ニコニコ動画で死ぬほど笑った動画wwwwwwwwwww
http://netamesi.blog.fc2.com/blog-entry-303.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
より
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12149777?via=thumb_watch_relation

が笑えて名曲だったので、ニコサウンドで「目が逢う瞬間」をDLしました。私と年齢が近い男で見たこと無い人は、音声全開で家で静かに鑑賞することを推奨。騙されたと思って見てみてください。
目が逢う瞬間(とき)とは、ゲーム「アイドルマスター」の関連CD「MASTER ARTIST 05 如月千早」に収録されている如月千早の曲である。
2007/08/22 CD発売? なのかな?
いくらグーグルしても、このケンシロウ動画に阻まれて、本体の音楽が出てこないので、実態は不明であるが、2000年以降の近現代曲である。目が逢う瞬間は、ネット社会では、歌謡曲の領域を超え、ケンシロウとセット。
ニコニコ動画の解説によると、
曲の開始0秒目でいきなり「目と目が逢う」というボーカルで始まり、聴く者をびっくりさせる曲である。だから出オチにも非常に相性がよい。アイマスと無関係なキャラクターや動物が目と目を合わせるだけの、アイマス成分0%のMAD動画にもやたらと使われる。別名「Mega out key」「メガアウト機」とも。
確かに動物同士の目が会う時の動画が私も初見だったが、世代的に北斗の拳の方が面白い。楽曲としての評価は、解説通り”曲の開始0秒目でいきなり「目と目が逢う」というボーカル”は印象的だ。そして、自分で歌ってみて気付いたのだが、21世紀の近現代曲である。いわゆる一般的なロマン派の次の現代派の意味で語ると混乱するので、ここで、日本歌謡曲史だけに的を絞った音楽史的観点から、あえて再定義すると、
バロック派:創世期、昭和初期、淡谷のり子、国民歌謡・軍国歌謡などとも呼ばれた。
クラシック派:発展期、戦後、春日八郎、フランク永井、演歌からムード歌謡へ。
ロマン派:熟成期、1970-1980年代、山口百恵、松田聖子、アイドル歌謡、フォーク。
近代派:衰退期、1990年以降、歌謡界=芸能界の価格破壊、元祖AKB48であるおニャン子クラブの登場(1985年)により、莫大な予算で一人のアイドルを育て上げるビジネスモデルが崩れ、アイドル=歌は下手だけどテレビに出ている人となり、アイドル歌謡は終焉を迎える。ザ・ベストテンなどの歌番組はテレビ界から消え、ドラマ・CMタイアップソングがヒット曲の中心となり、さらに現代ではCD媒体によるビジネスモデルが完全に崩壊し、歌謡曲という言葉すらも聞かれなくなった。
Wikipediaの定義による歌謡曲
1.ヨーロッパやアメリカ合衆国などから日本に入ってきた日本国外のポピュラー音楽のうち、ジャズやロックの影響の薄い、古い時代の楽曲。主にシャンソンで、これらを指す和名。
2.広義としては、日本のポピュラー音楽全般のうち、歌詞のあるものを指す。この意味では、日本のポピュラー音楽(歌詞付)の総称として、演歌からロックに至るほとんどの楽曲が含まれる
私は2の意味で歌謡曲という言葉を使っているので、日本を代表する歌謡曲歌手というと、サザンオールスターズ、チャゲ&飛鳥、松任谷由美、井上揚水などなど、挙げて行くとキリがないですが。いずれにしても歌謡曲近代派の音楽と比べると、基本に忠実で、クラシックゥーな響きを持っています。
ここで言いたいことは、歌謡曲近代派は、いわゆる管弦楽の近代派と同様の傾向があり、近代派の代表格であるストラビンスキーは、変拍子や不協和音を多用し、クラシカルなモーツァルトが持つ単純な音楽の美しさを否定しています。歌謡曲近代派と言える「目が逢う瞬間」を歌ってみると、クラシック派民族は気づくと思いますが、音節が基本を外してきています。それが現代風なお洒落な響きを感じさせているのでしょう。
目が逢う瞬間 の 歌詞 で表現しますと
目と目が逢う瞬間好きだと気付いた
あなたは今どんな気持ちでいるの
これが歌では
目と目が逢う(6) しゅーんかんすー(5) きだと気付いた~(7)♪
あなたは今(6) どんなきも(5) ちでいーるーの(5)
(何を言ってるか分からないと思うので、原曲を聴いてみてください。こういう区切りで歌っています)
カッコで字数を示しましたが、日本の歌謡曲である、7-5のリズムには、ほぼ従っていることがわかります。最初のフレーズが6音で字余りですが、この曲は弱起(アウフタクト)、だから正確には、「と目が逢う」、で始まり、この”と”がオンビートなので5音
音節の区切り方は、意味と通常の会話の区切りを全く無視する構造になっており、このことで、これが会話から発生した歌ではなく、歌として発生した歌であることを強調し、現代音楽らしい響きを持たせています。一方、クラシック派歌謡曲になじみ過ぎている私にはとても難しい現代曲で、ついつい
目と目が逢う(6) しゅーんかんすきー(6) だと気付いた~(6)♪ おっと合わないなっ
あなたは今(6) どんなきもち(6) でいーるーの(4) あれ? またずれた
と歌ってしまうのです。この気持ちがわかる人、ニコニコ動画では、「おっさんホイホイ」のタグが名曲揃いですよw。僕はおっさんですが、この「目が逢う瞬間」は好きです。
【昔の思い出】
2012.02.10|東電OL殺人事件 2/2 ~容疑者と現場
2011.06.15: 名作ドラマ 高校教師
2010.08.12: アルツと私 ~病魔の果てに辿り着いたところ
2010.02.15: 通信隊 それは陸のOff-Shore
2010.01.06: ミゼラブルキヨシ
2009.10.28: 女の好みも時と共に成長する
2009.04.08: 試験の評価がスペシャリストを殺す
2009.02.13: 女系家族の掟
2009.02.06: 博打における女性誘致
2008.08.07: 子供のための動物園だよね
2008.08.06: 老後もアマくない日本の現実
2008.08.05: 一族の素敵な仲間たち