先日、オーケストラのコンサートで演奏してきました。
曲目
ヴェルディー 運命の力
ライネッケ フルート協奏曲
Yan Symphony No.1 ”Harmony”
以上3曲。
知ってる曲ある人居ますか?
3番目の曲は誰も知らないはずで、世界初演。というより楽団の指揮者が作った曲ってだけなんですけどね。
プログラム中一番有名な曲が「運命の力」ってのもなー。これには隠された理由”陰謀”があることに気付きました。
指揮者は自分の作った曲をメインにしたかったので、あまりにも有名な曲を持ってきてしまうと自分の曲がかすんでしまう。
練習の段階においても、自分の曲の直前に演奏される”前座”のフルート協奏曲には、時間はほとんど割かず、
既に仕上がっている運命の力に多くの時間を費やしていた。
職権乱用と思える指揮者の独裁暴君ぶり。俺は嫌いじゃないぞ。
ところで、改めて気付いたことがあります。私はいつも男の世界にいますが、オーケストラにおいても例外ではありませんでした。
Bass Tromboneの座り位置を想像していただけるでしょうか? 
だいたい、オーケストラでも吹奏楽でも客席から見て右の上に位置します。
周りの楽器は? 
自分から見て、右はTrombone 1stと2nd、左はTuba、コントラバス。後ろは壁で、前はファゴット。
Playerは往々にして、男ばかりで占められる重低音系楽器。
唯一の可能性があるファゴットも、数ある楽器の中からあえてファゴットを選ぶ女性は、”渋い”女性が多いのです。
花形女性が多く居そうなフルートやヴァイオリンは遥か彼方。
私の頭の中には女性から遠ざかっていくことを好む遺伝子がプログラムされているのでしょうか?