車で40分ほどかけてPhayaoに出かけてみる。チャンラーイ遠征隊が昨日の氷売りをにわか手伝いした影響で、筋肉痛と体調不良に悩まされているので病院に。一緒に出かけたお姉さんが「病気じゃないんだから、無駄遣いするな。どうせただ診るだけで意味無いんだから、薬でも飲んで寝とけボケ」と一蹴した。俺も病院嫌いなので、ワー、パチパチパチ。大家族はこういうところが良いですね。多くの人数がいれば、最終的にもっとも合理的な所に落ち着くものです。核家族で参加人数が少なく、妊娠経験者がいないことを良いことに、妊娠だ出産だと言えばどんな不合理も通ると思っているバカ女が言いたい放題な状態とは全く違う!!
お寺に軽くお参りです。こういう気軽にフラッと寺行くあたりが宗教が習慣化していて良いですね。やっぱり生まれた曜日は常識なので、私も調べましたところ月曜日でした。日本人は血液型占いが好きですが、タイは誕生曜日占いがメジャーです。郷に入り手は郷に従え、ということで誕生曜日の仏像に1THBほどODAして、念仏を聞きます。寺につきものの宗教グッズ売り場がありました。実は今回のタイ全土落下傘計画で、ネックレスが最も目立つ格好をしているタイ女性を見つめている時間が長かったもので、ネックレスが欲しくなってしまいまして。金の仏陀が座っているデザインが欲しいんですよ。あったのですが、色がピカピカじゃ無くてくすみ系の色だったので購入を見送りました。長く身に付けるものですから、妥協は禁物です。
テスコでお買い物。ご家族の夕食の材料をODAします。海鮮系は山のチャンライでは家庭で育てるわけにはいかないようで、食材は海鮮系に集中しています。今夜はその他生活用品もどさくさにまぎれて買っているので1000THBくらいです。この前もチャンラーイでテスコ行きました。タイの地方では米系ウォルマートではなく、英系テスコが強い理由をご存じの方居たら教えてください
チャンライのネットカフェ
せっかく街に出たので、インターネット・カフェはありますか? と聞いたら、なんと家の近くの5-6軒あるという。お姉さんの子供はそこでいつもゲームをしているという。ゲーム?をやるのに遅くて不安定な回線は厳しいから、予想に反して速い? 家から一番近い歩いて5分ほどのネットカフェに連れて行ってもらった。1時間10THB、半アウトドアの屋根だけあって壁が無いネットカフェだ。
駄菓子屋のような外観も撮影したのだが逆光で取れず。ボロい駄菓子屋にこんな看板がぶら下がっているだけなので、よそ者には判別不能のネットカフェ。
Chang-Rai-Netcafe.jpg
ネットカフェ中って壁が無いので蚊がいるのが難点。
Chang-Rai-Netcafe-in.jpg
つないでみると、超サクサクでバンコクのホテルより速いネットが10THB/hourで提供されている。難点は唯一外なので蚊が飛んでくるというくらいで、問題点は全く無い。タイ語環境だと困るので、自分のPCの持ち込みもOKである。利用客は主として子供だったが、こういうインフラを大人が使わないとは不思議でならない。思わず先物取引のロールをしてしまうくらいの安定感とスピードがある。やはりスマホの購入は見送りだ。これだけ優れたネットインフラがあるならば場中はネットカフェでジュースでも飲みながら取引していればいい。(もちろんビールも飲めるし飯も食える) 営業時間は9:00-21:00までなので、日本の寄り付きはタイ時間7:00に間に合わないのが日本市場メインのプレイヤーには不向きな所だ。ネットカフェはかなり多数あるので、7時からやっているところもあるかもしれないし、多少金を多く払えば7時からの特別開催にも応じてくれる可能性がある。
ネットカフェの利用層は近所の子供たちである。大人もしくは外国人は一人も居ないというw なんで大人はここ利用しないんだろう? 不思議でしょうがない。ネットカフェの看板娘(3歳弱)が、器用にYoutと打ってYoutube見てます。Gangnam Styleとピンクパンサーがお気に入りのようです。そして連日通っていたら、1-2時間(10-20バーツ)を料金先払いで帰る子供たちが主のネットカフェにとって、私は数時間後払いでドカッと払う太客となった。そして、これは自意識過剰なせいかもしれないが、ネットカフェの看板娘と良い仲になってしまった。最初はボールを持って見つめていたので、「どうぞ」と受けるジェスチャーで、キャッチボールから始まりました。次はキーホルダーを持ってきて、互いの指にはめ合うという行為に発展しました。人差し指を出したら、「違う、薬指だ」と言い、互いの薬指にキーホルダー指輪交換を延々やってました。タイ語で何か言っているのですが、まさかこの子、「入れて」とか「はめて」とか発してないだろうな?・・・。周りから見たら完全な変態オヤジだ。
幼女系の記事だけを集めれば、私は完全なロリータ趣向とも思えるくらいの接近ぶりなのだが、真実を言えば、同じ変態でも全く逆。今でも10歳以上年上ネーさんとの絡みを妄想してやまない年増好みである。子供に性別は無いと思うのだが、女の子は、ませているのか、3-4歳で”女”として振る舞うことがある。子供がかまって欲しそうな顔をして傍にいたりすると放っておけないし、何かしてくれと言われれば危険なことでもない限り、応じる。薬指にキーホルダー指輪とは3歳の割に随分ませていると思わないか? 何を考えているのか?何を意味しているのか?まったくわからないが、「薬指にはめろ」と指図されればご希望通りに、薬指を出してしまう。ネットカフェには飲みモノが売って無いので、歩いて10歩の隣の店まで買いに行くのだが、その度にこの看板娘がついてこようとするので、「3歳をペイバーしたらさすがに犯罪」と思い、買い物のたびに「バイバイ」と手を振って彼女を振り切るのが心苦しかった。
