職種とMarital Status

ちきりんは、日本の著名なブロガーであるが面白いのでたまに読んでいる。今回のテーマは「日本に起業家が少ない理由」 ちきりん となっている。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1106/27/news003.html
ここでは企業人を社会適応スキルと自己抑制キャパシティの2軸の高低で4分類し、適職をグラフにまとめている。
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>「社会適応スキル」とは、受験や就活スキルなどの“さまざまな関門を要領よく切り抜けるスキル”です。
と書いているが、かなり若向けの記事のようで、30歳以降の場合は、年収で、多くの場合、説明しきれるだろう。
「自己抑制キャパシティ」は、「どの程度くだらないことに耐えられるか」という能力
>「こんな資料、誰も読み直さないだろう」と分かっている会議の議事録を何時間もかけて作り、課長に“てにをは”を直されては素直に修正し、部長に印刷がずれてると言われてはインデントの設定をやり直す、そんな仕事に耐えられる人
↑すげー例えだが、わかりやすい。私が勤めていた会社では幸いにもこのようなことは起こっていなかった。

一般的に起業家は、この水色の領域から生まれます。「社会適応スキルは高いけど、あほらしいことには耐えられない。自分の人生の時間は組織のためじゃなく、自分のやりたいことに使いたい!」という人たちが起業家になるのです。ところが、「日本はこの水色の領域に入っている人口(比率)がそもそも少ないのではないか?」というのが、今回思いついたことです。
 なぜでしょう?
それは、日本ではこの横軸と縦軸に“だぶり”があるからではないでしょうか。今の日本では“求められてる社会適応スキル”の1つに、“くだらないことでも長期間じっと我慢できるスキル”というものが含まれているように思えるのです。日本には、「やりたいことだけをやる」生き方を「わがまま」とか「不道徳なこと」とネガティブにとらえる社会通念があるのです。そして「人間は我慢が大事」とか、「好きなことしかやらないような奴は、人間ができてない」とさえ言われます。こんな考えがあるかぎり、日本がシリコンバレーみたいになることはありえないでしょう。

見事なカテゴライズと分析なんだが、俺もこの図をじーっと見てるとな・・・何かを思いつくわけだよ。
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図の作成に当たって。
多産問題。私のイメージでは多産は、スタンレー・ホーやサルコジに代表されるように、社会適応スキルが高い傾向があると思っていたのだが、もう一つの多産タイプ、ヤングカップルがあるという指摘を受けた。ここで私はこの2つの多産には明確な傾向の違いを見つけ出し、このようにカテゴライズした。
不倫も同様に、不倫をしている人の社会適応スキルが低いとは限らない! との指摘を受けたが、これには図の変更なく解説ですませよう。ここで言う不倫ステータスは、不倫されている側=非既婚側を指す。不倫している=既婚側は結婚というステータスの下方分布で説明できる。
各カテゴリー、4つの象限に相互関係が見られ、男女ペアは、左上、ピンクは域内同士ペア、右下 緑も域内ペア、黄色と水色が相互補完の関係にあるだろう。ピンク領域は、結婚ー不倫の相互補完の可能性があるが、一方、左下の緑領域は完全に閉じた系で分離されている。おそらく緑領域の男女比は男が多い。なぜならば、ワープア領域である右上が女が殆どだからだ。これは男尊女卑が色濃く残る日本企業の社会問題として、女性=昇進・昇給が望みにくい、ワープアという職業特性を十分に説明できるだろう。また、このMarital Status Versionでは、自己抑制キャパシティ=性欲の制御という観点では、男女間に明確に差異があることから、女性は上側の分布が多くなることが、ちきりん作の適職の図とは異なる点であることが言えるだろう。
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