バスでの移動時間中は情報戦の続き
さて、この時点で初めて、バンコク別働隊に私の電話番号を通知する。彼女がパタヤ駐屯中であることは分かっているのだがわざとらしく「今バンコクスクンビットに向かっています。どこ?」とSMSで送信したら、
第一返信“When you come Thai?” ぎょっ 思わず返信の指が止まる。バレてるな。この愛の無い英語の返信は・・・。”From Loi Krathon”と苦し紛れに日程をごまかしたSMSを返す。
第二返信”When you come Pattaya?” なんだと! 「パタヤに居たことまでつかんでるぞ」宣言か。
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バンコク別働隊に日本人が直接タレ込めるはずがねぇ。どこ初の情報にしろ、絶対タイ人が介在してる。誰だ~?タイ全土落下傘計画の全貌を知る者は生かしておかぬ。と思っているが、計画の全貌を知られたら俺が危ないな。阿部定される可能性が高いが、命懸けならぬチ●コ懸けの覚悟で計画は遂行する! やはり落下傘の発信地のシンガポールが狭すぎて情報管理が難しいが、投資一族はあきらめない。
「で、どこにいるの?」と繰り返し聞き、「パタヤ」と答えさせてから、「いつバンコクに来るの?」と問うと、2日後ということだ。2日間の猶予か・・・、おしっ、まだカードはあるぞ。バンコク別働隊の別働隊に即電話。「おー、今バンコクでねぇ、今夜飲もうよ。」と言うと「チャンラーイに居る」と。貴君をチャンラーイ遠征隊と名付けよう。「うちに遊びに来て泊っていっても良いよ」とのオファー。うっ、連絡する順序を間違えたようだ。今回のタイ全土落下傘計画は3都市の予定でチャンラーイは入れてなかったが、せっかくのチャンスだ。チャンラーイ含めると今回単独でも”全土”って感じが出てくるなぁ・・・。だがこの複雑系微分方程式を解くには、バスの中では情報が不足している。
バンコク 1日目夜
晩飯はお気に入りの焼肉屋 Soi22の玄風館で一人焼肉。カルビとハラミとライスをいただいて600THB弱。昼のコウニャオが効いていてライスのおかわりはできず。シンガポール在住諸君には、玄風館の値段と味のバランスは良いと思うのでお勧めです。
やっぱタニヤかな。ソンクラン以来、今年3度目の訪タニヤだが、ソンクランの時に飲むだけだった娘のところにでも再訪してみようか。タニヤに到着。どこの店にしようかなーと考えながら歩き始めて、10歩。
「エキゾさんっ! お久しぶりですっ!」
とタイ人の呼び込みが・・・。俺、バンコク在住じゃないんだけど・・・。半年ぶりのタニヤで、呼びこみに名前付で呼ばれるってすごくない? 自慢して良いことかな? タイの非居住者でタニヤの呼び込みに名前覚えられている読者諸君はコメントください。俺もその呼び込みの顔は覚えているが名前までは覚えてない。「久しぶりだなー、おぃー、パタヤのロイクラトンに行っててよ、フラッと寄ってみたんだけど・・・」のような感じで話をして、今日は呼び込みに敬意を表して、予定を変更し、お前の指定する店に行ってやる。「今日はペイバー無し。昨日(シラチャの悶絶ナイトで)あんまり寝てないから軽く1時間飲んで帰るけどいいか?」 「もーぅ問題ありません、どーぞどーぞ」
ということで、1軒目。ご新規のお店。「あっ、選ばなきゃならないんだ・・・。」 キャバで一番嫌いな瞬間だね。あの嬢を選ぶ所・・・。1時間で撤退なので、適当に選んで普通に飲んで終わった。ので詳細は割愛する。
タバコを吸いながら階段を下りていると・・・
「エキゾさんっ! るみちゃん居ますよっ」
と見知らぬネーさんが声をかけてきたw
 俺、タニヤの伝説? 我がブログを読み返すと、この店に来たのは1月で、ソンクランの時には通っていない。10か月以上過ぎているが、ネーさんもよく覚えてたな。帰るつもりだったが、店を軽く覗いてみた。店とるみちゃんの名前は覚えているのだが、顔を覚えていないw
