ある国の経済に強気=通貨も株も買うべき という図式が成り立ちます。
ところが
日本人である我々は体感的に、株が下がると円は上がる(為替が下がるとか言わないように!!)
ということを知っています。
Global MarketにおけるWeekly Correlationを実際に計算してみました。
IndexCurCorr.JPG
通常は正の相関で、エマージングほど、強相関。
明確な逆相関が見られるのは、日本、スイス、中国だけです。
ベトナムは、為替管理しているにもかかわらず、政府が弱小なので、やはり、操作しきれず正相関。
中国は巨大だから、操作しきって、逆相関。(これ中国をほめているんじゃありませんよ。自慢話です!!)
欧州は、最近は、体感的に株と共に通貨も下がっている気がしますが、数値上はマイナスが出ました。
何度も確認しましたが、計算は、あってるっぽい。間違ってたら教えてください。
国際投資的観点では、いわゆる株の純投資で利益が得られるのは正相関のMarketだけ
我がマザーマーケット日本は、そこが難しい。
日本株が安いときには、円が高く、日本株が高い時には円が安い。
となれば、ドルベースリターンは小さくなる傾向が明確です。
すると答えは、どうしたいね??