去年の末が天井ですか・・・
世界中の株がブチ下がっている最中、10年ものは12月18日に過去最低利回りを付けたんですって。
だけど、今年に入ってから売られまくって、ダメダメと。
あれ?
去年の17日に高いっつって売ってた天才がいたような・・・
僕の記憶違いかな?
http://www.ichizoku.net/2008/12/us-strips.html
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2009-02-10 08:00:59 「債券自警団」が帰って来た-米国債相場、1980年以降最悪のスタート
【記者:Dakin Campbell and Daniel Kruger】
2月10日(ブルームバーグ):「債券自警団(bond vigilantes)」が米国債市場に帰って来たのかもしれない。
10年前、当時のクリントン政権に財政支出を放棄させ、財政均衡への道を選ばせた債券自警団は今、米史上
最大の支出策を講じようとしているオバマ政権を苦しめている。米国債利回りは上昇し、消費者の借り入れ
コストも上がっている。
今年これまでの米国債相場は、運用成績がマイナス3.6%と、1980年以降で最悪のスタートを切った
(メリルリンチの米国債マスター指数調べ)。期間が長めの国債利回りは過去6週中、5週で上昇。
米政府が借り入れを拡大させる一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は国債買い入れを実施しないと
の懸念から相場は下げた。
ジェフリーズの米国債マネジングディレクター、トム・ディガロマ氏はオバマ政権とFRBを
「債券自警団が試しにかかっている」と指摘する。
米10年債利回りは、FRBが「期間の長い米国債を買い入れることの利点について評価中だ」と言及した
2日後の昨年12月18日に過去最低の2.035%を付けたが、そこから最大1ポイント上昇している。
12月31日以降の10年債利回り上昇幅は0.77ポイント。30年債利回りは0.97ポイント上がって3.65%。
米国債が売られている別の理由は信用収縮が緩和し始め、安全資産として国債に逃避する必要性が
減ってきたこともある。この逃避により、3カ月物Tビル(財務省短期証券)相場は昨年、14%も上昇。
1995年のプラス18.5%以来、最高のパフォーマンスとなった(メリルリンチの指数調べ)。
供給は途絶えない
キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズの債券共同責任者、E・クレイグ・コーツ氏は「債券相場を押し上げ
ていた不足感と恐怖感は解消しつつある」と指摘する。同氏はクリントン政権時代に長期債の売りに回
ることで同政権に財政支出よりも赤字削減に軸足を移させた当時の自警団のメンバーと自負している。
ゴールドマン・サックス・グループによれば、オバマ政権の景気対策に向け、財務省は今年9月末まで
の2009会計年度に過去最大の2兆5000億ドルの借り入れが必要となる公算で、これは08年度の国債
発行高8920億ドルのほぼ3倍。リバーソース・インベストメンツで国債を担当するジェイミー・ジャクソン氏
は「供給は途絶えない」と語った。
原題:Bond Vigilantes Push Treasuries Into Bear Market as YieldsRise (抜粋)