バンコクからドンムアン空港への行き方
Victory Monumentから29、59番のバス。値段は無料(多分特別な王様の記念日だから)、所要時間40分です。2012年はタイ暦では2555と表記されるようです。
BangkokからChang RaiまでAirAsia。驚くべきことに、空港がスワンナプームではなく、ドンムアン。タクシーは情弱なので使いたくない。調べると情報は少ないが、エカマイ-スクンビット経由-ドンムアン空港の513番のバスがある。前日に足を使った実地調査。NanaのMoo Chitに向かって左側の階段を降りたところから徒歩5歩くらいのところにバス停を発見。バス停には、「2,25,48,…,タイ文字.11,.13」と書いてある。数字の順列から考えて、.11が511のような気がする・・・。謎のタイ文字は、ここから500番台とでも書いてあるのだろうか、相当に不安である。待ってみる。2,25,48は各3台くらい通り過ぎ30分以上が経過した。なかなか来ないので、女子高生らしきに聞くと、「Victory Monumentから29番が良いと思う。ここは多分来ない」と言う。なんで来ないのか意味がわからないが、確かに30分待っても来ないので使い物にならない。調べてみると29、59がドンムアンに行くようである。
BTS Sukumvit Lineで、Victory Monumentまで移動。またもMoo Chitに向かって左側の階段を下りる。徒歩1分くらいの所にバス停があるが、そこには29,59の番号は無い。さらに進んでMonumentを右手に見ながら歩道橋を渡ったところに、バス停群があり、そこに29,59の停留所がある。1分も待たないうちに29番が来たので、「ドンムアン?」と色々な人に聞きながら乗車する。運転手さんにも聞いたら、OKというので多分大丈夫だろう。風景を見ていればDon Muang方面と英語で記述されているので、方向は正しいことがわかる。近くなってくると、Airportと書いてある道を通らないので不安になるが、ずっと「した道」で行くので、バス停ごとに止まるし、高速は使わないだけのこと。空港が見える位置にもバス停があるが、見送る。数百メートル先の空港の真横にもバス停があり、こちらが最短距離のようです。運転手さんが「エアポート」と教えてくれたのでそこで降りる。「マネー?」と聞いたら、「いいよいいよ」みたいな感じでした。
無賃乗車やっちゃいました。でも他の民たちもお金を払っている形跡が無かったのですよ。12月5日は何か王族の記念日ですか? お金徴収係が休みなのか、暗黙のお約束事なのかわかりませんが、おめでたい日にカネのことは言うな、というタイらしいカルチャーなのでしょう。お値段は35THBとか100THBとか情報が氾濫しておりまして、正確なことがわかりませんが、窓無し、冷房無し、外国人ゼロ、所要時間40分を考慮すると、35THBのバスだったと思います。
ドンムアンは、スワンナプームに比べるとショボく、全面禁煙のようです。喫煙者の方はご用心を・・・。
チャンライ空港着
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3年半ほど前に一度来たことがあるので、今回はビビらないが、当時としては田舎空港を使ったのは初めてだった。緑の山の中に突っ込む飛行機、そして空港から緑ばかりが見え、ビルが目に入らないのが驚きだった。お迎えが来てくれなかったらお迎えが来てしまうのではないかと心配になったほどだ。今回もお迎えはきっちりと待っていてくれて助かった。お姉さんとお父さんの3人でお出迎えしてくれて、早速車で家に向かう。渋滞・信号などほとんどないがゆっくり走って90分はかかる距離である。Phayaoと聞いていたが、Phayaoまでも車で30分以上かかる場所のようである。
チャンラーイ遠征隊は、ハーレムナイトの一員ではなく、飲み屋の店員で私は3回ほど行ったことがあり、ドリンクを数杯入れただけの関係である。お持ち帰り、店外で会ったこともないので、完全に単なる飲み屋の客という関係なのだが、今回勇気あるオファーをいただいたので受けてみた。
チャンラーイの農家
チャンラーイ遠征隊の家は少し古いが普通の家で、前回訪ねたコンクリートで作りました感がある農家とは異なる。敷地は800平方メートルはある広大な土地に家が3軒ほど立っている。到着してすぐに周りを歩いてみたが15分歩いてもコンビニが見当たらないというくらい長い道の中に建っている。しかし、中国の北京からの電車から見える風景に比べると恐ろしさが全くない。街灯は無く夜は暗そうだが、あらゆるところに人の手が入っている様子が感じられ、置き去りの刑=死刑というほどの危機感は無い。少なくとも家がある以上、水道・電力インフラは行き届いているし、家の前の大きな舗装道路もインドネシアには無い貴重なインフラと言える。また90分に及ぶ空港からの道程でも周囲は田んぼと畑のような人の手が入った跡が必ず見受けられ、ジャングル感・荒土感は全くない。
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3年前にチャンラーイに初めて来た時は、4単語程度しかなかったタイ語の語彙力も3年間で3-4倍の増加という驚異的な伸びである。そして初めて足を踏み入れる海外の田舎にビビったものだが、今となっては恐るるに足らず。言語以外のこうした変化は、確実な経験・識見を積み重ねてきた結果と言えよう。アジア一国一愛人構想において、タイは重要拠点として重視しているが、それ以外の国家を訪れたことによる経験が、タイを見る目を変化を与えている。
お風呂も普通だ。シャワーは付いていないが特に問題は無い。お湯の出るスピードが遅そうだが湯船にたくさんたまっているので、それを使う。風呂に入ってすっきりしたところで、今度はバイクで散歩し少し広い範囲を散策してみる。バイクはホンダ、当然アジア仕様で140kmまで出る。同じ飲み屋で働いていたお友達の家までバイクで10分。チャンラーイ遠征隊の家は大きな道路沿いにあるが、Soi(小道)の家は多少古く木造の高床式のような家も多く目につく。お友達、夕方5時だというのに今起きたところ・・・、あっ、店で見たことある顔だw それよりも新発見、
ガソリンを売る駄菓子屋だ。日本で言う駄菓子屋のような規模と雰囲気で、コンビニの簡素版のような品揃えの店が随所に存在するが、たまに超零細のガソリンスタンドを伴っている。おそらく乗用車ではなくバイクや軽い農機具の需要を満たすためと思われる。バイクのガソリンがEに近かったので、早速ODA第一弾、60THBでフルになる。1リットル辺り48THBと書いてあるように思われるが、あの大型スクーターでタンク容量が1リットルとちょっととは信じがたい。しかし、良いね。田舎の夕暮れの風景を、ノーヘルで2ケツバイク。とても気持ちが良い。ノーヘルも2ケツも違法な日本から来ている俺の気持ちは、チャンラーイ遠征隊には絶対に理解できない感覚であろう。
今度は車でウイスキーを買いに行く。Phayaoの大きなスーパーまで車で40分かかるという。車もガソリンがほとんど入っていないので、ガソリンスタンドで第2次ODA。満タン入れて1880THB。1リットル30THBである。20分ほど走ったところで少し開けた商店街のようなところがあったので、ここで買えるのでは? と言って車のスピードを落とし、そこを散策するとすぐに見つかった。Red Labelは785THBでバンコクより15THBほど安い。キャリーコストの分だけ上がるかと思ったが、そうでもないらしい。親父さんへの賄賂としてLEO BEERをとりあえず3本ほど。
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