白いスラックスを求めて
最強の伴、パタヤ1号と昼からショッピングに出動する。今回、ショッピングをするのはこの俺だ。リクエストは実にシンプル。白いズボン、ジーンズ・コットンはNG。軽い素材のものが欲しい。パタヤ一号は服屋を営んでいるので、こういったことには強いはず。ソンテウに乗り込んで5分ほど
Central Pattaya Beach
に到着だ。超デカイ百貨店・ショッピングモールで情弱プレイスのカホリがするが、黙ってついていくしかない。まずは腹ごしらえということで、数多ある店の中から”タイ”料理を選択(もちろんパタヤ1号が選んでいる)、THASIAM2という店だ。アユタヤ風のヌードルをそれぞれ頼み、後はいつものイサーン、ソムタムと豚を注文。屋台と比べると信じられないくらい高いが、2人で320THBである。
飯が終わったら、パタヤ1号、動く。
かなりデカイショッピングモールなので、店の数も当然多い。俺も店の中を、白いスラックスあるかなー?と注意しながら移動するも見当たらない。パタヤ1号は一回も立ち止まらず歩く。ひょこひょこ付いていくと、「ここだ」と言う。モールに入っている小さなショップではなくかなり大きな店である。1個目・・・、黒の化学繊維のモノを見て、「こんな感じなのか?」と聞かれたので、ちょっと化学繊維過ぎる感じはあったものの、「色は白で」と繰り返す。次、白のコットンパンツ発見。「そうそう、コットンはやっぱり重いんだよね。もっと軽い感じのね。」とまたリクエストを繰り返す。次、来ましたリネン。「これOK。でも他にもあるかもしれないからもうちょっとグルグルしよう。」と言ったものの、飯終わってTarget見つけるまでわずかに10分だった。さすがはパタヤ1号。こういうところは尊敬に値する。
男なら分かると思うが、男のズボンは、ビジネス用、ジーンズ、ゴルフウェアの3種類で、「白で、コットンは嫌」というこの私のリクエストは、探すのがとても難しい。東京在住の男性諸君に問いたいが、「あっ、それならあそこにあるだろ。」 なんて言える人いるかね? 言えたとしたら貴君はかなり服装にうるさいお洒落さんだ。東京はまだお洒落シティだから探索困難なだけで入手不可能ではないと思うが、シンガポールに至っては入手困難なシロモノであること間違い無し。仮に発見できたとしても、需要が少ないうえに、供給も少なくお値段が変なリスクも高い。
タイの夜店に行けば「白で、コットンは嫌」だけならショートパンツあるいは空手着のような仕上がりのズボンは売っている。しかし、今回の俺のリクエストはそれではダメなのだ。であるからパタヤ1号の情弱プレイスCentral Pattaya Beachは最もリスクが低くそれを探せる場所なのだ。血眼になって探せば、パタヤのどこかには半分以下の値段で売っているところがあるだろう。しかし、それは男のショッピングの要求を満たしてない。女性はショッピングが目的だが、男はショッピングは手段にすぎない。ショッピングそのものを楽しみ、時間をかけることに意義がある女性と、とにかく「白で、コットンではない素材のズボン」を手に入れることが目的の男のショッピングでは全く異質のものなのである。
リネンの白、1500THB(3750円)。全く同じものを2着買って3000THB。ズボン1着に3750円、ちょっと高いように印象だとは思うが、20年の減価償却だ。(シンガポール私服生活、7/7私服と、2/7私服で言うたら5年の減価償却とした方が良さそうではあるが) こんなもんは即断即決の成行買い。男のショッピング発見まで10分、買い付けまで20分、お直しの待ち時間込で40分で終了だ。
今回はズボンだけなのでスーツではないのだが、高校時代にベージュの麻のスーツを買ったのは、こいつの影響が無きにしも非ずだ。この画像だけで、これが何の画像であるかすぐに判別できた諸君は相当に俺と趣味が合う変態だ。
東南アジアにふさわしいリネンというのは、これのイメージなんだよな。この写真は東南アジアじゃないんだけどw シンセンの国境を越えて一歩一歩中国を歩く時、自分自身が中国の群衆に溶けていく感じはこのシーンのイメージね。わかってもらえるだろうか?
