http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/sz029c.htm
OECDによる定義では、41国が名指しされています。
Wikipediaより(だから信憑性はちょっと怪しいと思ってください)、国ごとに面積、人口、GDPなどを見ると
TaxHavenCountryData.JPG
独立国 28国/41国
島国 33国/41国
で数値的に、単純平均、最小、最大、そして
Average2は異常値(最大値)を除いた平均(独立西暦に関しては最小値を除いた)でみると
面積は東京都と同じ、
人口20万人は、トヨタ自動車従業員より少なく、
GDP2000億円は任天堂純利益と同程度
という姿が浮かび上がります。
香港とシンガポールを、この平均と比較するとなんて大きさなんだ・・・。
香港とシンガポールの人口とGDPは、日本の一企業と同一レベルで比較することはできないくらいデカイ。
しかし、そんな巨大都市国家シンガポールでさえ、1965年の建国以来、オリンピックでメダルを取ったことが無かった国なのです。
そして、一般に国として頭に浮かぶような名前でデータを取ると
BigCountry.JPG
こうしてみると、日本って面積も人口も小さいなーという気がしてしまいますが、そうではありません。
これは国家の標準的な姿ではなく、異様にデカイ超大国の集合です。
日本と言う超大国が持つこの数値の意味は、決して軽いものではないのです。
逆に、我々が抱く「国家」という概念は、一般には、思っているより重いものでは無いのかもしれません。