Phayaoに友人を送りに
チャンラーイ遠征隊の友人が同じくシンガポールのタイパブに勤めていたのだが、彼女のシンガポールの彼氏がバンコクに1週間ほど遊びにくるので、バンコクでお出迎えするらしい。それでバスで10時間かけてバンコクに行くので、バス停まで車で送る役割をチャンラーイ遠征隊が引き受けたのである。バス停というかバスターミナルまでも車で40分の距離である。インターネットのスピードは速くともこういうところは田舎である。そのシンガポール人の彼氏とやらもなかなかやるじゃないか、アジア一国一愛人構想を理解しているとはな。バンコクで遊んでいるあたりが、タイ全土落下傘計画まで発想が及んでいない稚拙さがうかがえるが。しかし、シンガポール人こそ危機感をもってアジア一国一愛人構想を積極的に実践すべき立場の国力である。豊かで産業がある日本人諸君等は、日本と言う素晴らしい土壌だけでも生きていけるだろうから、アジア一国一愛人構想は遊びにしか映らないかもしれない。
17:30にバスターミナルに着き、19:30発PhayaoからBangkok行きのバスのチケットを手に入れた。640THBとは10時間もかかる割に安くない。今日は日曜日の次の祝日なので、特に混んでいて、普段ならもっと待ち時間は短くチケットも多少安いらしいが、いずれにしても数倍払えば80分でバンコクまで移動できると思うと、日本人にとっては飛行機の方が利用価値が高かろう。
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待ち時間が2時間もあるので、Phayaoの湖のほとりにお食事に出かける。コンビニでビールを買い、その場で適当に飯を買う。飯はソムタム、焼き魚、魚介サラダ、コウニャオ×2で260バーツで3人で食べてお腹いっぱいになる分量である。日没を見ながら、湖のほとりでお食事とは、ここでは当たり前かもしれないが、都会生活者にとっては何とも贅沢な環境である。日没後は、半袖だと少し涼しいくらいの気候の中、ロイクラトンの灯篭飛ばしが数個飛んでいて、星空が広がり始めるという。タイも広い、全土でとらえれば年中変わらない気候のバンコクだけでなく、色々な姿を見せてくれる。
最終日、朝、お姉さんが私のお気に入りのヌア料理ラー・ムゥーを作ってくれた。ここで思ったのはもち米(コウニャオと表記しているのは私だけで一般にはカオニャオと表記するようです。知らなかった。)だけでなく、普通の長粒種の白米であるカオチャーオもおいしいということがわかりました。さらさらと食べる感じなので、カオニャオ>日本米>カオチャーオ、の順で粘り気、重さが弱くなります。軽いのでパンチ力も軽く、量をカオニャオの2倍くらい食べる感じで、皆さん大量に召しあがっています。付け合わせの野菜はなんだかよくわかりませんが、根野菜の葉なのでしょうか、大根の葉のように少し辛みと苦味があります。
ご家族で送り迎えするのはタイの礼儀なのかな。またお父様とお姉さんとチャンラーイ遠征隊の3人で空港までお見送り。ありがとうございました。
3週間という長い潜伏期間であったが、実に健康的な生活をしていた。一番大きいのは食事で、3週間ファーストフード無し。シンガポールでは、マクドナルド、ケンタッキー、吉野家という御三家のヘビーユーザーであるが、フライドポテトもコカコーラも飲んでいない。朝の排せつ物が食べ物の健康を物語っている。実は最初の1週間は緩めだった。原因がわからなかったが、ほぼ毎日食べていたホテルのブレックファーストの生野菜であると推測している。原因を突き止めたにもかかわらず、生野菜はおいしいので、摂取を続行し、パタヤ以降は、ホテルの朝食をとるのを止めたので、健全な固さに変化していったのである。
ビールはほぼ毎日飲んでいたが、タイのチャン(Chang Beer Clasicc)が最安値でアルコール度数が6.75%もあるので、9割これを飲んでいた。後はウイスキー、タイのライスウイスキーも絡めながら、氷入りでガンガン・ロックで飲みましたが、お腹大丈夫です。生牡蠣も大丈夫ですw
注意すべきはホテルの朝食生野菜
。屋台の方が不衛生な気がするのだが・・・、なぜか当たらない。
最後の一週間は、チャンラーイの農家で家庭料理と産地直送食材。産地直送というより、庭で取ったものが多く含まれており、無農薬でもある。お姉さんが作ってくれたヌア料理、美味しゅうございました。そして、山の綺麗な空気を吸い込み、夜は街にも繰り出さず皆さんに合わせて21時に就寝するという健全ぶりであった。
肉体的には健康的な生活を送り、精神的にも健康なはずだった。穏やかに、ピリピリせず過ごせたと思う。しかし、ディズニーランドに行くと気分が悪くなる私にとって、穏やかな生活が多少ストレスになったかもしれない。もちろん、期間限定だということがわかっているので、「早くシンガポールに帰りたい」と思うほどの強いストレスではないのだが、のんびりとしたヌルさに、刺激を求めたくなる気持ちがあったのは否めない。刺激と言うのは、商売・市場性の緊張感、夜の街のスリル、こういったものではない。
3週間も人の悪口を言っていない。
やっぱり俺には悪口が必要だ。よどみなく、無限に湧き出るがごとく。時に嘲笑し、時に怒り調子で。これがないと冴えない男、スパイスの効いてなタイ料理のごとく。精神的に穏やかな「悪口無し」の生活が少し息苦しい。
【エコノミーなお食事】
2012.12.25 タイ全土落下傘計画 2/17 ~パタヤへの格安アクセス
2012.11.14 第二次ジャカルタ攻略 5/11 ~Blok Mの1次会の探求
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2011.07.01: お料理シリーズ 餃子ライスと好き嫌い
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2010.05.27: カフェオレでキレる男