沢山の女優がインタビュー形式で答えるんだが、話が台本でもアレンジしているのかというくらい似通っていた。
1.家が貧乏系・DV系
「三人姉妹の末っ子だったんです。一番上のお姉ちゃんは七歳違いで、二番目のお姉ちゃんは4つ上。お父さんはどうしても息子が欲しくて頑張ったらしいんだけど、私が生まれて男の子は諦めたみたい。」その父親は建築業に従事していた。
- いいお父さん?
「・・・」
- あなたのこと可愛がってくれた?
「・・・」
- もしかして、お酒を飲んで暴れたりしたの?
「それはないけど、三日で一升瓶を空けてました。ご飯をあまり食べずにおかずを魚にして延々と飲んで、いつの間にか寝ちゃう。外で飲んでる時は帰りに交通事故を起こす。」 子供が一番経営するタイプの父親である。
「うちは貧乏でしたよ。小学校のころ、給食費が払えなくて、いつも先生に怒られていた。」
娘を持つ男の友人に話を聞くと、皆、異口同音に「子供が女だと知った瞬間、『ああ、この子もいずれどっかの男にやられちゃうんだなあ』って思ったよ」とおっしゃる。
こういう人多いねぇ。ぜーんぜん気持ちがわからない。そこのお父さん、なんで俺がそう思わないか教えてやろうか? そんなにみんなやましい気持ちで女コマしてるのかな? 強引・無理強いの記憶でもおありか? そんなに望まれてない相手とばかり経験してきたのですか?
2.家庭不和・望まれなかった系
3歳か4歳のころ一緒に住んでいた父方のおばあちゃんに殺されそうになったの。近所の公園の砂場で頭まで埋められて、上から足で踏みつけられたりして。わたし、できちゃいけない子供だったんだって。「パパにはちゃんと立派な婚約者がいたのに、あんたのママが勝手にあんたを産んだんだ」っておばあちゃんによく言われた。要するにできちゃった結婚だったわけよ。公園の池にもよく落とされたよ。それで何とか這い上がると、おばあちゃんは「母親に似て根性だけはあるのね」と言って、わたしをいつまでもぶつの。子供のころの記憶って、そんなものしかない。
 両親はユニークな教育方針の持ち主だった。バイオリンは買ってくれるが、ランドセルは絶対に買ってくれなかった。「みんなと同じ格好するもんじゃない!!」って怒るの。
3.女にありがちな、私利私欲に負ける貯蓄計画
- なぜそんなに働くのですか?
AVの仕事は確かに楽しいけど、先を考えるとやはり安定した収入がないと不安になるんですよ。それに将来、自分が本当にやりたいことができたら、まずお金が必要じゃないですか、その時のために今はお金を貯めようと思ってるんです。
見張りを頼んだ友達がおせっかいにも彼に彼女の想いを伝えた。答えは「俺は年下の女に興味がない」だった。「私が可愛かったら、答えは違っていたと思うんです。私ってその頃、パンパンにDBだったからなあ・・・」
そうじゃねぇよ。中学校の頃を思い出してみろよ。一個年が下なだけで限りなく小学生に近づくのよ。色気がねータダの猿じゃねぇか。それだけのことだ。

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