トレーディングは楽。もっとも手がかかるのが送金。日本の証券会社の場合、証券会社があたかも銀行のように送金できるが、海外にあるネット証券は、銀行機能を持っていない。
絵で描くとこのような構図になっているとしよう。青が銀行・証券間、緑が銀行間、オレンジは証券会社が銀行内に口座を持っていて、資金移動が伴わない銀・証セットだという場合もある。
1.新規送金先登録
AMLの観点から第三者への送金は、金額に制限があったり、申請が必要だったりと手続きが発生する。新規の取引先で無い場合でも、下記のように、例えば、カネが左下の証券会社にあって、右下の証券会社で取引したくなった場合、2回送金しなければならないので、直接薄い赤のラインを引く、同様に2回送金を避けるために薄いオレンジのラインを引く場合は、やはり新規送金先登録をしなければならない。
最もイライラするのが、手作り感満載の送金先指定のフォーマットである。例えば、ある銀行の申請書だが、
鬼のように面倒な国家間銀行送金
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