3歳の母にしてはネーさん、3歳の母にしては若すぎる少女、そして看板娘の3歳の少女、この3人がネットカフェの店員だ。若すぎる少女はたまに居るだけなので、よくわからない。しかし、毎日通っていたら、「3歳の少女の母にしてはネーさん過ぎる女性」の母らしき白髪の超ネーさんが現れた。背筋はピンとしているのに、無駄に杖をついているが、相当な美人であることがわかる。服装もタイの民族衣装っぽくトラディショナルを追求しつつも、古臭くなくお洒落で、足元の靴に至るまで気品が漂っている。存在が神がかり過ぎていて、私は声をかけることすらもできなかった。3歳の少女の祖母であるかどうかは不明確だが、「3歳の少女の母にしてはネーさん過ぎる女性」とは確実に親子だ。白髪の超ネーさんの血を引いているとすれば3歳の少女も将来は相当な美人になることが期待できる。白髪の年齢でも依然輝く美しさと気品。素晴らしい年の重ね方ですね。尊敬いたします。
ご家族の皆さんが気を使ってくれている
私がネットカフェに居たら、お姉さんの息子さんがやってきた。歩いて5分のところなので、「歩いて帰れるから、心配しないでOK」と説明した。一度は帰って行ったが、また戻ってきた。私はちょうど先物の取引中で、顔がこわばっていたせいか、彼は声をかけられずにいた。取引が終わったので、帰ろうとしたところ、彼はまだ来て20分。彼もまた10バーツ払ってネットを始めていたので、「私は歩いて帰るから、そのまま送ってくれないでかまわんよ。」とあえて声をかけてから立ち去った。歩いていたら、息子さんがバイクで追いかけてきて一緒に帰ったが、おそらく誰かしらの命令で連れて帰って来いと言われていたのだろう。ちょっと悪いことをしたかもしれない。
お姉さんはこの家の料理人である。そして旦那さんが日本人だったこともあり、日本語が話せ、また変に日本人に対する固定観念がある。日本人は辛いものが食べられないと思っているらしい。だからこの2日は、気を使ったマイルドすぎるタイ料理が出てきていたので、先日、「これは普段皆さんが食べているものですか? あまりにノンスパイシーなので疑問に思います。」と言ったら、私のためにそのように作り、家族全員で手ぬるい料理を食べていたようだ。私はシンガポールに住んでいるので、唐辛子の辛さには慣れています。何度も繰り返しますが、タイ人のお友達がいて、彼らと一緒にタイ料理を食べて、辛いと思った時でもゆっくり食べる程度で、食べられなかったことは一度もないのです。70歳過ぎの日本の老人は辛いものは食べられないかもしれません。ですが20-30代だったらそれはありませんので、普段皆さんが召しあがっているものを私は頂きたいのです!!
と昨日強烈に主張しておいた。チャンラーイ遠征隊がハーレムナイトの一員ではないので、私のことを理解していない弊害だ。ハーレムナイトの参加者であれば、「いつ何時、誰の挑戦でも受ける!」というのが実践されていて、タイディスコでもタイ飯でもハーレムナイトinタイでも言われたことを「ハイハイ」受け入れていたことを知っているし、むしろタイ人から何かリクエストされて”未知の存在”に出遭うことを期待しているということを知っているはずなのだ。俺が認知しているタイ文化には既に興味が無いのだよ。つまり、俺自身のリクエストは俺の認識の範疇を出ないわけだから、貴君らはわがままに色々言えば、俺は全てそれを飲むという構造ができあがっているのに、それを理解していないのはしょうがないな。コストをかけてないわけだから。
タイ北部、チェンマイ・チャンラーイ地方料理をヌア(ヌーア)と呼ぶらしい。北西部はイサーン、中央部はカーン、南部はターイ(海)を意味し、料理は4つに分類される。ヌアはイサーン料理と比較するとレモンが入らない。ヌア料理の信奉者曰く、イサーンはなんでもレモンを入れる、と少し批判気味な意見であった。確かにそう言われると食べ慣れたイサーン料理に比べ、酸味が少ない気がする。ヤムウンセンなど非ヌア料理の代表タイ料理が並ぶが3種類/5種ほどはヌア料理だ。そうだ、これこそ俺が求めるご家族ディナーなのだよ。日本人が食べやすくアレンジされたタイ料理が食いたきゃ日本で食えば良い! 3日目にしてようやく伝わったようだ。3種の中で最も気に入ったのが、ラームゥーという肉料理Rahmuu.jpgだがレバーが入っていて、その苦みがまた良いお味でご飯に非常によく合う。私のタイ語のバイブルには、苦いという味の記述が無いのでそれも解説すると苦みはホームッだ。確かにタイ料理で苦みを強調した料理は少ないが、魚のワタの味と説明して苦心して得たワードである。ホームッ=苦味。苦味のあるタイ料理。実に美味でございました。
最後にデザート。これなんでしょう? わからなかったので写真を撮ってみました。なんでしょう? 味はグァバのような味で形も似ている。色が違うんだが・・・、まぁグァバとしておきましょうか。
次の日はナマズを使ったヌア料理、ラーパー。肉の場合はラームゥー。ナマズ肉は全く食いなれていないのだが、動物肉のような味がした。一方ナマズのかぶとのスープがあり、そのかぶとをいただくと魚の味がする。スープもなんかしらの魚貝スープっぽい味がする。
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