今日の昼、下がっているなと思っていた日経が、後場ふと見たらいきなりプラ転。何が起きちゅう!
と驚けば、中東マネーがCitiのエクイティファイナンスで7.5bil(8000億円ちょっと)資本注入と。
中東がサブプライムへの救いの手を差し伸べたということで、日経は後場寄りは花火状態。
あぁっ�、俺の投資プランが�。
注目点と相場観は正しかったと意味では自信を深めたところであるが、今となっては、土曜
の時点で発言していることを知るこのサイトの読者しか、理解できない戯言に過ぎない。
とってもショック。あまりにむかついたので仕事中断して一服したね。
Credit Spreadは、そんなに急に戻しはしていないものの買値に対するImpactはそこそこある。
なんせ取引しようとしていたのが2036年償還6.125%のCitiの劣後債だから。
一応、ショック状態を少し解説っぽく書くと
優先株(株よりも優先的に配当を受け取れたり、会社解散時には優先的に分配があるので、
債券にちょっと近い)によるファイナンスだが、自己資本比率が改善(借金の比率が下がる)
し、信用リスク(倒産確率)が下がり、債券は買われて値段が上がってしまう。
俺が買おうとしてたのは劣後債だから、資本構造上はかなり近い。
劣後債(債券の中では、支払い順序が劣後するので、信用リスクはシニア(優先債券)に比
べて高い。ちなみに株は最劣後です。優先株は普通株より優先だけど、株だから劣後債
より当然劣後。)
発行された優先株は、株への転換条項がついていたっぽいけど、転換価格下方修正がつ
いてたら、株の下げはあり得る、だけどつぶれることはないという相場観的にはかなり同
意できるな。細かい条項しらないのだが。
あー、いかん。債券投資から少し話が逸脱してしまったが。
資金力が欲しいな。実はPB(プライベートバンカー)達に値段を聞いていたのですが、
どの業者もサイズが小さいのでTradeを嫌がったという経緯があったのですよ。
結構突っ込んだつもりだったのになぁ。債券投資は1mil USDからなのかもね。