S&P500のListed Optionの取引を始めて、約2年が経った。取引戦略については既に何度か言及しているので、そちらを参考にしていただいて、
2015.01.22 一族アセットマネジメント採用試験ヒント1/3~手法のまとめ
今回は、あんまり派手さはない分析をしてみよう。ちょっと面白くないかも。
まず、基本となる数値は
Net Liquidating Value=現金+オプション時価
を基準としよう。口座に1,000,000入れて、250ドルのプットを1枚売ると、1,000,000+250×100=1,025,000の現金となり、オプション時価に変動がなければ1,025,000+(250×100×-1)=1,000,000と、売買するだけではNet Liquidating Valueは変動しない。正確には手数料を考慮しなければならないので、手数料分だけわずかに減る。
現金=全キャッシュフロー(CF)=売りCF-買いCF-手数料
ネットしてしまうと小さいが、グロスのターンオーバーは200%超えてるのね・・・。わずかに売り越しと。手数料は・・・、まぁ、小さいですね。
SP500-Transaction.jpg
取引の回数も計算してみました。一部出来で一つの注文が値段変わらずタイミングだけ分かれた場合は1とカウント、一部出来で値段を変えて約定した場合は、別のオーダーとしてカウント。だいたい年間100回、1ヶ月8回くらいのペースで取引しているようです。でも実際は売りと買いを組み合わせたコンビネーションで取引することが多いので、半分の週に1回くらい取引しているイメージです。