博打教育
去年はブラックジャックだったが、今年は一段レベルを上げて、ギャンブルの王様、ポーカー
「ババ抜き? ババ抜きも良いけど、ポーカーに挑戦してみよう。ポーカーは運だけのゲームでもあるが、ババを引いて笑っているようでは、ポーカーでは勝てないぞ。」
まずは10個の手役をカードを並べて説明する。役の名前と強さの順列こそ正確に記憶できなかったものの、瞬間で10個すべて記憶できるってのは、若さというのはすごいですね。今回、投資一族でもなんでも無いアカの他人が一人、紛れ込んでいるのですが、ソイツは、年だし、頭悪いし、絶対覚えられないこと間違いなしだ。そういうヤツを相手にする必要は無いので、投資一族だけで早速開始!
クローズドポーカー、5枚配りの2回交換あり。ハンドのみの強さを競うというシンプルなポーカーで、カード交換と役を覚えてもらう。2回交換しているのは、インフレを起こし、フルハウスやフラッシュが出やすくなり、役を覚えてもらうため、役作りの楽しさを理解してもらう目的で行っている。これを10回程度繰り返した後で、ジャックポット、ベットの概念を導入する。コール、レイズ、フォールドの3つの選択肢があり、レイズはスプレッドリミット。カードの交換回数は1回に落とし、ベットはカード配布後と交換後の2回。
たったこれだけのシンプルなルールだが、運と駆け引きだけのゲームとしては最高峰だ。先ほどまではバンバン出ていたフルハウスやスリーカードは滅多に出なくなり、基本的にワンペア・ツーペア・スリーカードの争いとなり、A絡みのツーペアでもちょっと強気になるほどのシブい(まぁ通常だが)ハンド。
「ワンペアでも勝てちゃうんだ…」
「せっかくフラッシュだったのに、これしかもらえない…」
「最終的にはハンドの強さを競うゲームに変わりは無いが、大事なのはベット。いかにして早く下りるか、いかにして相手を挑発してポットを増やすか。ハンドとベットの組み合わせが大事なんだ! ポーカーは誰でもすぐに覚えられるとてもシンプルなゲームだが、アンティ(参加費)とマキシマムベットのバランス、参加者の人数によって最適行動が変わってくる複雑さを兼ね備えている。現在設定した夏休みの自由研究の課題が平易で満足していないなら、『アンティ3、マキシマムベット5の場合のポーカーの最適行動』というタイトルで分析しても良いかもしれない。学校の先生ではその分析を評価するのは難しいであろうから、その分析をするのなら、この俺が直接、評価してやろう。」
ちょっと小学生には厳しすぎたか…。だがルールの理解は当然として、Aワンペアが配られた時点であると、そこそこ良い手だとか、押さば引きのベットの仕方のキャッチアップのスピードは、さすがに早い。「後でポーカーやろう」という発言が後に出たこともあり、ポーカー・ギャンブルの楽しさを理解できたのは合格だ。
「お前ら気付いておるか? ベットの仕方に思いっきり各々の性格が反映されている。慎重で用心深いベット、行け行けドンドン系のベットと対象的な打ち方をしている。将来、彼氏や旦那さんを選ぶ時、言葉で嘘をつくことは簡単だが、博打は嘘をつくことは難しい。特に、本当のお金を賭けている時は、その人がどういう人間か、賭け方を見ているだけで分かる。」
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Nusa-dua-map.gif
ヌサドゥアはバリ州政府主導のもとに開発されたリゾートエリアです。確かに道路が綺麗です。また湾岸高速道路は、空いていて早そうです。急ぐ時は、「10,000IDR(100円)なので、払うから高速で」という選択肢もありそうです。
Swiss-Belhotel Bay View Suite の大部屋4人泊まれるスイートルームでしたが、当然お値段はお安く一泊16,000円。150㎡くらいあって、2ベッドルーム、キッチン、バルコニー付ですが、近所にスーパーは無く、ホテルのルーフトップレストランが安い(バーガー50,000IDR程度)ので、キッチンは利用しませんでした。お部屋の感じはかなり良いです。バリのプチ・マリーナベイサンズ、屋上にはふち無しプールあります。(サンズというと怒られてしまうくらい小さなプールです)。この屋上のレストランは景色が良くて◎です。1階にもプールがあり、広さもまずまず25m程度。
swiss-belhotel-bay-view-pool.jpg
Bay Viewとなっていますが、歩いてはいけないくらい海から距離があり、外出はタクシーか無料シャトルバスに乗る必要があります。シャトルバスの行き先は、ヌサドゥアビーチ・バリコレクションとクタショッピングセンターの2つで、全部で6~7本(行き帰り各で)出ていました。またホテル内に建設途中で放置している部分もあり、ちょっとゴーストタウン的な場所もあります。
Bali Collection
ヌサドゥアのショッピングセンターです。SOGOとかもあるのですが全体的にショボいのでお勧めしません。
ヌサドゥアビーチ
プライベートビーチ、ホテルに泊っていないと入れないような雰囲気です。ベルビューホテルは海沿いではないですが、いくつかのホテルと連携した共有プライベートビーチ、ホテル宿泊客には、パラソルとリクライニングベンチを人数分貸してくれます。クタと比べると圧倒的に静か、ただ、局所的な問題かもしれませんが、海草や少々のゴミが海に浮いてます。(クタは無かった) 遠浅で腰ぐらいのところが延々続く感じです。
※ヌサドゥアビーチは綺麗だという意見もあります。
バリは、東南アジア・マスターの投資一族の継承者たちには、ちょっと生ぬるいところではありますが、旅慣れていない日本人には、とても良いところなのではないでしょうか。「バリ? そんな王道リゾート珍しいですね…」と友人に指摘されてしまうほど、無難なところです。
【一族家の教育方針】
2013.10.29 初フィリピン・ボラカイ編 5/6 ~アジア・コミュニケーションの真髄
2013.08.23 ハプスブルク家の悲劇 5/8 ~ルドルフの血統、インブリード
2012.12.06 どうか子供たちに関わらないで欲しい
2012.11.16 北京・ハルビンに行ってきました 11/13 ~中国の赤ちゃん
2012.04.19|真面目系クズについて 2/2
2012.02.13: タイ旅行 3/11~地図クイズ
2011.09.16: 最近の若い衆は
2011.06.24: カラオケと義務教育
2010.11.17: 知られざる技術大国イスラエルの頭脳
2010.08.06: 学業は良い子の遊びじゃねぇんだよ
2009.09.17: 名前をカタカナや漢字で書いてはならない
2009.07.29: 学成り難し
2009.04.08: 試験の評価がスペシャリストを殺す