かなり久しぶりに夜のゲイランに繰り出したところ、F1誘致以降の一斉取締により、虫の息だったストリートガールズが完全復活していたので、男性諸君等の興味に応え、この俺が詳細な地図をお届けしよう。500m×300mくらいの狭い領域であるが、このレクタングルが全てである。
Geylang-Map-Nov-2012Gif.gif
行き方と営業時間
シンガポール非居住者のために言うと、ゲイラン地区に来るにはタクシーで「ゲイラン、ロロン、エイティーン」というのが最も無難だろう。「ロロン、フォーティーン」はフォーティと勘違いされると40まで連れて行かれてしまう(Singlishでも14と40の違いは明確ではない)ので注意が必要だ。ロロンは偶数は40までで、ロロン80は存在しないので、確実である。営業時間は昼過ぎから1時くらいまでなので、深夜は閑散としている、とだけ言っておこう。
置屋
シンガポールでは、このゲイランという特別行政区に限り、置屋は合法で、売春婦専用ビザ・定期健診の義務付けなどを行っている。置屋は、地図上のLor18だけでなく、Lor22まで、Guillemard Rdに近い領域では、加えてLor6から広範囲に存在している。置屋は店舗型・合法的な存在なので、多少の変動があるものの、ほとんど位置・料金などは変わらないので、非居住者諸君でも簡単に調べられるであろうから、ここでは詳細には言及しない。
立ちんぼ
置屋の営業妨害要因であり、街の風紀を著しく乱すストリートガールズ。ストリートガールズの分布は取締り時間によって変動的ではあるものの、嬢たちの国籍と立ち位置については明確なルールがあり、ほぼ固定的であるので、上記の地図ではそれについて示してある。
取締強化期間:APEC、F1開催時期など国際的なイベントがある時は、極度の強化が行われ、この地区の嬢が一切いなくなることがある。(合法的な置屋は営業している)
取締強化時間:毎日・不定期ではあるが、警察車両がこの近辺を巡回しており、その間は嬢は瞬間的に姿を消す。一定時間経つとすぐに戻ってくる。この毎日行われている不定期巡回は、逮捕者を出すことが目的ではない。あくまで合法的存在である置屋の営業支援目的で、置屋の営業妨害をしているストリートガールズたちに対する営業妨害なのである。
国籍・立ち位置・お値段
地図上に色別に示した通りであるが、今回の新発見は、タイ人のLBが進出してきていることと、Lor16では、ホーカー(お食事処)ゾーンにまで、中国人エリアが進出してきていることである。Lor16ではビールを飲んで座って嬢たちの”活動”を長時間観察できるため、シンガポール・アジア地区における被差別構造を知りたい諸君にはお勧めのエリアである。
中国人モデルクラス 100SGD
中国人一般クラス 80SGD
タイ・インドネシア人 40SGD
なんと国籍によって値段が決まっているというかなり差別的なバリュエーションである。逆にいうと国籍が全てなので、お値段はゾーンごとに統一と思って良いだろう。実際には嬢だけでなく、客側も嬢たちから差別的な扱いを受けている。おそらく読者は日本人男性であろうが、客側のランク付けも非常にはっきりしていて、
女性(国籍関係無し)<インド系<<<白人<中国系<日本人
となっている。左に行くと嬢たちの態度は悪化する。女性はこの地区には近づかない方がよく、私は「どうしても行ってみたい」と女性から頼まれてお連れしたことがあるが、殺意の目線が嬢たちから注がれる。ストリートガールズはプロフェッショナル集団なので、日本のボヤンとした女の子など、目線で圧倒してくるガラの悪さが備わっています。女性読者は興味本位で近づくと、嫌な思いをすることでしょう。
インド系、特に労働者風のインド系は、嬢たちから相手にされません。視線を合わせてこない、視線が合うと「何見てんだコラ」という態度に出てきます。白人もここでは中華系以下の存在で、嬢たちは積極的に目を合わせてきたり声をかけたりしません。
