主役二人の横顔 ブログなんでホントに横顔貼ってみました。
伊藤寿栄光
氏は1944年、名古屋市生まれ。
中京商業卒。
77年に設立した建設コンサルタント
(実態は地上げ)会社、
共和総合開発研究所が活動の中心。
ゴルフ場開発会社、
ウイングゴルフクラブ(本社・名古屋市)、
宗教法人修法会(広島県福山市)、
冠婚葬祭会社ライフベルモニー
(北海道室蘭市)などの代表や社長も務める。
地上げのプロと言われる。
こぇーーーーー!
これだけやっておきながらもネットで
写真は全く出てこない。
まさにモノホンですよ。この人。
許永中
氏は1947年、大阪市生まれ。
大阪工業大学中退。
大阪国際フェリー、
関西新聞社など
の事実上のオーナー、
在日韓国人実業家で、
韓国の政財界とのつながりもあるとされる。
日本名にして野村栄中、
藤田栄中と名乗ることもある。
ま、こちらはたまに見ますな。
そこそこ顔も出てるし。
絵画取引の全体像
90年9月、大阪市内の金融業者のもとに一枚の手形コピーが舞い込んだ。額面5億円。イトマンが振り出し
大阪の夕刊紙、関西新聞社が受取人になっていた。手形が絵画購入代金としてイトマンから許氏側に支
払われた140億円の一部だったことがわかる。しかも絵画の購入価格は相場の2-4倍だった。同年12月、
河村良彦全イトマン社長に「絵画取引の窓口」と名指しされた加藤吉邦専務が自宅で自殺。その直後に、
通常は添付されることのない価格の「鑑定評価書」の存在が明るみに出て、絵画取引という「商行為」が
一気に「疑惑」に発展したのである。
イトマンの内部文書などによると、同社は90年1月から8月末までの間、許氏がオーナーを務めている関西
新聞、関西コミュニティ、富国産業の三社から219点、556億円相当、セゾングループのピサから120億円
分の絵画、美術品を仕入れた。許氏は当初、絵画を担保にした融資をイトマンに依頼。これに対し、故加藤
氏は共同事業で絵画ビジネスを行うことを提案、伊藤寿栄光常務を通じて許氏に対して「いったんイトマン
に買い取らせた形の売買契約にしてくれ」と頼んだという。絵画を担保にした短期融資の形に戻した
91年末を期限とする返済契約を締結した。ところが関西新聞社が事実上倒産。許氏が差し入れた絵画に
は「西武百貨店塚新店美術部」名で発行した「鑑定評価書」が添付されていた。この評価書は、価格つり上
げのために作られた疑いが濃いため、背任罪の立証に重要な役割を果たすとみられるだけでなく、西武百
貨店をイトマン疑惑の渦中に巻き込んだ。「美術部」は同店に存在しないうえ、西武によると、店の名前も
「塚新」ではなく「つかしん」であった。印鑑もニセ物だった。さらに許氏が西武の大口顧客で親密な関係だっ
たことがわかり様々な憶測を呼んだ。
ところで、そもそもイトマンが絵画ビジネスを始めるきっかけとなったのは、セゾングループ宝飾品販売会社
ピサからの購入だった。住友銀行前会長の磯田一郎氏の長女夫婦が1989年ロートレックの作品群の購入
を持ちかけたという。この夫婦に5000万円の手数料がいったん、支払われたこともわかっている。河村氏は
住友銀行時代から磯田氏の懐刀として親密な関係にあった。
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