アイスクリーム
さて帰ろうとしたら雨が・・・雨季は5月から10月位までのはずなのだが、熱帯気候で米が育つ所、雨くらい降って当然か。コーヒーでも飲んで雨宿りするか?と言ったら、アイスクリームというので、Swensen’s(アメリカのチェーン店でパタヤで非常によく見かける)に。調べてみると、シンガポールにも鬼のようにあるではないか! 行ったことが無いぞ。タイでは二人で食べて300THBだったが・・・、シンガポールだと一人で10SGD以上取られそうで嫌だね。立派なサンデーを5分で食べきった私に対して、パタヤ1号、バナナスピリット15分経っても食べきれず。あーあー、アイスが溶けちゃってるよ。甘いものを食べているタイ人を初めて見たが、あれだけ塩辛いもの、辛いもの食べているので、甘いものが得意な民族とは思えない。
甘いものに対する耐性は、一般に女性の方が高いと言われているが、一般の日本人女性と比較するならば、私の方が高いであろう。シンガポールで食べている甘いものトップはアイスクリームで食べ慣れてることもあるし、最も好きな食べ物もアイスクリームだ!
パタヤ1号と別れて、しばしホテルで休憩。ホテルは「同じくBeach Road Soi1」のSabai Wingであるが、Nantraと違って、かなり大きなホテルだがアジア系の顧客を一人も見かけないという典型的なパタヤな光景。しかし、いいねぇ、相手(パタヤ1号)が仕事持ちだと現地案内付きという安心と一人の夜遊びが両方楽しめる。
Walking Streetに出かけるも・・・(すいません、パタヤ、男の夜遊びレポートまたしても失敗しました)
軽く部屋飲みしてWalking Streetに出陣だ。ダメだ・・・調子が出ない。呼び込みに声をかけられる率が低いのだ。有り余るほどのテストステロン放出が無いからだ。結局、Walking Streetを最後まで歩ききってしまった。適当にGo Goに入ってみたが、お勧めできる店ではない。とか言いながら3人同時付けで飲んだけどね。しかし、こう・・・気分がノラんな・・・。やはりパタヤ1号の影響で、持ち帰りしないと気分が確定していると、面白くない。いつでも持ち帰れるんだけど、あえて今日は我慢して持ち帰らない、とように遊ばないと楽しくない。海外に出かけて破目を外して遊ぶのは、ある程度の不安が原因だ。パタヤはほとんど知らない土地(対バンコク比)にもかかわらず、パタヤ1号という強力な味方がいるので、全く不安が無い。パタヤに住んでいるわけではないのだが、別に次回でも良いや、という感が否めない・・・
気分がのらないので、その1軒だけでソンテウでホテルに帰る・・・。
【ガラでもねぇこと特集】
2012.08.30 第二次タイ攻略 12/15 パタヤ入りWS
2012.04.17|おおきなかぶ、むずかしいアボカド
2012.03.07: タイ旅行 9/11~ディスコ
2011.09.28: ダイヤモンドの話4/5 ~研磨とカット
2011.07.04: お料理シリーズ 朝のホットケーキ
2011.05.25: 自炊日記
2010.12.09: マカオのカジノ王ホー氏、白トリュフを2800万円で落札
2010.07.21: 日本帰国 第二幕 関西突入
2010.03.09: プーケット旅行 ~体験ダイビングに挑戦しました
2009.05.25: 珍しく女の子口説いてますね ~BBQ
2009.04.13: Sentosaに行ってきました
2008.12.30: 夜空の下のプール in 真冬
2008.10.02: DBSからのプレゼント
2 Responses to タイ全土落下傘計画 4/17 ~パタヤでお洋服
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ネットサーフでこちらに迷い込みましたが、
実はあの映画で一番印象的なのがあのシーンですね。
あの雑踏の先に広大な闇と自由がありそうで・・・
私は逃走直前のクラリスとレクターの最後の会話が好きです。