1. 絶対負けたくないなら打つな
  2. 金を稼ぐなら働いた方が早い
  3. 絶対勝ちたければ胴を張れ

以上を信条に勝負に臨むようにしております。
ですので、私は客としてカジノに行く時は、私の頭では一つの消費活動と考えております。
消費は投資の部分集合、リターン-100%、分散0の投資として定義できる。
と言ったことがあるので、消費よりは投資に近いのかもしれませんが、言うなれば
博打とは、分散(リスク)のお買い物、リスクショッピングである。
だから負けて当然。負けて痛いような金額はやらない。オッズは高めが好き。という結論になり、
いわゆる”女”掛けと揶揄される万馬券を100円だけ買うという戦略になりがちです。
数学的には、勝負は1回で終わらせるべきです。
10,000の資金を一発勝負で全額かけるのと、1ずつ10000回に分ける場合で、期待値は同じですが
分散が大きく違います。
カジノでありがちな”いちかばちか”ギャンブル、49%で2倍、51%で0という博打において
1回全額勝負の場合、期待値98%の分散99.96%=49%×(200%-98%)^2+51%×(0%-98%)^2
2回に均等分割すると期待値は当然同じ。一方分散は半分になり
49.98%=49%×49%×(200%-98%)^2+2×49%×51%×(100%-98%)^2+51%×51%×(0%-98%)^2
無限回の試行では分散は0%に近づく。
カジノ通と称されるリピーターは、博打打ちを超えてカジノにおける2%の”消費者”に帰着することがわかります。
分散(リスク)を買うわけですから、あえて分けて賭けて分散を下げるのは矛盾した行動なのです。
期待値の悪いオッズ100倍を、少しずつ何度もやるというのは最も愚かで矛盾した行為です。
ギャンブルで勝っている人�そもそもあまり会ったことがありませんが、大体は女性で、一度しか行ったこと
がなく、ビギナーズラックで勝って止めた人です。分散の賜物たる数学的に当然の結果です。
回数が多くなればなるほどカジノの収益源泉である負の期待値に収束するだけです。
一方、私はダラダラと長い時間ギャンブルをする非経済合理的行為が嫌いではありません
なぜならば、その時間ずっと、自分がスッタお金とは比較にならない規模で、胴元として吸い上げる
将来の自分の姿を想像しているからです。