晋三氏:日本の次の首相だ。安倍総裁率いる自民党が政治的停滞から突如浮上し、多くの有権者がそれを頼みの綱とした。安倍氏は、大きくつまずいたパナソニックやシャープ、ソニーなど家電大手の復活に取り組む必要がある。それには輸出企業に打撃を与えてきた強い円を下落させるため迅速に行動することが含まれる。
 ●セックス・アンド・ザ・シティ賞-シンガポール:
Michel.jpg
品のない過ちが相次いだ。同国議会のパーマー議長は今月、不倫を理由に辞任した。同国では今年セックススキャンダルが続き、同国最大の中国語紙が12年は色欲の年だったと伝えた。
 ●ひそかなブーム賞-マレーシアとタイ:脚光を浴びていない両国だが、クアラルンプールはアジアの新規株式公開(IPO)の中心地として香港をしのぐ存在となった。今年は世界でも4位となる見通し。タイは思いも寄らなかった活発な買収で躍進した。同国財界の大物は、海外企業・資産を対象に過去最大となる計250億ドル規模の買収案件をまとめた。これは昨年までの過去12年間の合計額を上回る。
 ●父子の絆賞-金正恩第1書記:
Kim-Jong-un.jpg
バスケットボールに夢中の北朝鮮の指導者。父親の金正日総書記の死去から1年の節目が近づく中、金第1書記と側近らは世界をあっと言わせる必要があるとの強いプレッシャーを受けていた。ロケット発射の成功は地政学的な意味合いでは、試合終了のブザー直前に3ポイントシュートを決めたことに等しい。金第1書記が放ったシュートは、世界の多くの首脳の休暇を台無しにした。
(ウィリアム・ペセック)
  (ウィリアム・ペセック氏はブルームバーグ・ビューのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)
【ニュースにいちやもん】
2012.08.28 「長く付き合った恋人」に、こだわってしまう理由
2012.02.23|SGP 4Q GDP -2.5%がなぜかメシウマ
2011.12.14: 今年最も読まれたニュース 2/2 海外編
2011.08.01: 九州新幹線全線開業のCM
2011.06.02: AIG株87億ドル相当を売却、1株29ドルで-米財務省
2010.12.10: {わかりやすさ}の勉強法
2010.02.26: 日本の新興企業 アジア市場が上場誘致
2009.12.21: 君は日本国憲法を読んだことがあるのかね 
2009.12.02: 金融犯罪に手を染めた元米ミス・ティーンの転落人生
2009.09.15: OptionのNewsはどうしてこうも気色悪い書き方なのか
2009.03.26: 中国人民元先物?
2008.01.02: いきなり暗い 元旦の日経トップ記事
2007.12.29: 時価総額の計算方法