そこ行くと彼らすごいよなぁ。俺、名札付けて歩いてるわけじゃないからね。「るみちゃん、どの娘だっけ?」とネーさんに聞いたら番号を教えてくれた。手を振っていた子の番号だった・・・。るみちゃんは、俺の顔を覚えていたのか・・・。帰るつもりだったがこの店で飲み直し決定。意志薄弱だな俺も。
るみちゃん、キャリア10年の真のプロ・ベテランホステスだ。昔ではなく今の小柳るみ子に似ているwので、「るみちゃん」と名付けよう。ちなみに小柳るみ子ほどの超ネーさんではなく、ホステスにしてはネーさんの30代ですので、まだまだ若いです。まずは前回の反省から。るみちゃんが俺が何をしたのか教えてくれる。飲み放題をいいことにウイスキーをガン飲みして、滅茶苦茶酔っ払って、歌って踊って、全裸になって、その様子をチイママがビデオ撮影していたらしい。閉店までいたので、スタッフの車でホテルまで送った。さっきの声をかけてきたネーさんがチイママで、彼女の車だったようだ。
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「俺、ペイバーしたよね? でもセクースした記憶が無いんだけど、した?」と聞くと、「シャワー浴びて、ちょっと触ってすぐ寝ちゃいました」。やっぱり・・・w
一応、指一本くらいは触れたのか。タハハ。タニヤで最大に飲んだ日だっただろうな。しかし話していると段々記憶がよみがえってきたので
「るみちゃん、髪形変えた? 前は巻いてなかったように記憶している・・・」
「変えたけど、顔も忘れちゃうくらいだからね。ところでエキゾさん太ったでしょ?」と返された。すげー観察力だな。シラチャで体重測った時、確かに重めの体重だった。この変化によく気付いたな、俺も気づいてないのに。
「私、毎日電話したのに来てくれなかった」。うーん、そうだった。さらに記憶がよみがえる。確かに電話くれていた。当時としてはバンコク夜遊びを色々見て回らないといけないと思って、リピートはしなかったのだ。ソンクランの時にも来ていたことも伝わっていて、店に再来しなかったことも指摘された。これは反省だね。タニヤも色々な店に行ったが、るみちゃんの接客はトップクラスだ。評価のポイントは2点、
・会話のバランス 聞くだけじゃなく彼女もちゃんと話す。
このくらいだと、同じレベルは居るのだが、もう1点、
・体の位置 懐にすっと入って下心をくすぐる。
えっ? その方が簡単なのでは? と思うだろう。俺の場合は適用されない。キャバで俺がどうしているかと言うと、紙と鉛筆を持って「実態調査と取調べ」だ。ウイスキーはガンガン飲むけど、酒に酔ってセクハラしてる場合ではない。背筋を伸ばした厳しい刑事の取り調べの中に、すっと入って来れるのはキャリア5年超のベテランが多いという傾向を私は見出している。よどみなく会話をしながら、体を寄せて姿勢を崩し、酒の力で理性を崩す。
背筋を伸ばしていると、姿勢を保つことに集中力が行くので、理性が崩れにくい。まさに心技体のベテランのテク。帰ろうとしていた俺を2時間閉店まで引き留めるとは、あっぱれじゃ。
【本当にあった?怖い話】
2012.11.22|北京・ハルビンに行ってきました 12/13 ~731部隊遺跡
2012.02.24|告白 元大和銀行NY支店1/2 ~米国の公務員
2011.11.04: 「少年A」 この子を生んで 2/2~子供の怖さ
2011.09.12: シグルイ 山口貴由1/2 ~駿河城御前試合
2011.07.21: 死刑囚 最後の一時間 1/2 ~死刑の実態
2010.12.20: 快楽殺人の心理
2010.04.26: あなたの知らない精子競争 ~精子の数の決定要因
2010.03.19: 実在上のヤンデレとその発生起源 ヤンデレの研究
2010.02.03: 彼氏を不安にさせる行動パターン
2009.10.16: 華麗なる投資一族 明るい家族計画
2009.07.23: タイ旅行 スローライフと?な習慣