中国系と日本人はほとんど区別はありませんが、最も優遇されている人種であり、目線を合わせてきたり、声をかけてきます。日本人にはたまに日本語で声をかけてきて気を引こうとするような子も居ます。ここで強調しておきたいのは客側も差別されているということがポイントです。日本人は優遇人種なので気がつきにくいですが、声をかけられるというのは当たり前のことでありません。
楽しく遊ぶコツ
簡単にいうと、相手を尊重する、迷わない、ケチらない の3点
です。これは重要度による順位ではなく時間発生的な順序ですので、それに従い解説していきます。
相手を尊重するとはどういうことか? 先ほど述べたように、客側である我々も被差別対象であることを忘れてはいけません。つまり、招かれざる客は、無視されるのです。逆にいうと、積極的に声をかけてくる、笑顔で引き留めようとする、というのは選ばれた客ということです。目線を合わせてこないような子に無理に声をかけるとおそらく失敗するので、相手の動きはよく見て、彼らの意思表示を見落とさないことです。
色々と悩んで厳選したい男心、よーーーーくわかります。しかし、色々見て回りたいという気の迷いに対して、彼女らはとても敏感で悪い印象を与えます。ベストを目指すなら、即断即決。いつ不定期巡回が来るかもわからないので、気に入ったら即買いするような気持ちで行くと良いでしょう。
ケチらない、これ一番重要です。彼女らが提示してくる料金に税・サービスチャージは含まれていませんw シンガポールのレストランなどで、全然サービスしてないのにサービスチャージを取られることがあるように、サービスチャージが含まれてないということは、”かなり”態度が悪いと覚悟してください。要は商品の体だけの値段と言うことなのです。標準的な日本人であるならば、気分が悪くなること間違い無しです。改善方法は実にシンプルで、サービスチャージを払えば良いのです。法定料金である10%はほとんど効果が無いでしょう。サービスチャージは50%支払いましょう。ここが特に重要、部屋に着いたらまず、サービスチャージ込で言い値の150%をいきなり払う。(間違ってもことが終わった後に払わないように!) 態度が豹変することうけあいです。
失敗談が多いので、記述しておくと、サービスチャージをケチると、部屋に入った瞬間、超マグロとか、早くしろと催促してくるなど、かなり気分が悪くなることが多発しています。
これは追加的なオプションでやれば良いことですが、最初にカネを払う時に、
ピャオレン だから 150SGD (中国系モデル)
クーアイ だから 120SGD (中国一般)
ナーラ だから 60SGD (タイ)
チャンティック だから 60SGD (インドネシア)
と言いながら渡すと気持ち効果ありです。可愛い くらいは全言語で言えるようにしておき、声をかけられた時にいきなり言っても効果ありです。この3点に気をつけて遊べば不快感に終わることはまず無いはずなので、諸君等の健闘を祈る。
【シンガポールの大人の夜遊び】
2012.06.01 半年ぶりに風呂入りました
2012.03.22: KTVデビューしました 1/5 ~フィリピンパブの制度
2011.05.18: Whisky Live (試飲会)に行ってきました
2011.03.30: BAR84でストラビンスキーを背景に飲んでみた
2010.06.10: ピアノのコンサートに行ってまいりました
2009.12.08: Morton@Mandarin Oriental
2009.11.18: Dempseyに行ってみよう ~Culina Enoteca 肉です
2009.10.21: Whisky Tasting@Flow
2009.09.14: LUNA Night Club
2009.07.27: Whisky Bar ~Screening Room
2009.06.15: しま@Goodwood Park
2009.03.24: Dalmore 12y
2009.01.19: Changi Villege Report
2008.11.17: 静かなBARを発見
2008.08.08: Geylang Street Gambleの期待値
2008.05.17: 相場のことは相場に聞け