素人がハマっている必負法 3/3 ~上がったら細かく利確する株式売買の行く末

株式市場の市場参加者はFXに比べると、資金量的に質が高い。100万円未満は稀で500~1000万円程度が多く、そこから永遠に成長しないので、2000万円超になると急激に数が減るw なぜ、いわゆる個人投資家の多数が500-1000万円で停滞しているのか? 株で勝ちきれていないから成長しないのではあるが、その原因は、FXのゴミと同じ、ちょっと儲かったら売る というチマチマした取引をしているからである
私の独自の調査によればw(周囲の負け組君たちのやりかたにすぎないのだが)、株の場合、FXのようにレバレッジがかかっていないので、利益確定の幅は2%~30%程度と報告を受けている。FXの数十銭抜き売買が引き起こす、負けるまで止めない=高値掴みするまで止めない、という要因は共通しているが、株はFXよりも奥深いものなので、“ちょっと儲かったら売る”という愚行が、より広範に悪影響を及ぼしていく
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「あの時にアマゾン(マイクロソフトでもアップルでも良いのだが)を100万円買っていれば、今頃、1億円だよ・・・。」
よく聞く後悔の念だがw 100倍か・・・、いつも5~10%上がったら、売ってるよね? ということは100倍はおろか、2倍のリターンも取れないのが確定の方法。テクニカル・チャート的に高いから売る? 100倍銘柄のチャートは、米国時価総額トップ10企業の30年のチャートを取得すれば大体、数十倍~100倍くらいにはなっているはずだが、米国市場の超一流企業、完全右肩上がりのチャートにおいて、売り時は無い。もっとも30年前のマイクロソフトなどは、ナスダックに上場している玉石混合の詐欺銘柄に紛れている状態だろうから、発掘するのも極めて難しいことなのだが。
良い銘柄を持ち、悪い銘柄を売る。
この基本原理は、字で書くと誰しもが当然と思う原則なのだが、5%上がったら売る手法がその排反事象であることは気付かれていない。良い銘柄は業績を飛躍的に伸ばし、それとともに株式時価総額が爆発する。AAPLやGOOGのようにTop30に仲間入りしてから成長を続け、Top3に入るような企業もあれば、サンマイクロやノキアのように吸収合併された運命をたどることもあれば、金融機関のように没落する銘柄もある。一方、悪い銘柄とは反対に、業績や株価が横ばい、もしくは下落をし続けることになるのだが、5%上がって売る=5%上がってない銘柄を塩漬け状態で保有する=成長していない悪い銘柄を長期保有する。ダメでしょw
株式市場で一番勝った人の真似をしよう。
勝った人は、外資系金融機関wで働くトレーダーだとか、ヘッジファンドwのファンドマネージャーだとかいう間違った世の中の見方をしている人が多い。ファンマネは、一部例外的に、ジョン・ポールソンやジョージ・ソロスがいるのだが、トレーダーやファンマネで100~1000億円単位の資産を保有する人は極めて稀であるし、仮にいたとしても1000億円未満だとそれを発見・追跡するのも難しい。株式市場で一番勝った人は、大企業のオーナーさんです。世界で言えば、ビルゲイツやウォーレンバフェット、マイクロソフト社の10Kは英語だから読みたくないというならば、日本一の孫正義、つまりソフトバンクの投資行動を見るのが一番参考になるはずなのに、なぜかみんなそれをしないw ソフトバンクの起爆剤の最大要因は、ヤフーを買ったことで、今でも持ち続けているでしょう? 「俺は孫さんになれない」というあきらめが、ソフトバンクを見たくなくなるのだろうか? 孫さんになれないのは事実なんだがw、孫さんも失敗していると思うよ。何百社も買収し、プロジェクト投資なども含めれば数千を超えるであろう。そのほとんどが爆発的な成功はしていない。ヤフーたった1社の爆発があれば、他の投資の失敗や、プチ成功は無視できるほどに小さくなってしまう。9勝1敗で負けるのは、FXの場合は小さな値幅で儲け、一回の暴落で全てを失い、株の場合は、小さな値幅で儲け、ダメ銘柄を保有し続けるということになる。逆に1勝9敗で勝つのは、たった一つの化け物銘柄を保有し続けることで、他の銘柄など関係なくなってしまう状態となる。
株で勝った金で、何を買う?
ちょっと上がったらすぐに利益確定。この行動を引き起こす要因は、株で儲けたら、より豊かな生活、老後の資金、車などの足しにしたい、という下心が要因だ。「株で儲けたらどうするの?」と聞かれて、私が「もっといっぱい株を買う。」と答えたら、「意味ねー、バカすぎる」と言ってきた奴が居たのだが、豊かな生活という消費のために投資をすることが矛盾があるし、そういうのは投資といわずに、「遊びで株をやってる」というのだ! 株式市場なめんじゃねーぞw 話としては「結論を先に」がよい説明、よい話し方だと言われる。当ブログでは、カネとは、消費に使う目的のカネを指し、投資に使う目的のカネを資本と呼ぶことにしている。最初に「カネを目的に株をやるという根性が負けを引き起こす。」と結論付けるとどういう印象を抱くかね? なんか宗教っぽいでしょ? この結論を言うために長い説明を前提として書いたのだが、素人諸君に伝わる言い方だと思うかね?
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