1-7位まで日本・ドイツ勢で独占。
7位までで、時価総額ウェイトの独占率も7割強にのぼります。
両国が誇る巨大産業ということだけはあります。
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大きな声ではいえませんが国ごとに見れば日本勢45-50%、ドイツ勢30-35%、次はフランス6%で日本優勢。
生産台数は今でもアメリカビッグ3は今もすごいですが、株式市場的には車業界のシェア2-3%の人たちの戯言です。
そろそろぶっ飛びそうな米系自動車については、後に債券投資で触れましょう。
この年間生産台数、アメリカ・日本が1100万台に対して、ドイツは約500-600万台。
日本の自動車産業にお勤めの方の努力が分かります。
アメリカの場合は、株主には全く配分せず、従業員の年金と医療費に全てをつぎ込んでいるので
従業員としては、きっと楽なのでしょう。
ドイツは、半分の台数で、日本の7割の利潤を生み出しているわけだから、のんびりしてるわけです。
ドイツの利潤の源泉、ここでもまたスケープゴートたる税と規制の登場です。
日本ではBMWもベンツもアウディも山ほど見かけるのに対し、ドイツでは、日本車殆ど見なかった。
そんな国は世界でも珍しい。相当な勢いで自国産業保護の規制と関税をかけているに違いない。
自動車産業は日本の国家産業。国家戦略として、10-20%の関税の非対称性をなんとかしようと思わないのかな?