せっかく運動靴を持ってきたので、バタムの街でもランニング。Nagoyaの周りは交通量が多いので、シンガポールの住宅地で走ることに比較すると走りにくい。道悪なのでバイクのスピードがちょうど走るのと同じくらい低速なので、とても走りにくい。歩くことさえ嫌いなインドネシア人からは、走っていると奇異な目で見られます。走り慣れた後輩と一緒に走りました。このペースで走ると6~7分で1km、つまり時速10kmほどで走っているようです。私はいつも一人で走っているので、経験豊富な後輩に教えてもらいました。走り終わってコンビニでビールを買いました。もっと早く気が付くべきでした。
ビールは海外ブランドであるカールスバーグ(12000IDR)とインドネシア国産ブランドのバリハイ(13500IDR)の価格が逆転しています
これが意味することは、バリハイのビール工場はバタムには無く、シンガポールで生産し、直で輸出されるカールスバーグに、インドネシアのどこからか持ってくる・あるいはシンガポール経由で持ってくるバリハイが輸送コストで負けている現象です。輸送コスト、バカになりませんね。彼らがなぜバタム工場を使っているかもまた輸送コストであったことが正当化されました。


夜は
居酒屋あいか
Komplek Pertokoan Pasar Segar, Sukajadi Blok RB No.10
営業時間 18:00~23:00(月~金)、11:00~23:00(土日)
に行ってきました。タクシーで行く時は「Sukajadi Blok RB」というと良いかもしれません。この周辺はバタムにしてはとても新しく綺麗ですが、テナントの状況はバタムらしく、ほとんど入っていません。居酒屋のメニューは普通ですが、バタムなのでメニュー通り全部提供することはできません。シンガポールだと火曜金曜が仕入れですが、ここでは在庫を見ながら小出しに仕入れるそうです。日本食の食材は完全にシンガポールからの輸入なので、現地の人でも食べられるような価格設定にはできず、客も限定的なので、ハルモニホテルと同様、回転率が悪いので、地代の安さが価格に反映はされない。しかし、酒の持ち込み無料を聞いていた私たちはウイスキーを持ち込み、食べ物だけをオーダーすると…、二人で400,000~500,000IDRほどで、食べ物の値段だけでは、シンガポールと変わらないが、酒がタダなので半額となる。う~ん、ジャカルタの遊蔵方式、酒持ち込み無料制度の隙をつくドケチ飲みである。
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酔っ払っていたので、ホテルの部屋にマッサージを呼ぶことにしました。フロントに電話して値段を聞くと、100,000IDRで部屋まで出張してくれるという。安いので呼んでそのまま寝ることにしました。マッサージが終わると「深夜1:00に仕事は終わるから、ディスコに行かないか?」と持ちかけてきました。私は疲れていたので寝ることにしましたが、後輩は1:3のハーレムナイトを敢行。3人連れでPacific Place Hotelのディスコに繰り出し、総額700,000IDRほどの格安ハーレムナイトだったそうです。
Nagoya Hillのレストランでお食事。価格は安いですが、味はお勧めできない。私はチーズケーキとドラゴンフルーツジュースを頼んだのだが、チーズケーキは無い。「ではティラミスは?」と聞くと、メニューにある10種類くらいのケーキは全て無いという…。なので外れっぽい写真であったスパゲティ38,000IDRを注文。最近シンガポールのパスタマニアの最も安いスパゲティ・アラビアータがメニューから削除され、最低価格メニューが10SGDほどになり、しばらくの間スパゲティを食べていなかったことが、発注の理由だ。しかし、期待通りの外れクオリティ。
夕方から走ろうと思ったのだが、曇り空。シンガポールと同じ気候と思われ、仮にスコールが襲ってきた場合、バタムでは雨を回避する場所が無い。シンガポールのHDB区域の場合、至る所に屋根があるので、雨を回避しながら自宅まで帰ることができる。曇っているだけで、ランニングも散歩も戦意喪失してしまう。
夜は再び、居酒屋あいかでお食事。さんま、ししゃも、いかの塩辛、チャーシューなどをつまんで、また同じような会計。ウイスキーは当然持ち込みで、氷も出してもらえます。インドネシアはコンビニで氷を売っていないので、氷が手に入るのはありがたいことなのである。
ホテルに帰り、昨日のマッサージ嬢をもう一度召喚し、マッサージ。彼女たちは1:00に仕事が終わるので、11時半くらいに最後の仕事をして、それから遊びに行くとちょうど良い。今日のディスコは私も参戦する。
Pacific Place Hotelのディスコだが今日はVIP Roomだという。行くと、男女が3人ずつくらい既に飲んでおり、ネーさんも居るので、ファミリーな雰囲気? なんだかカオスな雰囲気ですが、危険な感じはありません。時間が経つに連れて人数が増えていきます。カラオケが付いているので友好のしるしとして、インドネシアの皆さんの前でいつものパターン「Aku Sayan Padam」を歌っておきました。カラオケもできますが、ボタン一つでディスコフロアと同じ音楽が流れ始めます。インドネシア人は暗いのが好きなのか、照明を落とし部屋が一層暗くなります。私たちはお金を払っていないので、とりあえず、途中で運ばれてきたお酒の料金は、400,000IDRほどだったので払いました。けっこう遅くまで飲んでいて眠くなってきたので帰ると言うと、嬢のうち一人が、タクシースタンドまで送ってくれて、「50,000IDRを寄こせ」というので渡すと、タクシードライバーにそれをそのまま渡し、「チップを払う必要はない、このままホテルに帰るだけでいい」と言われました。
みんなが気を使ってくれて、安全に楽しく遊べました。しかし、途中退席したものの、2人で400,000IDRしか払わずに出てきてしまったのはちょっと悪いような気がしました。
バタム帰りにフェリーから見えるセントーサのコンドミニアムを見ると、「シンガポールすごいなぁ」と思えます。シンガポールの強さ、エマージング投資の難しさを知りたい・感じたいシンガポール居住者は一度バタム島に行ってみましょう。120万人の誘致に成功したバタムでさえ、この状態なのだということがよくわかります…。
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